丹比駅 – Wikipedia

構内(2007年10月1日撮影)

丹比駅(たんぴえき)は、鳥取県八頭郡八頭町南字小判にある、若桜鉄道若桜線の駅。

日本の駅で唯一、読みが「ぴ」で終わる。

若桜方面に向かって左側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。便所は改札内に男女共用の水洗式便所がある。駅本屋およびプラットホームは1930年(昭和5年)の建築であり、2008年(平成20年)には国の登録有形文化財に登録された。

かつては駅舎と反対方向に比較的長大な側線(上り、下り双方に接続)があったがチップ工場の貨物側線であり、旅客列車行き違いに使用されることはなかった。なお、駅舎側にもう1本短い貨物側線(若桜側から分岐して行き止まり)と小さな貨物上屋も存在した[2]

なお駅舎には美容室があり、簡易委託駅として乗車券の発券も受託している。

利用状況[編集]

1日の平均乗降人員は以下の通りである。[3]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011年 205
2012年 174
2013年 244
2014年 216
2015年 79
2016年 71
2017年 101
2018年 102

路線バス[編集]

日本交通バス

  • 若桜駅前 – 若桜車庫行き / 郡家駅 – 津ノ井駅 – 鳥取駅前行き
若桜鉄道
若桜線

徳丸駅 – 丹比駅 – 若桜駅
  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、327頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  2. ^ 『シーナリィガイド』河田耕一、機芸出版社、1974年、p.180-188「若櫻線」(元記事は『鉄道模型趣味』No.277・278、1971年7・8月号掲載)
  3. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ – 国土交通省、2021年3月10日閲覧

関連項目[編集]