原田年晴 – Wikipedia

原田 年晴(はらだ としはる、1959年9月5日 – )は、ラジオ大阪 (OBC) のアナウンサーである。

来歴・人物[編集]

大阪府大阪市出身で、- 大阪市立放出中学校、上宮高等学校から京都産業大学に進学。中学生・高校生時代には生徒会で活動。高校2年生の時に文化祭で司会を務めたことを機に、アナウンサーを目指したという[1]

大学卒業後の1983年に、ラジオ大阪へ入社。同期入社のアナウンサーには、後にプロ野球中継の実況などで活躍する中井雅之(1992年にフリーアナウンサーとして独立)がいる。原田自身も入社1年目にスポーツアナウンサーとして活動していたほか、入社後2年間は定時ニュースのシフト勤務に就いていたが、その後は平日の生ワイド番組を中心にパーソナリティを担当。入社後に国内旅行業務取扱主任者の資格を取得したことから、旅行関連の番組・コーナーで紹介やリポートを任されることも多い。その一方で、2019年まで毎年大阪で開かれている上方漫才大賞の授賞式では、司会陣の1人として関西テレビの生中継にも登場[2]。ラジオ大阪を代表するアナウンサー・パーソナリティとして、他の在阪ラジオ局のイベントや、他局と共催するキャンペーンにも登場している。ちなみに、屋外イベントへ登場する場合には晴れることが多く、原田もトークなどで(自身の名前にもちなんで)「晴れ男」を自称することがある。

2005年4月から2019年9月26日までは、平日午後の生ワイド番組『ほんまもん!原田年晴です』で、14年半にわたってパーソナリティを担当してきた。その一方で、放送期間中の2018年4月に、悪性リンパ腫の治療のため入院。退院後に一時復帰したが、同年11月までは休演していた。同年12月3日から月・木曜日のみ、同月25日の放送から全曜日の出演を再開。

『ほんまもん – 』放送最終月の2019年9月5日に60歳の誕生日を迎えたが、ラジオ大阪を定年で退職した同月30日からは、事実上の後継番組『原田年晴・髙岡美樹のHit&Hit!』でパーソナリティを担当。2019年10月1日以降も、再雇用扱い(嘱託契約)で同局への勤務を続けている(放送上の肩書は「ラジオ大阪アナウンサー」)。ただし、2020年1月28日(火曜日)に『 – Hit&Hit!』へ出演したことを最後に、悪性リンパ腫の治療で再び入院していた。3月中旬から外来での治療へ切り替えた後に、静養を経て、6月下旬から放送に復帰。2021年1月8日スタートの『原田年晴 かぶりつきフライデー!』から、生ワイド番組へのレギュラー出演を本格的に再開した。

現在の担当番組[編集]

  • せんねん灸プレゼンツ しあわせ演歌・石原詢子です
    • 原田が悪性リンパ腫の治療で入院中の2020年3月4日放送分以降[3] は、野村啓司(毎日放送出身のフリーアナウンサー)を原田の代役に立てた後に、石原のみ出演。7月1日放送分から復帰した。
    • 2022年に入ってからは、「ただそばにいてくれて」(石原詢子が演歌歌手として2021年5月19日に発表した楽曲)や石原のコンサートのPRを兼ねて、ネット局(文化放送・STVラジオ・東海ラジオ・KBCラジオ)が自社で制作する番組に石原と揃って出演することが相次いでいる。STVとKBCの番組には事前収録方式で2月までに登場したが、3月2日には、『くにまるジャパン 極』(文化放送が平日のランチタイム前後に編成していた生ワイド番組)12時台後半の「なるほどジャパン」にOBCスタジオからのリモート方式で出演(石原は文化放送のスタジオへ登場)。
  • ラジオ・チャリティー・ミュージックソン
    • ラジオ大阪が制作する関西ローカルパートの一部に出演。2010年度から通年で放送中[4] の関連番組『話の目薬 ミュージックソン』(毎週火曜日20:00 -)でもパーソナリティを務める。
  • ほんまもんだヨ!工藤あやのです(2020年1月2日 – 、毎週木曜日21:00 – 21:30)- 『ほんまもん!原田年晴です』後期(2015 – 2017年度)の水曜日でパートナーを務めた工藤あやのと再び共演
    • 2020年2月から3月12日放送分までは、入院前に収録した内容を放送していた。工藤が単独で進行していた期間(3月19日 – 6月25日放送分)を経て、7月2日放送分から復帰。
  • 原田年晴のええもん・ありまっせ!(毎週土曜日10:30 – 10:45)
  • 原田旅行公社です
    • 単独番組としての放送をいったん終了した後も、『ほんまもん原田年晴です!』内の1コーナーとして放送されていた。2020年8月15日から、不定期の単独番組として、土曜日の17:00 – 17:30で放送を再開。
  • 原田年晴 かぶりつきフライデー!(和田麻実子とのコンビでパーソナリティを担当)

過去の出演番組[編集]

  • ハウ原田YOU
  • 原田年晴のラジオでおはよう!

以上は、平日の早朝に放送されていた生ワイド番組。

  • とことんワイド原田年晴です
  • 青芝フックのニュース大冒険
  • OBCなんでもリクエスト
  • 藤本統紀子のブランチまーだ?
  • 旅はときめき
  • 輝け!子供たち
  • 歌謡天国日本一
  • むっちゃ健康
  • こちら港区552
  • 歌謡曲これイチバン!
  • 街角ステーション 僕らのラジオ
体調不良で休んだ松本恵治(当時ナビゲーターを務めていた先輩アナウンサー)の代役として、2010年9月13日放送分に出演。同番組のADによれば、原田アナがニュースを読んだのは20数年振りだったという。
高岡美樹とのコンビで、全曜日(月 – 木曜日)のパーソナリティを務めていた。2020年1月29日放送分から休演した後に、(高岡・野村を含む)日替わりパーソナリティ制度を導入した同年4月改編で事実上降板。
2019年まで、ラジオ大阪を代表して司会を担当。2020年には、自身の療養と新型コロナウイルスへの感染拡大に伴う発表会・生中継の中止が重なったことから、事前に収録された進行パートに藤川貴央(同局の男性正社員では唯一のアナウンサー)が出演した。発表会の生中継を再開した2021年以降も、ラジオ大阪から藤川が出演。
  • 坪井&ヤマケンの新・世直しのツボ
出演者の1人であった坪井一宇が2020年11月29日に逝去したことを受けて、同年12月27日放送分から「応援パーソナリティ」としてハイヒールモモコと交互に出演。
いわゆる「ラジオ体操」のような番組。
  1. ^ 別冊ラジオパラダイス「DJ名鑑」(1987年刊)による
  2. ^ 2005年以降の授賞式において、ラジオ大阪と関西テレビで同時生中継を実施しているため。
  3. ^ 2020年2月放送分は入院前に収録済。
  4. ^ 2020年1月28日の放送後、2020年9月29日までは休止していた。その後、2020年10月5日放送分から再開。

外部リンク[編集]

  • 原田年晴 (@obcharada) – Twitter 2020年2月の入院を前に、自身の近況を伝える目的で、同年1月29日から開設。