宇治市 – Wikipedia
宇治市(うじし)は、京都府の南部に位置する市[5]。
京都盆地の東南部にあり[5]、京都市や大津市と隣接する[5]。人口は約18万人。京都市に次ぐ、京都府内の第二都市である。
ユネスコ世界遺産ともなっている平等院、宇治上神社等の文化財や宇治茶等の特産品で知られる。
西側に非常に大きな巨椋池があったが干拓地となり、現在は農地と住宅地と商工業地になっている。
京都市への通勤率は29.1%(平成22年国勢調査)。
地名の由来[編集]
地形[編集]
山地[編集]
- 主な山
河川[編集]
- 主な河川
湖沼[編集]
- 主な池
人口[編集]
宇治市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 宇治市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 宇治市 |
■青色 ― 男性 |
宇治市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
1960年代前半から京阪神の住宅都市として脚光を浴び、市内各地で宅地造成が相次いで行われた。これにともない著しい人口増加がはじまり、1979年8月には15万人を、1998年9月には19万人を超えた。市が策定し2011年から実施している「第5次総合計画」では、「第1次総合計画」から盛り込まれている『みどりゆたかな住みたい、住んでよかった都市』という都市像を引き続き基本理念としつつ、国全体で減少傾向と予測される人口動向に対応し、市街化地域を拡大しないほか大幅な人口増加を前提としない(計画終了年度の2021年における設定人口は18万人あまり)など、情勢に即した計画が策定されている[6]。
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、0.01%増の189,609人であり、増減率は府下26市町村中5位、36行政区域中9位。
健康[編集]
- 平均年齢:42.1歳(2005年国勢調査[7])
隣接自治体・行政区[編集]
- 京都府
- 滋賀県
古代[編集]
中世[編集]
近世[編集]
近現代[編集]
現代[編集]
市長[編集]
- 歴代市長
宇治市は第二次世界大戦後の発足で、完全普通選挙時代の到来以降に成立した市である。したがって、宇治市長選挙は第1回から公選であった。官選時代は存在しない。
首長の代数(歴代)の数え方は何種類もあるが、本節では a, b を添える形で書き分けながら解説する。表示欄では「代(a)」「代(b)」という名で2種類を記載した。a は就任のあるたびにカウントする方式に基づく代数(就任代)であり、b は同一人物による連続就任をカウントしない方式に基づく代数である。宇治市は a の方式を採っているが(他の例:八王子市、弘前市[1]、浜松市[2])、b の方式を採る自治体も多く(例:京都市長[3]、大垣市[4])、a と b の違いを認識しないまま単純に比較すると誤解が生まれる。なお、返り咲きがあろうとも同一人物を1カウントとする方式もあるが、現状、宇治市は該当しない。
代a | 代b | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
公選市長 | |||||
1 | 1 | 山崎 平次[注 2] | 1951年(昭和26年)4月16日 | 1954年(昭和29年)10月18日 | 1期4年を満了せず。 |
2 | 2 | 1954年(昭和29年)11月5日 | 1958年(昭和33年)11月4日 | 1期4年満了。 | |
3 | 3 | 新庄 義信 | 1958年(昭和33年)11月5日 | 1962年(昭和37年)11月4日 | 1期目4年満了。 |
4 | 1962年(昭和37年)11月5日 | 1966年(昭和41年)11月4日 | 2期目4年満了。 | ||
5 | 1966年(昭和41年)11月5日 | 1970年(昭和45年)11月4日 | 3期目4年満了。 | ||
6 | 4 | 1970年(昭和45年)11月5日 | 1974年(昭和49年)3月8日 | 1期4年を満了せず(病気辞任のため)。 | |
7 | 5 | 渡辺 博 | 1974年(昭和49年)4月8日 | 1976年(昭和51年)11月7日 | 1期4年を満了せず(急逝のため)。 |
8 | 6 | 1976年(昭和51年)12月19日 | 1980年(昭和55年)12月18日 | 1期4年満了。 | |
9 | 7 | 1980年(昭和55年)12月19日 | 1984年(昭和59年)12月18日 | 1期目4年満了。 | |
10 | 1984年(昭和59年)12月19日 | 1988年(昭和63年)12月18日 | 2期目4年満了。 | ||
11 | 1988年(昭和63年)12月19日 | 1992年(平成4年)12月18日 | 3期目4年満了。 | ||
12 | 1992年(平成4年)12月19日 | 1996年(平成8年)12月18日 | 4期目4年満了。 | ||
13 | 8 | 久保田 勇 | 1996年(平成8年)12月19日 | 2000年(平成12年)12月18日 | 1期目4年満了。 |
14 | 2000年(平成12年)12月19日 | 2004年(平成16年)12月18日 | 2期目4年満了。 | ||
15 | 2004年(平成16年)12月19日 | 2008年(平成20年)12月18日 | 3期目4年満了。 | ||
16 | 2008年(平成20年)12月19日 | 2012年(平成24年)12月18日 | 4期目4年満了。 | ||
17 | 9 | 2012年(平成24年)12月19日 | 2016年(平成28年)12月18日 | 1期目4年満了。 | |
18 | 2016年(平成28年)12月19日 | 2020年(令和2年)12月18日 | 2期目。 | ||
19 | 10 | 松村淳子 | 2020年(令和2年)12月19日 | 現職 |
役所[編集]
- 宇治市役所 – 宇治琵琶33に所在。海抜44メートル。
合併[編集]
- 宇治市成立へ向けての合併と京都市への編入議論
現在の宇治市となるべく合併した地方自治体は、いずれも小規模な町村であったため早くから合併の機運があった。
のちに合併の中心となる久世郡宇治町は1922年(大正11年)、同郡大久保村との合併決議および府知事への上申書提出を可決した。一方、大久保村でも同様の決議が行われたが村内で反対集会が行われるなど意見がまとまらず、その機会を得なかった[14]。1930年(昭和5年)には、府知事の諮問をもとに久世郡が宇治町と槇島村の合併を計画したが、これも実現しなかった。一方、宇治郡に属していた山科町や醍醐村が1931年(昭和6年)に京都市へ編入される際、同郡宇治村(のちの東宇治町)も京都市への編入を打診されたが実現しなかった。なお、同郡笠取村は京都市への合併を希望していたが実現しなかったため、軍需輸送のために建設された道路で直結していた宇治村と1942年(昭和17年)に合併し、東宇治町となった。[15]
第二次世界大戦後、地方自治体の権限の拡大に伴い教育や警察などの財政負担がより大きくなったため、合併へ向けての機運の盛り上がりのほか、その研究が様々な立場から行われた。1949年(昭和24年)、府会議員全員を委員とする調査委員会により出された試案は、槇島村・小倉村・大久保村および東宇治町が宇治町を中心とする枠組みの中で合併するというものであり、この案をもって合併へ向けて動き出した[16]。なお、合併協議の中では綴喜郡宇治田原村・田原村(いずれも現在の宇治田原町)や久世郡淀町(現在の京都市)および同郡佐山村・御牧村(現在の久御山町)または久世郡寺田村・久津川村・富野荘村(いずれも現在の城陽市)を含める案も検討されている[17]。
一方、この合併協議の中では京都市への編入についても議論されている。特に、生活圏が同一となる地域もある東宇治町内の住民には京都市への編入という意見が依然として強く、府の世論調査では積極的および消極的な意見を含めると町民全体の88パーセントにも及んだが、町議会は宇治町を中心とする合併に向けての決議をいち早く行った。なお、同時期には町関係者と京都市や府関係者などとの協議も行われている[18]。
結局、財政面など自治体運営の合理化に寄与することや、特産品である「宇治茶」の振興を一体的に図れること[19] などが決め手となり、1951年(昭和26年)3月1日、各町村が合併し、宇治市となった。なお、京都市への編入に関する議論は、市制施行後も常に議会での討議がなされるなど燻り続けたが、編入を掲げた市長に対し不信任案が提出され、その後の選挙で編入反対派の革新系候補が勝利することにより、議論は終息した[20]。
- 平成の大合併における議論
平成の大合併においては、宇治市と城陽市・宇治田原町・井手町の枠組みでの議論がなされた。2002年(平成14年)に設置された合併協議会では、上記の4市町および八幡市・京田辺市・久御山町という枠組みで協議が行われたが、後に上記4市町での枠組みとなった[21][22]。しかし交渉がまとまらなかったため、2007年(平成19年)11月、合併協議会は解散した[23]。
市議会[編集]
府議会[編集]
- 選挙区:宇治市・久世郡選挙区
- 定数:5人
- 任期:2019年4月30日 – 2023年4月29日
- 投票日:2019年4月7日
- 当日有権者数:166,065人(宇治市153,174人、久御山町12,891人)[24]
- 投票率:37.68%(宇治市37.36%、久御山町41.53%)
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
水谷修 | 当 | 62 | 日本共産党 | 新 | 14,106票 |
藤山裕紀子 | 当 | 41 | 自由民主党 | 現 | 11,773票 |
荻原豊久 | 当 | 53 | 自由民主党 | 新 | 11,225票 |
村井弘 | 当 | 61 | 公明党 | 現 | 10,947票 |
田中美貴子 | 当 | 59 | 国民民主党 | 現 | 10,435票 |
西田宗充 | 落 | 46 | 諸派 | 新 | 3,209票 |
衆議院[編集]
国家機関[編集]
厚生労働省[編集]
財務省[編集]
- 国税庁
防衛省[編集]
- 自衛隊
法務省[編集]
- 検察庁
裁判所[編集]
警察[編集]
- 本部
- 交番
-
- 伊勢田交番 – 伊勢田町中山26-5に所在。
- 宇治駅前交番 – 宇治里尻5-9に所在。
- 大久保交番 – 広野町西裏118に所在。
- 小倉交番 – 小倉町老ノ木30-5に所在。
- 木幡交番 – 木幡南山畑33-5に所在。
- 西宇治交番 – 伊勢田町北遊田153に所在。
- 東宇治交番 – 五ケ庄折坂56-2に所在。
- 槇島交番 – 槇島町二十四56-8に所在。
- 六地蔵交番 -六地藏奈良町72−31に所在。
- 広野交番 – 広野町尖山に所在。
消防[編集]
- 本部
- 消防署
-
- 中消防署 – 宇治下居13-2に所在。
-
- 槇島消防分署 – 槇島町吹前91-1に所在。
- 西消防署 – 伊勢田町遊田10-3に所在。
-
- 伊勢田消防分署 – 伊勢田町大谷19-16に所在。
-
- 伊勢田救急出張所 – 伊勢田分署内に所在。
- 東消防署 – 木幡南端5に所在。
医療[編集]
医療施設は特筆性の高いもののみを記載する。
- 一次医療圏
- 宇治市休日急病診療所 – 市営保健福祉施設。宇治下居13-2に所在。[25]
- 宇治徳洲会病院 – 総合病院。槇島町石橋145に所在。
- 宇治病院 – 総合病院。五ケ庄芝ノ東54-2に所在。
- 宇治武田病院 – 総合病院。宇治里尻36-26に所在。
- 都倉病院 – 総合病院。宇治山本27に所在。
- 六地蔵総合病院 – 総合病院。六地蔵奈良町9に所在。
- 京都府立洛南病院 – 精神病院。五ケ庄広岡谷2に所在。
- 宇治おうばく病院 – 精神病院。五ケ庄三番割32-1に所在。
- 広域医療圏
宇治市が属する広域医療圏は、二次医療圏としては山城北医療圏(管轄区域:宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、久御山町、井手町、宇治田原町)[26][27]、三次医療圏としては京都府医療圏(管轄区域は京都府全域)である[27]。
山城北医療圏の小児救急医療体制として、宇治市域の対象者には、宇治徳洲会病院(宇治市槇島町石橋145)、田辺中央病院(京田辺市田辺中央6丁目1-6)、男山病院(八幡市男山泉19)が対応する[25]。
郵便局[編集]
- 宇治郵便局 – 宇治蔭山6に所在。郵便番号は 611-00xx。
- 宇治南陵郵便局
- 宇治槙島郵便局
- 宇治莵道郵便局
- 宇治御蔵山郵便局
- 宇治大久保郵便局
- 宇治神明宮郵便局
- 宇治木幡郵便局
- 宇治橋郵便局
- 宇治五ケ庄郵便局
- 宇治堀池郵便局
- 宇治蔭田郵便局
- 小倉郵便局
- 新田郵便局
- 宇治笠取簡易郵便局
- 宇治壱番郵便局
- 宇治西小倉郵便局
公共施設[編集]
- 総合福祉会館 – 宇治琵琶45に所在。
- 休日急病診療所 – 宇治下居13-2に所在。
- 宇治市文化センター – 折居台1-1に所在。文化会館、歴史資料館、中央図書館、中央公民館の4つからなる複合施設。文化会館大ホールは、オーケストラピットも備えつけられている。小ホールもあり。
- 東宇治コミュニティセンター – 五ヶ庄三番割36-5に所在。館内に東宇治図書館がある。
- 西小倉地域福祉センター – 小倉町山際63-1に所在。館内に西宇治図書館がある。
- 木幡公民館 – 木幡内畑34-7に所在。
- 小倉公民館 – 小倉町寺内91に所在。
- 広野公民館 – 広野町寺山17-403に所在。
- 宇治市源氏物語ミュージアム – 宇治東内45-26に所在。1998年(平成10年)開館。
- 平等院鳳翔館 – 宇治蓮華116に所在。2001年(平成13年)開館。
- 生涯学習センター – 宇治琵琶45-14に所在。
- 植物公園 – 広野町八軒屋谷25-1に所在。
- アクトパル宇治(総合野外活動センター) – 西笠取辻出川西1に所在。
- 市営茶室「対鳳庵」 – 宇治塔川1-5に所在。
運動施設[編集]
対外関係[編集]
姉妹都市・提携都市[編集]
海外[編集]
- 姉妹都市
国内[編集]
- 提携都市
第一次産業[編集]
茶業[編集]
- 宇治茶[29] – 開発により市内の茶農地は減少しているが、茶匠の名跡の多くが市内にあり、伝統的な産業となっている。
第二次産業[編集]
工業[編集]
- 玩具(トランプ)・家庭用ゲーム機 – 任天堂
- 市内3箇所に工場を立地しており、カードゲーム類の製造・ゲーム機の修理サービス拠点・部品保管用に使用されている。産業会館においても、小規模ながら他の地元企業とともに商品展示を行っている。
- 繊維 – ユニチカ
- 宇治川の豊富な水源と広大な事業用地を確保できることから1925年(大正14年)12月、日本レイヨン株式会社(当時)の宇治工場が完成。翌年2月より操業開始し、主にレーヨンやナイロンなどの化学繊維を製造した。近年は規模を縮小しつつも、ポリエステルフィルムやプラスチック製造に特化した工場として稼働しており、ユニチカの基幹事業を担っている。
- 自動車
- かつて市内には日産自動車の子会社である日産車体京都工場が立地していたが、グループ会社の再建計画にともない1999年(平成11年)に閉鎖された。現在、自動車関連の産業は同社の子会社であるオートワークス京都やゼロが立地している。また、久御山町にかけての連続した敷地には日産京都自動車大学校など、日産関連の施設が多い。
- 拠点を置く主な工場
第三次産業[編集]
商業[編集]
- 主な商業施設
金融機関[編集]
- 銀行
- 協同組織金融機関
- 農協・生協
- 京都やましろ農業協同組合
拠点を置く主な企業[編集]
情報・通信[編集]
マスメディア[編集]
新聞社[編集]
放送局[編集]
- ラジオ放送
アニメ制作会社[編集]
生活基盤[編集]
ライフライン[編集]
電力[編集]
- 発電所
- 喜撰山ダム – 関西電力の揚水式水力発電施設。
- 天ケ瀬ダム – 淀川本流にある唯一のダム、関西電力の天ケ瀬水力発電所(認可出力92000kW・常時出力6600kW)が設置されている。また天ケ瀬ダムから取水する京都府営水道が宇治浄水場と久御山広域ポンプ場で独自にマイクロ水力発電を行っている。
- 宇治発電所 – 滋賀県大津市の瀬田川洗堰付近から取水して11kmに導水管を通った水を利用して発電する水路式水力発電所(認可出力32500kW・常時出力29000kW)。
- 宇治エネルギーセンター – 火力発電施設。
ガス[編集]
上下水道[編集]
- 上水道:宇治市上下水道部
- 京都府営宇治浄水場より供給を受ける。
- 下水道:宇治市上下水道部
- 東宇治浄化センター : 宇治市木幡に有る宇治川右岸の汚水を処理をする京都府の下水処理場。山科川に排水する。
- 石田水環境保全センター : 京都市伏見区石田に有る京都市の下水処理場。汚水を集める下水管の一部が宇治市六地蔵地区を通過しているため、六地蔵地区の一部の汚水を処理している。
- 洛南浄化センター : 八幡市八幡焼木に有る京都府最大の下水処理場、宇治川左岸の宇治市・京都市向島・久御山町・京田辺市の汚水を集めチッソリンを除去する3次処理をして淀川へ排水している。
処理施設[編集]
- 清掃
- 最終処分
- 宇治廃棄物処理公社埋立処分地 – 宇治市池の尾仙郷山6-2に所在[31]。不燃物の埋立[30]。
- グリーンヒル三郷山 – 久世郡久御山町佐古梶石1-3に所在。不燃物と小動物焼却灰の埋立[30]。2001年(平成13年)3月竣工[30]、5月操業開始[32]。
- クリーン21長谷川 – 城陽市富野長谷山1-270に所在。可燃物の焼却[30]。2006年(平成18年)8月竣工[33]。
- 大阪湾広域臨海環境整備センター(大阪湾フェニックスセンター)の埋立処分場4箇所 – 大阪府に所在。焼却灰の埋立[30]。
宇治茶の産地であることから、公立の小中学校ではそれにちなんだ地域教育が実施されている。その一環として、校内の蛇口から茶が出る「茶飲み場」が設けられており、食育に活用されている[34]。
大学[編集]
- 国立
- 私立
短期大学[編集]
- 私立
専修学校[編集]
- 私立
高等学校[編集]
- 府立
- 私立
中学校[編集]
- 市立
- 私立
小学校[編集]
- 市立
特別支援学校[編集]
- 府立
研究施設[編集]
鉄道[編集]
市役所への最寄り駅でもあるJR奈良線宇治駅が代表駅とされる向きもあるが、利用者数では近鉄京都線大久保駅が一番多い。
鉄道路線[編集]
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 近畿日本鉄道(近鉄)
- 京阪電気鉄道(京阪)
- 京都市営地下鉄
バス[編集]
路線バス[編集]
- 京阪バス(六地蔵地区のみ)
- 京都京阪バス 概ね、市内各駅(隣接の京阪六地蔵駅を含む)及び京阪中書島駅・淀駅、市内各所、隣接の城陽市、宇治田原町を結んでいる。運行頻度は例として京阪宇治駅〜JR宇治駅〜JR新田駅〜近鉄大久保駅〜京阪淀駅を結ぶ路線、近鉄大久保駅〜京阪中書島駅を結ぶ路線で各毎時3本、京阪宇治駅〜近鉄大久保駅は別ルートでさらに毎時3本。
- 奈良交通(槙島地区のみ)
このほか、向島団地に近い地域では近鉄バスも利用可能で、向島駅や竹田駅へ向かうことができる。
自家用車の普及で削減された路線がある。過去には、東京新宿行の夜行、関西空港行、USJ行も運行されていた。
道路[編集]
市の西部を国道24号が南北に通り、また同じく南北に通る道路として京都府道69号城陽宇治線 (国道24号の旧道)がある。また、東西には京滋バイパスが通過しており、市内には東から順に笠取IC・宇治東IC・宇治西IC・巨椋ICがある。
京滋バイパスは瀬田東JCTで名神高速道路に、大山崎JCTで名神高速道路および京都縦貫道と接続しているほか、久御山JCTを介して第二京阪道路などと接続している。
高速道路[編集]
- 西日本高速道路(NEXCO西日本)
国道[編集]
府県道[編集]
- 主要地方道
- 一般府道
市内の宇治橋は646年に宇治川に架けられた交通の要衝となる橋で、宇治橋西詰交差点には、京都府道3号・7号・15号・241号・248号の5府道が集結しており、サイエンスライターの佐藤健太郎によれば、都道府県道路線が集まる交差点としては全国最多の場所であると自身の著書の中で述べている[35]。
名所・旧跡[編集]
2013年(平成25年)の宇治市の観光入込客数は3,947,844人で、京都府内では京都市に次ぐ第2位であるが、観光消費額は5,267,500千円で府内第5位である[36]。
- 城郭
- 主な寺院
- 主な神社
観光スポット[編集]
- 主な観光地
- 主な景勝地
- 博物館等施設
文化・名物[編集]
祭事・催事[編集]
- 主な祭事
- 主な催事
名産・特産[編集]
スポーツ[編集]
サッカー[編集]
ラグビー[編集]
出身関連著名人[編集]
出身著名人[編集]
- 政界・官界
- 芸能
- 将棋
- 法曹
- 文学者
- 芸術
- スポーツ選手
- 料理家
宇治市を舞台とした作品[編集]
文学[編集]
ドラマ[編集]
アニメ[編集]
その他[編集]
2017年に公開された映像作家の藤井亮による市の名所をPRするゲーム風の映像がネット上で大きな話題を呼んだ。さらに2019年にはゲーム化を目的としたクラウドファウンディングが行われ、[38]2020年7月にスマートフォン用のゲームがリリースされた。
注釈[編集]
- ^ 現在の隠元橋付近。
- ^ 読みを特定できない氏名にはルビを振っていない
出典[編集]
参考文献[編集]
- 『宇治市史 4』 – 宇治市(1978年)
関連項目[編集]
(上記と重複する部分もあるが便宜のため主要な関連項目を列記)
外部リンク[編集]
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