黄瀬川 – Wikipedia

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裾野市付近の黄瀬川。川底に溶岩が目立つ

黄瀬川(きせがわ)は、静岡県を流れる一級河川。狩野川水系最大の支流で流路延長30km。別名木瀬川木世川

御殿場市に源を発する(地図)。富士山三島溶岩流の流域にあるため、岩盤を河床とする区間も多い河川で、途中には富士溶岩の断崖にかかる五竜の滝(地図)、鮎壺の滝(地図)などがある。概ね南へ流れ、沼津市と清水町の境で狩野川と合流する(地図)。

平安時代末期の治承・寿永の乱において、伊豆で挙兵した源頼朝と奥州から駆けつけた源義経が1180年(治承4)10月21日に黄瀬川の陣で兄弟対面を果たしたと伝えられる[1](富士川の戦い)。

黄瀬川は田畑より低い位置を流れるため、農業用水には不向きな川であった。そのため江戸時代には、芦ノ湖を水源とする深良用水が築かれた[要出典]

流域の自治体[編集]

静岡県
御殿場市、裾野市、駿東郡長泉町、沼津市、駿東郡清水町
  • 御殿場市と裾野市の境
    • 岩神橋(静岡県道394号沼津小山線)
    • JR東海御殿場線黄瀬川橋梁
  • 裾野市
    • 新柳端橋(国道246号)
    • 栄橋(静岡県道24号富士裾野線)
  • 長泉町
    • 富士見橋(伊豆縦貫自動車道)
    • 鎧ヶ淵大橋(静岡県道87号大岡元長窪線)
  • 沼津市と長泉町の境
    • 牧堰橋(静岡県道22号三島富士線)
    • JR東海東海道新幹線黄瀬川橋梁
    • 新寿橋(静岡県道87号大岡元長窪線)
    • 沼津高架橋(国道1号沼津バイパス)
    • JR東海御殿場線黄瀬川橋梁
    • JR東海東海道本線黄瀬川橋梁
  • 沼津市と清水町の境
    • 黄瀬川大橋(静岡県道380号富士清水線)
    • 黄瀬川橋(静岡県道145号沼津三島線)
[脚注の使い方]
  1. ^ 黄瀬川/木瀬川(きせがわ)の意味”. goo国語辞書. 2019年11月29日閲覧。

関連項目[編集]

  • 藍沢原