運河駅 – Wikipedia

東口 駅正面(2014年1月15日)

西口 自由通路(2014年1月15日)

ムルデル記念通り(東口)

運河駅(うんがえき)は、千葉県流山市東深井にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である[1]。駅番号はTD 19

当駅を通る急行列車も停車し、アーバンパークライナーの停車駅でもある。

駅名は、近くを流れる利根運河に由来している。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有する地上駅。

橋上駅舎は2013年7月13日から段階的に供用が開始された。橋上駅舎には改札階と東西の出口・ホーム間をそれぞれ連絡するエレベーターとエスカレーターが設置されている。

橋上駅舎は当初西口のみの暫定供用、2013年12月27日より東口及び東西自由通路の供用も開始された[1]。駅舎の橋上化に伴い東口駅前広場が整備され、東口とふれあい橋を結ぶ歩行者専用道路が新設された。

トイレは改札内コンコースにあり、多機能トイレを併設する。

柏・船橋方面は複線で当駅が単複境界となり春日部駅までは単線である。[6]

橋上化以前の駅舎は大宮方面の単式ホームホーム側にあり、柏方面及び中線の島式ホームとは地下道により連絡していた。

のりば[編集]

主本線と中線

1番線・3番線が主本線である。

2番線は中線で上下線に出発可能である。主に当駅 ー 柏駅間の区間列車の折り返しに使用し急行列車運転時間帯は区間列車と緩急接続する。夜間帯は大宮発当駅終着の特急アーバンパークライナーに使用する。

画像

利用状況[編集]

2020年度の1日平均乗降人員は13,025人である[7]

近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員
年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
2001年(平成13年) 21,141 10,610
2002年(平成14年) 20,813 10,458
2003年(平成15年) 21,785 10,989
2004年(平成16年) 21,620 10,916
2005年(平成17年) 21,965 11,060
2006年(平成18年) 22,472 11,253
2007年(平成19年) 23,119 11,501
2008年(平成20年) 23,269 11,572
2009年(平成21年) 22,766 11,316
2010年(平成22年) 22,628 11,247
2011年(平成23年) 22,981 11,309
2012年(平成24年) 23,165 11,407
2013年(平成25年) 21,909 10,776
2014年(平成26年) 21,232 10,472
2015年(平成27年) 21,781 10,766
2016年(平成28年) 21,718 10,850
2017年(平成29年) 22,029 11,005
2018年(平成30年) 22,053 11,019
2019年(令和元年) 21,875
2020年(令和 2年) 13,025

駅周辺は流山市であるが、利根運河を越えると野田市(一部は流山市域)の市域に入る。駅西側には千葉県道5号松戸野田線・流山街道、東側には国道16号、利根運河に沿って千葉県道407号我孫子流山自転車道線が走る。

東深井地区はTBS、東急不動産、小田急電鉄などによって開発された住宅街となっている。また、須田恒弘プロデュースによる、ニュージーランドの街並みを再現した「ルアジーランド流山」の分譲が行われ、ニュージーランドからも関心が寄せられた。利根運河を挟んで野田市側に東京理科大学(野田キャンパス)も立地するため、単身学生向けアパートも多い。

西口出てすぐにタクシーのりば(主に丸川タクシー)がある。

流山市東深井・西深井等
野田市山崎等
  • 関東運輸局千葉運輸支局 野田自動車検査登録事務所
  • 東京理科大学野田キャンパス(理工学部・薬学部)[1] – 流山市に跨る。東京理科大学へは、運河橋またはふれあい橋を渡る。当駅は流山市と野田市の境界に近い場所にあり、橋の北側は一部を除き野田市域である。
    • なるほど科学体験館
    • 理窓会記念自然公園
    • 総合グラウンド
  • 江戸川病院
  • 宗教法人霊波之光[10] – 東京理科大学野田キャンパスの北側に隣接する。人道橋の「ふれあい橋」は、霊波之光が1996年に建設して野田市に寄贈したものである[10]
  • 運河橋
  • ふれあい橋(ニールセン・ローゼ橋)

バス路線[編集]

流山ぐりーんバス「東深井散策の森入口」「四季の杜」「東深井28号公園前」(江戸川台東ルート)とまめバス「西亀山」(南ルート中根)が最寄り停留所だが、いずれも徒歩10分程度離れた場所にある。かつては駅前に茨急バスの停留所があり、流山駅行き・野田市駅行きが運行されていた。

  1. ^ a b c d e “「運河駅」新たに東口も 一連の改良工事完了 流山市と東武鉄道”. 千葉日報(千葉日報社). (2013年12月28日)
  2. ^ 東武鉄道. “2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン【特急列車概要】”. http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b71449315c885fe96933bd12d8f48b8a/170118_1.pdf?date=20170118121527 2017年1月18日閲覧。 
  3. ^ 東武鉄道. “2020年3月東武アーバンパークラインで大幅なダイヤ改正を実施!ラッシュ時の柏~船橋間を最大11分短縮します!”. http://www.tobu.co.jp/file/pdf/b17451762c90143872982fcec973cf70/190927_2.pdf?date=20190927165005 2020年3月14日閲覧。 
  4. ^ 東武鉄道. “東武アーバンパークライン、急行運転の開始や最終列車の繰り下げ等大幅なダイヤ改正を2020年3月14日に実施”. http://www.tobu.co.jp/file/pdf/3bdb0d4f3719a977aa3447c6a0d269de/191209.pdf?date=20191210191718 2020年3月14日閲覧。 
  5. ^ 東武鉄道. “2020年6月6日(土)ダイヤ改正を実施!【特急列車・THライナー・SL大樹概要が決定】”. https://www.tobu.co.jp/file/pdf/555685de09870d4935783c8360e9aa1d/200225_2%20.pdf?date=20200225145408 2020年3月14日閲覧。 
  6. ^ 南桜井駅・梅郷駅付近は複線のように見えるが公式には単線である。
  7. ^ 駅情報(乗降人員) – 東武鉄道
  8. ^ 各種報告書 – 関東交通広告協議会
  9. ^ 千葉県統計年鑑
  10. ^ a b “[しおかぜ]利根運河にふれあい橋――野田市/千葉”. 毎日新聞地方版千葉. (1996年8月7日) 
東武鉄道
TD 東武アーバンパークライン

急行

梅郷駅 (TD 18) – 運河駅 (TD 19) – 流山おおたかの森駅 (TD 22)
区間急行・普通

梅郷駅 (TD 18) – 運河駅 (TD 19) – 江戸川台駅 (TD 20)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]