休み時間 – Wikipedia
休み時間(やすみじかん)とは、それまでの活動を中断し休憩や休息を取る時間のこと。多くは学校や会社の活動時間内においてそれを中断する時間のことを指す。だが、愛知県内の学校ではこの言葉は用いられない(後述)。労働などにおいては、休憩時間(きゅうけいじかん)あるいは休息時間(きゅうそくじかん)などと呼称することが多い。 労働における休み時間[編集] 会社等において休み時間は、休憩時間もしくは休息時間とも呼ばれる。欧州連合では、 6時間ごとに休憩時間を確保するよう定められている(労働時間指令Article 4)。 日本では、休憩に関しては日本国憲法第27条第2項に基づき規定された労働基準法において規定されている。具体的には以下の表の通りである。 労働基準法第34条の規定 労働時間 〜6時間 6〜8時間 8時間〜 最低休憩時間 なし 45分 1時間 これは最低基準なので、これを上回る休憩時間の付与でも良い。上回る休憩時間の上限は定められていない(2時間や3時間の休憩時間も可能である)。 休憩時間を分割(午前に10分と昼に40分と午後に10分など)して与えることも可能である。 公務員に関しては別に定められている(国家公務員法第16条(一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する法律第9条)、地方公務員法第58条、など)。 休憩時間の「自由」[編集] 労働基準法第34条第3項で規定されている通り、労働者に対しては休憩時間を自由に利用させなければならない。この自由とは、労働者が権利として労働から離れることを保障されている時間を意味し[3]、つまり、労働・職務から解放させる必要がある[4][5]。この自由を侵害した使用者に対しては、労働者が精神的苦痛を受けたとして慰謝料請求することも認められる最高裁判例がある[6]。
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