鹿児島貨物ターミナル駅 – Wikipedia

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鹿児島貨物ターミナル駅
JR貨物 鹿児島(タ)----①.jpg

駅舎と入り口外観。 (2009年5月6日撮影)
かごしまかもつターミナル
Kagoshima Kamotsu Terminal
鹿児島中央 (3.2 km)
所在地 鹿児島県鹿児島市浜町2-35

北緯31度36分5.39秒 東経130度33分47.21秒 / 北緯31.6014972度 東経130.5631139度 / 31.6014972; 130.5631139座標: 北緯31度36分5.39秒 東経130度33分47.21秒 / 北緯31.6014972度 東経130.5631139度 / 31.6014972; 130.5631139

所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 49.3km(川内起点)
398.5 km(門司港起点)
電報略号 カカ
駅構造 地上駅
開業年月日 2004年(平成16年)3月13日[1]*
備考 貨物専用駅
営業キロ上は鹿児島駅と同一地点
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* 現名称への改称日。

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鹿児島貨物ターミナル駅(かごしまかもつターミナルえき)は、鹿児島県鹿児島市浜町にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅。営業キロ上は、九州旅客鉄道(JR九州)の鹿児島駅と同一地点にある。

取扱貨物[編集]

  • 鉄道コンテナ貨物
    • 12ftコンテナ、20ft・30ft大型コンテナ及び、20ft海上コンテナを取り扱う。
  • 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
  • 都城オフレールステーションへの中継駅となっている。

地上駅。駅構内は鹿児島駅の南側に広がる。

1面のコンテナホームと2線のコンテナ荷役線、その他仕分線がある[2]。着発線は鹿児島駅と共用している[2]。着発線に到着した列車は、着発線から竜ヶ水駅方面に伸びる引上線に入った後、駅の荷役線に推進運転で進入する構造となっている[2]

駅構内には、営業窓口のJR貨物鹿児島営業所や、乗務員区所の門司機関区鹿児島派出も設置されている[3][4]

利用状況[編集]

出発便は積合せ貨物、馬鈴薯、焼酎などの酒類など、到着便は飼料米、菓子や砂糖、小麦粉などの食料工業品、積合せ貨物、石けんや樹脂などの化学工業品である。

  • 2004年度
    • 発送 113,537トン、到着 176,944トン
  • 2005年度
    • 発送 89,181トン、到着 170,701トン
  • 2015年現在、毎日4往復の設定があり、内訳は大阪貨物・名古屋貨物の各ターミナルへ1往復ずつ、東京貨物ターミナルへ2往復であるが、馬鈴薯の出荷ピークとなる3月から5月末には東京便が1往復増発される。なお近年は、屋久島で製造される炭化ケイ素の発送も開始された。[5]

貨物列車[編集]

2019年3月改正時点では、以下の高速貨物列車が発着する[6]。専用貨物列車の発着はない。

出発
  • 1062列車 川内駅 → 北九州貨物ターミナル駅 → 岐阜貨物ターミナル駅 → 名古屋貨物ターミナル駅
  • 2080列車 川内駅 → 岡山貨物ターミナル駅 → 大阪貨物ターミナル駅
  • 4090列車 川内駅 → 北九州貨物ターミナル駅 → 東京貨物ターミナル駅
到着
  • 1071列車 鳥栖貨物ターミナル駅 → 北九州貨物ターミナル駅
  • 4091列車 福岡貨物ターミナル駅
  • 4093列車 鳥栖貨物ターミナル駅 → 北九州貨物ターミナル駅
  • 4097列車 福岡貨物ターミナル駅

トラック便は、都城オフレールステーションとの間に1日あたり5.5往復(出発5本・到着6本)が設定されている。

  • 1901年(明治34年)6月10日 – 国有鉄道の鹿児島駅が開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 – 国鉄分割民営化により、鹿児島駅はJR九州・JR貨物が継承。
  • 2004年(平成16年)3月13日 – JR貨物の鹿児島駅が鹿児島貨物ターミナル駅に改称[1]。コンテナホームを駅の東側に広がる旧鹿児島機関区、鹿児島客車区跡まで拡大。
九州旅客鉄道
鹿児島本線

鹿児島中央駅 – 鹿児島貨物ターミナル駅(鹿児島駅)

特記事項[編集]

  • かつてこの駅から中央市場付近まで単線非電化の貨物引込線が伸びていたが国鉄分割民営化までに撤去されている。
  • 当駅西側の旧鹿児島貨物駅の一部跡地が鹿児島市に譲渡され市有地となったエリアに、市民公園「かんまちあ」が2016年10月21日に完成したことから、当ターミナル駅構内や作業風景を公園内から間近に見学することが出来るようになった。
  1. ^ a b “鹿児島タ駅が開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2004年3月19日) 
  2. ^ a b c 『2007貨物時刻表』 鉄道貨物協会、p.309
  3. ^ 日本貨物鉄道(株)「エリア別サービス案内」(2021年2月13日閲覧)
  4. ^ 『JR気動車客車編成表2020』 ジェー・アール・アール、2020年、p.231
  5. ^ 南日本新聞 2015年3月3日「ふるさと新聞」浜町版
  6. ^ コンテナ時刻表PDF – JR貨物


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