ディヴォック・オコス・オリジ(Divock Okoth Origi, 1995年4月18日 – )は、ベルギー・オーステンデ出身のサッカー選手。リヴァプールFC所属。ベルギー代表。ポジションはフォワード。 クラブ来歴[編集] KRCヘンクのユースチームでキャリアをスタートさせ、2010年5月、フランスのリールユースに移籍した。 2013年2月2日、トロワAC戦でプロデビューを果たし、ディミトリ・ペイェのクロスから初得点を記録した[1][2][3][4][5]。 2014年7月29日、イングランドのリヴァプールFCに移籍した[6]。ただし、2014-15シーズンはレンタル移籍の形でリールに残留することになる。 2015年8月、レンタルバックでリヴァプールFCに復帰した。クロップ監督の下、サブでの途中出場やカップ戦での出場がメインであった。2015年12月のリーグカップ準々決勝のサウサンプトン戦ではハットトリックを決めた。 2016-17シーズンは11月のサンダーランド戦などでゴールを決めている[7]。 2017年8月31日、VfLヴォルフスブルクへレンタル移籍[8]。 2018-19シーズンはリヴァプールに復帰した。2018年12月2日のマージーサイド・ダービーではロスタイムに劇的決勝ゴールを決め、2019年5月5日のニューカッスル戦でも後半負傷のサラーと交代での出場、2-2からの決勝ゴールを決めた。UEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのFCバルセロナ戦において、1stレグで0-3とリードされる厳しい状況で、サラーとロベルト・フィルミーノの怪我で先発出場のチャンスを得ると、決勝ゴールを含む2ゴールを決め、その2点目がトータルスコア4-3とする劇的な逆転ゴールとなり、チームを2年連続となる決勝進出へと導くと[9]、決勝では1-0とリードしながらもトッテナムに攻め込まれる苦しい展開の中、後半途中出場すると2-0へとリードを広げるゴールを決め、リヴァプールの14シーズンぶりのチャンピオンズリーグ優勝に大きな役割を果たした[10]。また、チャンピオンズリーグ決勝でゴールを決めた2人目のベルギー人選手になった(1人目は2015-16シーズンの決勝で決めたカラスコ)。 2019-20シーズン、プレミアリーグ開幕戦でマネに代わり先発出場のチャンスを掴むとゴールを決めて勝利に貢献した。12月4日のエヴァートンとのマージーサイド・ダービーでは先発出場し2ゴールを決め、ライバルからの勝利に貢献した。 2020-21シーズンは、ディオゴ・ジョッタが加入したことにより、急激に出番を失う。結局このシーズンはリーグ戦9試合出場し無得点に終わり、ジョッタは19試合に出場し9得点と対照的な成績となった。 2021-22シーズンもジョッタの後塵を拝し、クラブOBのジェイミー・キャラガーからは同じく出場機会を失いつつあった南野拓実と共に辛辣な評価を与えられた[11]。12月4日のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦では決勝点を挙げるも状況は好転せず、シーズン後半にはACミランからの関心が寄せられた。 代表経歴[編集] ベルギー代表として各年代でプレーし、2014年5月13日、2014 FIFAワールドカップに出場するメンバーに選出された。
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