水野勝之 – Wikipedia

水野 勝之(みずの かつし、1956年7月27日 – )は、日本の経済学者。明治大学商学部教授、博士(商学)。

専門は計量経済学である。元経済教育学会会長。現明治大学経済教育研究センター代表。

千葉県出身。 東京都立広尾高等学校卒業。1980早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1985年同大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。

1985年北九州大学(現北九州市立大学)商学部専任講師、1988年同助教授、1995年年明治大学商学部助教授、1996年同教授。

研究書[編集]

  • 『ディビジア指数』創成社(1991年5月発刊)
  • 『システム-ワイド・アプローチの理論と応用-計量経済モデルの新展開-』梓出版(1992年3月発刊)
  • 『経済指数の理論と適用-消費分析への経済指数の適用-』創成社(1998年9月発刊)
  • 『林業の計量経済分析』水野勝之、土居拓務、安藤詩緒、井草剛、竹田英司 五弦舎(2019年11月25日)[注釈 1]
  • 『防衛の計量経済分析』水野勝之、安藤詩緒、安藤潤、井草剛、竹田英司 五弦舎(2020年4月25日)[注釈 2]

主要な教科書[編集]

  • 『テキスト経済数学』中央経済社(1997年4月)
  • 『マクロ経済分析入門』(創成社)(1997年5月)
  • 『経済指数の理論と適用-消費分析への経済指数の適用-』創成社、(1998年9月)
  • 『テキスト計量経済学』中央経済社(1999年3月)
  • 『入門編テキスト経済数学』中央経済社(2000年3月)
  • 『どうなってるの!?日本の経済』中央経済社(2001年10月)
  • 『マクロ経済学&日本経済』創成社(2005年5月)
  • 『エコノミクス』泉文堂)(2006年6月)
  • 『エレメンタル現代経済学』金子邦彦編著 第2章「ミクロ経済学」担当(共著 土居拓務) 晃洋書房 (2016年10月)
  • 『新テキスト経済数学』水野勝之、南部和香、安藤詩緒、井草剛 中央経済社(2017年3月)
  • 『余剰分析の経済学』水野勝之、土居拓務、宮下春樹 中央経済社(2018年11月)

主要な一般書[編集]

  • 『コロナ時代の経済復興-専門家40人からの明日への緊急提案-』水野勝之編著、創成社(2020年8月)[注釈 3]

社会活動[編集]

経済学の分野、経済教育の分野で幅広く活躍している。経済教育学会では会長を務めた。2013年経済教育学会賞(実践部門)を受賞している。2020年2月22日には衆議院財政金融委員会に参考人として招致され、特例公債法案審議についての説を披露している。

目の不自由な方の経済学の勉強の機会がないという意識から、audiobookでリスニング経済学シリーズを作っている。

『リスニング経済学』水野勝之,土居拓務,井草剛(ナレーター:磯貝圭子,北脇一徹,藤田悟,佐山光里,小林エレキ)五弦舎、2020.4.28[1]

『リスニングアベノミクス』水野勝之, 井草剛,土居拓務、楠本眞司(ナレーター:友瀬まり)五弦舎、2020.10.14(オンラインのみ)[2]

『リスニング現代経済史』水野勝之, 井草剛,土居拓務、楠本眞司(ナレーター:TRYプロジェクト)五弦舎、2020.12.25(オンラインのみ)[3]

  1. ^ リスニング経済学”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
  2. ^ リスニング・アベノミクス”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
  3. ^ リスニング現代経済史”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
  1. ^
    書評:「林業経済」林業経済研究所、2020 年 73 巻 8 号 p. 19-23
  2. ^ 書評(本棚):明治大学広報744号
  3. ^ 書評(新著紹介):長崎新聞2020年12月13日朝刊