鈴鹿サーキット稲生駅 – Wikipedia
鈴鹿サーキット稲生駅 配線図 |
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鈴鹿サーキット稲生駅(すずかサーキットいのうえき)は、三重県鈴鹿市稲生西三丁目にある、伊勢鉄道伊勢線の駅である。駅番号は6。
相対式ホーム2面2線を持つ、盛土上の高架駅。プラットホームのみで駅舎は持たない。上下線ホームで入口が分かれており、各ホームへは直接階段で上る。一方のホームから他方のホームに渡るには線路下の通路を通る。鈴鹿サーキットでのイベント開催時の臨時列車や臨時停車を考慮して、ホームは6両編成の列車が停車できる長さになっている。
通常は無人駅だが、FIA(国際自動車連盟)主催F1世界選手権日本グランプリ開催時は、臨時に乗車券発売所、精算所および仮設トイレが設置される。また、普段は通過する特急「南紀」・快速「みえ」が臨時停車する[1]ほか、当駅と名古屋駅・桑名駅などを発着する臨時の快速列車やキハ85系を利用した全車指定席の特急「鈴鹿グランプリ」も運転される。この時は伊勢鉄道に所属する車輌4両もフル稼働し車輌が不足するため、普通列車以外はJR東海の車両が使用される。また、特急南紀や快速みえは、F1だけでなく、鈴鹿8耐などビッグタイトルがかかっているレース時にも臨時停車する。
なお、当駅には待避線や渡り線、引き上げ線が存在しないので、当駅始発・終着の臨時列車は津駅、四日市駅または玉垣駅 – 当駅間を回送列車として運転する。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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下りホーム(東側) | ■伊勢線 | 下り | 津・松阪方面 | |
上りホーム(西側) | ■伊勢線 | 上り | 四日市・名古屋方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
利用状況[編集]
輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(鈴鹿サーキット稲生駅) | ||||||||
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年度 | 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 | 乗降人員調査結果 人/日 |
特記事項 | |||||
通勤定期 | 通学定期 | 定期外 | 合 計 | 一日 平均 |
調査日 | 調査結果 | ||
1986年(昭和61年) | 10 | ←←←← | 3,315 | 3,325 | 国鉄より転換・開業 | |||
1987年(昭和62年) | 11,880 | ←←←← | 17,237 | 29,117 | この年より鈴鹿サーキットでF1日本グランプリ開催。 | |||
1988年(昭和63年) | 17,490 | ←←←← | 14,481 | 31,971 | ||||
1989年(平成元年) | 20,430 | ←←←← | 22,933 | 43,363 | ||||
1990年(平成2年) | 19,200 | ←←←← | 39,297 | 58,497 | 快速「みえ」運行開始。 | |||
1991年(平成3年) | 15,900 | ←←←← | 51,762 | 67,662 | ||||
1992年(平成4年) | 17,460 | ←←←← | 48,406 | 65,866 | ||||
1993年(平成5年) | 21,450 | ←←←← | 47,855 | 69,305 | ||||
1994年(平成6年) | 29,100 | ←←←← | 47,519 | 76,619 | ||||
1995年(平成7年) | 28,080 | ←←←← | 46,107 | 74,187 | ||||
1996年(平成8年) | 27,360 | ←←←← | 47,107 | 74,467 | ||||
1997年(平成9年) | 25,830 | ←←←← | 30,713 | 56,543 | ||||
1998年(平成10年) | 29,430 | ←←←← | 32,664 | 62,094 | ||||
1999年(平成11年) | 36,480 | ←←←← | 32,740 | 69,220 | ||||
2000年(平成12年) | 36,780 | ←←←← | 39,064 | 75,044 | ||||
2001年(平成13年) | 33,060 | ←←←← | 41,678 | 74,738 | ||||
2002年(平成14年) | 36,450 | ←←←← | 42,407 | 78,857 | ||||
2003年(平成15年) | 38,610 | ←←←← | 41,103 | 79,713 | 218 | |||
2004年(平成16年) | 37,620 | ←←←← | 35,797 | 73,417 | 201 | |||
2005年(平成17年) | 39,120 | ←←←← | 39,401 | 78,521 | 215 | |||
2006年(平成18年) | 40,830 | ←←←← | 43,967 | 84,797 | 232 | |||
2007年(平成19年) | 43,140 | ←←←← | 9,303 | 52,443 | 143 | この年よりF1が富士スピードウェイでの開催となる。 | ||
2008年(平成20年) | 39,300 | ←←←← | 9,581 | 48,881 | 134 | |||
2009年(平成21年) | 38,310 | ←←←← | 33,828 | 72,138 | 198 | F1が再び鈴鹿サーキットでの開催となる。 | ||
2010年(平成22年) | 37,740 | ←←←← | 27,097 | 64,837 | 178 | |||
2011年(平成23年) | 33,720 | ←←←← | 29,079 | 62,799 | 172 | |||
2012年(平成24年) | 40,950 | ←←←← | 30,353 | 60,563 | 166 | |||
2013年(平成25年) | 30,620 | ←←←← | 32,416 | 63,036 | 173 |
バス路線[編集]
駅名に鈴鹿サーキットが入っているが、当駅から直接サーキットへ向かうバス路線は存在しない。
- サーキット稲生駅口
- 鈴鹿市コミュニティバス
- 伊勢鉄道
- 伊勢線
- ■特急「南紀」
- ■快速「みえ」
- 通過(イベント開催時に臨時停車あり)
- ■普通
- 玉垣駅 (5) – 鈴鹿サーキット稲生駅 (6) – 徳田駅 (7)
- ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、22・28頁。
- ^ “日本国有鉄道公示第119号”. 官報. (1973年8月14日)
- ^ 「通報 ●伊勢線南四日市・津間の開業について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1973年8月14日、2面。
- ^ 鈴鹿サーキット アクセス・駐車場
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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