スコーピオン (スクーナー) – Wikipedia

スコーピオン(USS Scorpion)は米英戦争時のアメリカ海軍のスクーナー。英語でサソリを意味するスコーピオンと命名された2隻目の船である。

スコーピオンは米英戦争中の1813年の春に、プレスク・アイル(現在のペンシルベニア州エリー)で進水した。

スコーピオンはオリバー・ハザード・ペリーのいとこのスティーブン・チャンプリンの指揮の下で、1813年の夏から秋の間ペリーの部隊と共にエリー湖で行動した。

1813年9月10日、スコーピオンはエリー湖の戦いに参加した。この戦いでアメリカ艦隊はイギリス艦隊を破り捕獲した。この戦いの終わりにスコーピオンとスループ・トリップはイギリスのスクーナーChippewayとスループ・リトルベルトを捕獲した。この戦いでスコーピオンは2人を失った。

この戦いの後、スコーピオンはテムズ川地域でウィリアム・ヘンリー・ハリソンの軍を支援し、兵員や物資、敵から奪った弾薬の輸送を行った。

1813年から1814年にかけての冬はスコーピオンはエリーで係船されていた。1814年5月から9月までの期間はスコーピオンはデトロイト地域の陸軍に協力してエリー湖とヒューロン湖で行動し、兵員の輸送やノタワサガ川とシムコー湖の敵の封鎖などに当たった。

1814年9月6日、ヒューロン湖の封鎖任務中にスコーピオンは、日前にイギリスに捕獲された元アメリカのスクーナー・タイグリスによって捕獲され、スコーピオンはイギリス海軍のスクーナーConflanceとなった。

外部リンク[編集]