ラランド (お笑いコンビ) – Wikipedia

ララチューン
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年 –
ジャンル コメディ
登録者数 16万人
総再生回数 2872万回
チャンネル登録者数、総再生回数は000000002022-01-23-00002022年1月23日時点。
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ラランド(英語: LALANDE[4])は、日本の男女お笑いコンビ[5][6]。2021年2月まで芸能事務所には所属せずフリーで活動していたが、同年3月からは個人事務所『レモンジャム』に所属している[7][8]。出囃子はJJJの『wakamatsu』。

メンバー[編集]

サーヤ(1995年12月13日 – )(26歳)
ボケ担当(たまにツッコミ)。立ち位置は向かって左。株式会社『レモンジャム』社長[8][4]
  • 本名は、門倉 早彩(かどくら さあや)[9]
  • 東京都八王子市出身[4]。身長158 cm。血液型O型。趣味・特技はラップ鑑賞、散歩。英検準一級を取得している[4]
  • 好きな映画は『トゥルーマン・ショー』『ジュマンジ』[10]。お笑い好きになったきっかけは、親の影響で幼稚園児の頃から観ていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』[2]
  • M-1グランプリ2019出場時は、港区内の広告会社に勤務。
  • かつてドラマ[11] やCM[12]、雑誌などに出る子役として活動していたが小学校を卒業する頃に学業を優先し引退[13]。中高一貫の女子校に進学[10]。学校の規則が厳しかったため、お笑いの大会に出られなかった[13]
  • 中学3年生の時にお笑い活動を始める[14]。お笑いサークル時代はラランド以外にも複数のユニットにまたがって活動しており、コントを行う女性コンビ「ひづみ」や、髙比良くるま(現:令和ロマン)・植木おでん(現:たまゆら学園)らとのユニット「ピカリ宇宙論」も組んでいた[14]。2018年に開催した単独ライブでは6組コンビを組み替えてネタを披露した[14][15]
  • 高校時代の友達は少なく、1人しかいないとしている[10]
  • それまで、お笑いをやる上で性別を考えてやってはこなかったということで、女芸人の悩みや事情などを話さなければならない時は、逆にやりにくいと話している[2]
ニシダ(1994年7月24日 – )(27歳)
ツッコミ担当(たまにボケ)。立ち位置は向かって右。株式会社『レモンジャム』社員[8]
  • 上智大学外国語学部イスパニア語学科の同級生として出会う。初めてニシダと顔を合わせた時の第一印象について、サーヤは「早稲田も受かった、と教室で言いふらしていたため、印象は悪かった」と述べている[22]
  • サーヤは入学前の大学の文化祭でお笑いサークル「Sophia Comedy Society」(SCS)のライブを観て以来、SCSへの入会を決めていたものの、アカペラサークルにも入ろうと思い新入生歓迎イベントに参加。同じイベントにニシダも参加していたが、2人ともアカペラサークルの雰囲気に馴染むことができず、入会を断念した[6]。その帰り道、SCSの先輩から「学科に太った人か外国人がいたら連れて来てくれ」と頼まれていたことを思い出したサーヤは、アカペラサークルに馴染めなかった者同士という縁もあってニシダに声を掛ける[13]。なお、ニシダがアカペラサークルに入ろうとしていた理由は、「新歓の時期の大学には乳のでかい女が多い」「乳のデカい先輩がアカペラサークルにいた」からと話している[10]
  • SCS入会後、同サークルにてコンビ「ラランド」を結成。コンビ名の由来は、フランスの天文学者、ジェローム・ラランドが発見した星「ラランド21185」である。中高生時代に友人と「アポロン」というお笑いコンビを組んでいたサーヤが、現在のコンビ名も星にちなんだものが良いと思っていたため、この名前を付けた[6]
  • 2019年、『M-1グランプリ2019』でアマチュアながら準決勝に進出した[6]。アマチュアの準決勝進出は2009年の「いけばな教室」と「志ん茶[注 2]」以来であり、準々決勝が導入されてからは初である。
  • その後、ニシダは2度の大学退学を経て、サーヤは広告代理店社員と芸人を兼務しながら、プロとして活動を行っている[5][6][23]
  • 2020年4月5日にYouTubeチャンネル「ララチューン」を開設[24]。漫才の他、YouTubeでのオリジナル企画を配信する。
  • 同年6月14日に初の冠番組(ネットラジオを除く)『ラランドの化けの皮』(TBSラジオ)を放送した[5]
  • 同年9月29日よりTBSラジオで、レギュラー番組『ラランド・ツキの兎』が放送開始[25]
  • 同年9月「ラランドニシダのSTAY TUNEですよ?」#11において、他事務所の芸人や関係者の私生活に関する暴露話を披露し[26]、同年10月GERA放送局が公式Twitterで謝罪する騒動を起こした[27]。この騒動が発端となり、マセキ芸能社はGERA放送局から撤退した[28]
  • 事務作業も本人らが行っており、ホリプロ出身のマネージャー「マネたく」との3人で活動している[29]
  • 2021年3月4日、サーヤを社長、マネたくを副社長、ニシダを社員とした個人事務所『レモンジャム』を設立。同時に「大阪進出」として、大阪での活動を積極的に行っていくことを発表した[8]
  • M-1グランプリ2021では準々決勝で敗退したが、公式動画のコメントでは「ウケなすぎて最後笑ってもうてるやん」、「ネタが衣装に負けてる」などすべりネタとして話題になっている。
  • 2021年度「ブレイクタレントランキング」では7位にランクインした[30]
  • 主にコント漫才で、サーヤが多彩なキャラを演じながら軽快にボケるのが特徴。言いたいフレーズやキーワードを箇条書きにしたものを基に二人で話し合いながらネタを作成している。台本は書かず、その場で動画を撮ってネタを覚えていると話している[2]
  • 結果を残せるようになったのは、サーヤが広告代理店で勤務する中で、自分たちを商品として客観的に見ることが出来るようになったのが大きいと話している。かつては衣装も適当で、ネタもコアなファンにしか刺さらないような内容のものが多かったという[2]

賞レースでの成績[編集]

コンビ[編集]

Mー1グランプリ[編集]

年度(回) 結果 順位 エントリー
No.
会場 日程 備考
2015年(第11回) 1回戦敗退[1] 3305 [東京] 新宿シアターモリエール 9月18日(金) 欠席
2016年(第12回) 2回戦進出[1] 3307 [東京] 雷5656会館ときわホール 10月11日(火)
2017年(第13回) 2回戦進出[1] 2026 10月4日(水)
2018年(第14回) 1回戦敗退[1] 2876 [東京] 新宿シアターモリエール 9月23日(日) 欠席
2019年(第15回) 準決勝進出[1] 予選22位
敗者復活戦11位
2419 [東京] NEW PIER HALL 12月4日(水) ベストアマチュア賞 受賞[31]
2020年(第16回) 準決勝進出[1] 26位 3007 11月17日(火) 準々決勝敗退後、GYAO!ワイルドカード枠で復活[32]
2021年(第17回) 準々決勝進出[1] 2109 [東京] ルミネtheよしもと 11月17日(水)

その他[編集]

  • イイね(笑)グランプリ 2014年度 コメンテーター賞[33]
  • お笑いサークル団体戦 NOROSHI2018 優勝(チーム「オデッセイ」として)[34]
  • フリー芸人最強決定戦「THE VERY BEST OF FREE」2018 決勝進出[注 3][35]
  • 芸歴5年未満の芸人による賞レース「THE VERY BEST OF FIVE」2019 決勝進出[36]

個人[編集]

サーヤ
ニシダ
  • R-1グランプリ2021 – 1回戦敗退[38]
  • R-1グランプリ2022 – 2回戦進出[39]

現在のレギュラー番組[編集]

テレビ
ラジオ
  • ラランド・ツキの兎(TBSラジオ、2020年9月29日 – )[42]
  • ラランド・サーヤの虎視舌舌(文化放送、2021年4月2日 – ) – サーヤのみ[43]
インターネットラジオ
  • ラランドの声溜めラジオ(GERA放送局、毎週日曜日20時放送)
インターネット配信
  • プロジェクト東大王(Paravi、2021年1月13日 – ) – サーヤのみ
  • ラランドキャリアTV(YouTube「はじめての転職チャンネル by キャリトレ」、2021年4月30日 – )[44]
  • 未来日記(Netflix、2021年12月14日 – ) – サーヤのみ[45]

過去のレギュラー番組[編集]

テレビ
ラジオ

過去に出演した単発番組[編集]

テレビ
ラジオ
  • ラランドの化けの皮(TBSラジオ、2020年6月14日)
  • もっと一緒に!ラジオde浜祭スペシャル 第二部(文化放送、2021年11月3日) – サーヤのみ[53]
インターネット配信
  • ラランド・サーヤの「高い酒を1本空ける。」(テレビ朝日公式YouTube、2021年2月14日) – サーヤのみ

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

CM[編集]

ラジオ
ウェブ
  • クーナッツ「クーナッツ漫才大賞 supported by 食玩ジャパン」ラランド編(2020年、バンダイ×BEAMS JAPAN)[55]
テレビ

ライブ・舞台[編集]

  • 2020年2月9日 – ラランド第1回単独ライブ「HIT US!」(新宿バティオス)
  • 2020年9月19日 – ラランド第2回単独ライブ「祝電」(北沢タウンホール)
  • 2021年3月13日 – 「余韻と脚色」(座・高円寺2)ワタナベエンターテインメント所属:Aマッソ加納とのユニットライブ[58]
  • 2021年7月29日 – ラランドソロライブ in大阪「西西西#1」(ABCホール)[59]

注釈[編集]

  1. ^ 身分を証明するものがなかったため、身分証取得のため受験し合格。
  2. ^ 毎日放送の福島暢啓アナウンサーが龍谷大学落語研究会時代に結成したコンビ。
  3. ^ サーヤ(当時は「さーや」名義)は「ひずみ」としても決勝進出している。
  4. ^ a b c 子役時代に「門倉早彩」名義で出演。

出典[編集]

外部リンク[編集]

コンビ
サーヤ
ニシダ