モード系 – Wikipedia

モード系(モードけい)は、各ブランドやシーズンや集団毎に異なる服装や髪型などの流行を意味するモード(mode)に、系統や体系を表す系という語を加えた複合語。
後述するように具体的な形式などはなく、また同じような服装をしていても時代や集団によってモードではなくなるため、実態の無い言葉。逆説的にモード系とくくられるような特徴であれば、既に陳腐化してモードではない可能性が高い。

  • モードを含む服飾は商品伝播の理論では、革新者による台頭期、初期採用者による台頭から成長期、初期追随者による成長期、後期追随者による成熟期、遅延者による衰退期があり、同じような細く丈が短いブラックスーツでも、ディオールなどが発表した当時は台頭期でモードであるが、洋服の青山などが模倣し遅延者が着るようになると衰退期でありもはやモードではなく陳腐化する。[1]
  • モード(MODE)はフランス語で流行やファッションを意味し、英語のファッション(FASHION)である。転じて流行の源のひとつである各ブランドがファッションショーや実際の製品で提案する印象や着こなし。各ブランド等やシーズン毎にそれぞれ異なる複数のモードがあり、系統建てて分類される基準があるわけではない。[2]
  • 系は系統や体系などで、具体的には太陽系や消化器系など組織や階層などの分類。[3]
  • 髪型においては各国の理美容団体が毎年、または春・夏と秋・冬の年2回、その年のモードコレクションや流行色などのトレンドにあわせた髪型が発表される。[4][5]
  1. ^ http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/common/chushou/b_keiei/keieiseni/pdf/rite007.pdf
  2. ^
    vogue
  3. ^ goo辞書
  4. ^ 全理連ニューヘア
  5. ^ 日本ヘアーデザイン協会ニューヘアモード

関連項目[編集]