国道467号 – Wikipedia

国道467号 終点
神奈川県藤沢市 片瀬東浜交差点

国道467号(こくどう467ごう)は、神奈川県大和市から藤沢市に至る一般国道である。

神奈川県藤沢市亀井野
(2017年6月撮影)

神奈川県道41号藤沢町田線および主要地方道鎌倉片瀬藤沢線の一部が1993年4月に一般国道に昇格したもので、現在でも「藤沢町田線」「藤沢街道」「町田街道」などと呼ばれる(藤沢方面では藤沢街道ではなく藤沢町田線や町田街道と呼ばれ、藤沢街道と言っても通じない場合が多い)。土休日は湘南・江の島方面への観光需要が年間を通して高く、片側1車線道路ということもあって、江の島入口交差点(国道134号)の信号を先頭に全線で慢性的な渋滞が起こる。また平日は藤沢橋交差点、南藤沢交差点付近などが慢性的に渋滞している。この渋滞を緩和させるため、国道1号と交差する藤沢市城南の交差点から藤沢市葛原付近までの間に神奈川県道43号藤沢厚木線(上下4車線)を建設、さらに綾瀬市寺尾台交差点に到達する神奈川県道42号藤沢座間厚木線と接続したことにより、若干混雑が緩和された。寺尾台交差点は神奈川県道40号横浜厚木線(厚木街道。旧・国道246号)と接続しており、大和市、海老名市の市街地に行くことが出来る。

この国道は藤沢市から大和市鶴間までの間、小田急江ノ島線と並行する形であるため、江ノ島線の駅に近い主な交差点では特に混雑が激しい時間帯がある。特に厚木街道と交差する大和1号踏切、神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)と交差する桜ヶ丘1号踏切は昼夜問わず慢性的に渋滞が発生している。

路線データ[編集]

一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。

ここでは神奈川県道を「県道」と表記する。

  • 1920年(大正9年)4月1日 – 旧道路法に基づき、県道藤沢町田線および県道藤沢停車場江ノ島線を県道に認定する[3]
  • 1936年(昭和11年)9月25日 – 県道10号(高座郡藤沢町ヨリ八王子市ニ達スル道路)および県道11号(高座郡藤沢町ヨリ鎌倉郡鎌倉町ニ達スル道路)に指定する[4]
  • 1953年(昭和28年)2月10日 – 道路法に基づき、県道藤沢町田線(整理番号48)および県道藤沢停車場江ノ島線(整理番号41)を、県道に認定する[5]
  • 1954年(昭和29年)1月29日 – 県道藤沢町田線を主要地方道藤沢町田線に、県道藤沢停車場江の島線の一部と県道藤沢鎌倉線の一部を主要地方道鎌倉片瀬藤沢線に指定する[6]
  • 1955年(昭和30年)3月4日 – 主要地方道藤沢町田線の整理番号を48から6へ変更する[7]。主要地方道鎌倉片瀬藤沢線の整理番号を11とする[8]
  • 1993年(平成5年)4月1日 – 国道467号となる[9]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

市道は主要なもののみ記載

注釈[編集]

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ a b c d e f g 2019年4月1日現在

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]