二見浦駅 – Wikipedia

二見浦駅(ふたみのうらえき)は、三重県伊勢市二見町三津にある、東海旅客鉄道(JR東海)参宮線の駅である。

景勝地の二見浦は「ふたみうら」だが、駅名は「ふたみうら」である。

快速「みえ」は全列車が停車する。鳥羽方面へ当駅を出てすぐのところにある二見トンネルは参宮線唯一のトンネルである。

ホーム(2009年9月21日)

島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームと駅舎との間は、地下道で結ばれている。

伊勢市駅管理の無人駅。かつては直営駅でJR全線きっぷうりばもあったが、のちに東海交通事業による簡易委託駅となった。その後2011年3月31日をもって簡易委託は終了し無人化された。

駅舎は夫婦岩をモチーフとした前面がガラス張りのものであり[1]、1993年に建てられた。それ以前は大きな木造駅舎であった。

のりば[編集]

利用状況[編集]

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[10]

年度 一日平均
乗車人員
1998年 466
1999年 434
2000年 428
2001年 375
2002年 359
2003年 330
2004年 322
2005年 328
2006年 331
2007年 323
2008年 326
2009年 297
2010年 300
2011年 195
2012年 205
2013年 238
2014年 203
2015年 221
2016年 236
2017年 255
2018年 248
2019年 259

バス路線[編集]

※ 快速「みえ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東海旅客鉄道(JR東海)
参宮線

五十鈴ケ丘駅 – 二見浦駅 – 松下駅

注釈[編集]

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典[編集]

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、24-25頁。
  2. ^ “新裝の二見の浦驛”. 伊勢新聞: p. 2. (1942年7月9日) 
  3. ^ “郷土のしおり 駅 《36》 二見浦駅”. 中日新聞 朝刊 三重県総合: p. 13. (1980年12月7日) 
  4. ^ “客車引込工事終る 遷宮まつ二見ヶ浦驛”. 伊勢新聞: p. 4. (1953年9月22日) 
  5. ^ 『二見町史』p829、但し本誌では年を「昭和59年」と記載
  6. ^ “「CTC化」完成 紀勢本線と参宮線”. 伊勢新聞: p. 1. (1983年12月20日) 
  7. ^ “きょうから無人化 国鉄二見浦駅 乗車券は委託販売に”. 中日新聞 朝刊 三重総合: p. 13. (1983年12月21日) 
  8. ^ “二見浦駅を改築へ JR東海、近く着手へ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年9月9日) 
  9. ^ “ピッカピカ観光拠点 JR二見浦駅 鏡張り駅舎が完成”. 中日新聞 朝刊 三重版: p. 16. (1993年2月21日) 
  10. ^ 三重県統計書 – 三重県

参考文献[編集]

  • 『二見町史』1988年3月31日発行、編纂:二見町史編纂委員会、発行:二見町役場

関連項目[編集]