深川留萌自動車道 – Wikipedia

深川留萌自動車道（ふかがわるもいじどうしゃどう、英語: FUKAGAWA-RUMOI EXPRESSWAY）は、北海道深川市から北海道留萌市に至る国土交通大臣指定に基づく高規格幹線道路（一般国道の自動車専用道路）（一般国道233号）である。略称は深川留萌道（ふかがわるもいどう、英: FUKAGAWA-RUMOI EXPWY）。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E62」が割り振られている^[1]。

※ 深川JCT – 深川西IC間は東日本高速道路株式会社が管轄する有料道路、深川西IC以北は国土交通省北海道開発局が管轄する無料道路である。

事業名[編集]

深川沼田道路[編集]

沼田幌糠道路[編集]

• 起点：北海道雨竜郡沼田町字北竜（沼田IC）^[3]
• 終点：北海道留萌市幌糠町（留萌幌糠IC）^[3]
• 延長：16.0 km^[3]
• 規格：第1種第2級^[3]
• 設計速度：100 km/h^[3]
• 道路幅員：暫定13.0 m^[3]
• 車線幅員：3.5 m^[3]
• 車線数：暫定2車線^[3]

幌糠留萌道路[編集]

• 起点：北海道留萌市幌糠町（留萌幌糠IC）^[4]
• 終点：北海道留萌市東雲町（留萌IC）^[4]
• 延長：13.0 km^[4]
• 規格：第1種第3級^[4]
• 設計速度：80 km/h^[4]
• 道路幅員：暫定12.0 m^[4]
• 車線幅員：3.5 m^[4]
• 車線数：暫定2車線^[4]

インターチェンジなど[編集]

• 1998年（平成10年）
• 2003年（平成15年）7月17日：秩父別IC – 沼田IC間開通^[8]により、深川沼田道路が全線開通。
• 2005年（平成17年）
• 2006年（平成18年）11月26日：北竜ひまわりIC – 留萌幌糠IC間開通^[10]により、沼田幌糠道路が全線開通。
• 2010年（平成22年）
• 2011年（平成23年）6月19日：政府が2011年3月11日に発生した、東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）の復興費用確保のため、深川JCT – 深川西IC間で行っていた無料化社会実験を一旦終了させ、以降の社会実験を一時凍結^[12]。これに伴い翌6月20日以降、この区間の通行料金が再び有料化。
• 2013年（平成25年）3月16日：留萌幌糠IC – 留萌大和田IC間開通^[13]。
• 2020年（令和2年）3月28日：留萌大和田IC – 留萌IC間が開通し、全線開通^[14]。

無料化社会実験[編集]

2010年6月28日から2011年6月19日までの間、深川JCT – 深川西IC間について、終日、全車種（ETC搭載車、非搭載車とも）を対象に無料化社会実験を実施した^[15][12]。

路線状況[編集]

主なトンネルと橋[編集]

トンネル・橋梁名称	延長	区間	備考
幌糠トンネル	261 m[16]	留萌幌糠IC – 留萌大和田IC
藤山東トンネル	150 m[16]	留萌幌糠IC – 留萌大和田IC
藤山トンネル	162 m[16]	留萌幌糠IC – 留萌大和田IC
藤山西トンネル	190 m[16]	留萌幌糠IC – 留萌大和田IC
大和田トンネル	722 m[16]	留萌幌糠IC – 留萌大和田IC

交通量[編集]

24時間交通量（台） 道路交通センサス

区間	平成17年（2005年）度	平成22年（2010年）度	平成27年（2015年）度
深川JCT – 深川西IC	1,648	4,722	2,033
深川西IC – 秩父別IC	2,017	3,476	2,146
秩父別IC – 沼田IC	2,824	3,943	3,233
沼田IC – 北竜ひまわりIC	2,622	3,652	3,591
北竜ひまわりIC – 留萌幌糠IC	調査当時未開通	3,815	4,306
留萌幌糠IC – 留萌大和田IC	調査当時未開通		4,091
留萌大和田IC – 留萌IC	調査当時未開通

（出典：「平成22年度道路交通センサス」・「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」（国土交通省ホームページ）より一部データを抜粋して作成）

接続する高速道路[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]