ウィリアム・コール (初代エニスキレン伯爵) – Wikipedia

初代エニスキレン伯爵ウィリアム・ウィラビー・コール（英語: William Willoughby Cole, 1st Earl of Enniskillen、1736年3月1日 – 1803年5月22日）は、アイルランド王国出身の政治家、貴族。

初代マウントフローレンス男爵ジョン・コールとエリザベス・モンゴメリー（Elizabeth Montgomery、1771年4月にバースにて没、ヒュー・ウィラビー・モンゴメリーの娘）の息子として、1736年3月1日に生まれた^[1]。1756年から1757年にかけてグランドツアーに出てヨーロッパを旅した^[1]。

1761年から1767年までエニスキレン選挙区（英語版）の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた後、1767年11月30日の父の死に伴いマウントフローレンス男爵位を継承、1768年3月7日にマウントフローレンス男爵としてアイルランド貴族院議員に就任した^[1]。その後、1769年から1803年までファーマナ首席治安判事（英語版）を務めた^[1]。

1776年7月20日、アイルランド貴族であるファーマナ県におけるエニスキレン子爵に叙され、1777年10月14日にエニスキレン子爵としてアイルランド貴族院議員に就任した^[1]。1789年8月18日、同じくアイルランド貴族であるエニスキレン伯爵に叙された^[1]。貴族院ではアイルランド王国とグレートブリテン王国の合同に反対したという^[1]。

晩年に風邪をこじらせて1803年5月22日にスライゴ県ヘイズルウッド（英語版）で死去、息子ジョン・ウィラビーが爵位を継承した^[1]。

1763年11月3日、アン・ロリー＝コリー（Anne Lowry-Corry、1742年6月24日 – 1802年9月、ガルブレイス・ロリー＝コリーの娘）と結婚^[1]、5男5女をもうけた^[2]。