新井口駅 – Wikipedia

新井口駅(しんいのくちえき)は、広島県広島市西区井口一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅。駅番号はJR-R05

隣接して広島電鉄宮島線の商工センター入口駅があり、両駅の駅舎が直結している。

建設費3億7000万円全額を地元が負担して建設された請願駅である[1][2]

相対式2面2線で、8両編成対応のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。カーブの途中に駅が設置されているため、列車は一部箇所で傾いたまま停車する。ホーム上には車掌用の乗降監視モニタが設置されているほか、下りホームには回転灯や音声で列車とホームとの隙間に対する注意を促している。エレベーターは1番のりばのみ設置されている[6]

業務委託駅で、みどりの券売機プラスが設置されている。かつてはみどりの窓口が設置されていた。改札係員配置時間は6:30-22:00。ICOCA利用可能駅であり、ICOCAの相互利用対象であるICカード乗車券も利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。

のりば[編集]

駅構内設備[編集]

利用状況[編集]

  • 以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。
年度 1日平均
乗車人員
1984年(昭和59年) 2,684
1985年(昭和60年) 2,397
1986年(昭和61年) 3,092
1987年(昭和62年) 4,407
1988年(昭和63年) 5,513
1989年(平成 元年) 5,596
1990年(平成02年) 7,072
1991年(平成03年) 7,315
1992年(平成04年) 7,579
1993年(平成05年) 7,871
1994年(平成06年) 7,867
1995年(平成07年) 7,944
1996年(平成08年) 7,921
1997年(平成09年) 7,621
1998年(平成10年) 7,524
1999年(平成11年) 7,378
2000年(平成12年) 7,418
2001年(平成13年) 7,396
2002年(平成14年) 7,121
2003年(平成15年) 7,245
2004年(平成16年) 7,328
2005年(平成17年) 7,322
2006年(平成18年) 7,375
2007年(平成19年) 7,461
2008年(平成20年) 7,450
2009年(平成21年) 7,568
2010年(平成22年) 7,568
2011年(平成23年) 7,634
2012年(平成24年) 7,733
2013年(平成25年) 7,889
2014年(平成26年) 7,837
2015年(平成27年) 8,096
2016年(平成28年) 8,225
2017年(平成29年) 8,491
2018年(平成30年) 8,305
2019年(令和元年) 8,188
乗車数グラフ

Shininokuchi sta graph.jpg

西日本旅客鉄道
R 山陽本線

快速「シティライナー」(土休日のみ運転)

通過
快速「通勤ライナー」(平日朝上りのみ運転)・普通

西広島駅 (JR-R04) – 新井口駅 (JR-R05) – 五日市駅 (JR-R06)

西広島駅との間にJR古江駅(仮称)を新設する構想がある[7]

  1. ^ a b c “駅名は「新井口」”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年1月18日) 
  2. ^ a b c “新駅「新井口」が開業”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年3月15日) 
  3. ^ a b 現在の「通勤ライナー」に相当する列車。
  4. ^ 2003/3/14まで山陽シティライナー、2003/3/15から通勤ライナー。
  5. ^ 2009年度のみ「シティライナー」に統合。
  6. ^ 新井口駅 構内図
  7. ^ JR、広島圏に3つの新駅構想, 中国新聞, (2006-01-04), オリジナルの2006-01-10時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20060110043417/http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601040053.html 

参考書籍[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]