金谷駅 – Wikipedia
金谷駅(かなやえき)は、静岡県島田市金谷新町にある、東海旅客鉄道(JR東海)・大井川鐵道の駅である。JR東海の東海道本線と、当駅を起点とする大井川鐵道の大井川本線との接続駅となっている。
東海道本線の運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
JR東海[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。2つのホームの間には中線1線と側線1線がある。改札口は北側(2番線側)にあり、3番線とは狭い地下通路で繋がっている。駅番号はCA25。
大井川鐵道と貨物列車の収受や、静岡駅、浜松駅から直通列車が運転されていた頃は、大井川鐵道と接続する渡り線が設置されていたが、大井川鐵道大井川本線の貨物輸送が廃止されたことと、直通列車の運転が取り止めとなって以来、撤去された。ただし、大井川鐵道が新たに客車を購入した際に、一時的に線路を仮設して車両を取り込んだことがある。
駅長は配置されない駅員配置駅(直営駅)であり、島田駅が当駅を管理する。JR全線きっぷうりばが設置されている。
のりば[編集]
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東海道本線上りホーム
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大井川鐵道[編集]
単式ホーム1面1線を有する地上駅。JR東海の上りホームに隣接しており、連絡改札口(TOICA対応簡易型自動改札機のみ)がある。ホームが短いため、おおよそ4両より長い編成の場合ドアカットを行う。駅舎はJR東海とは別。駅舎内に売店がある。窓口の営業時間は6:30 – 16:55。かつては機回し線があったが、撤去されている。なお大井川鐵道が貨物営業を行っていた当時、同駅の構内入れ換えおよび貨車の収受は国鉄の機関車ではなく、大井川鐵道の機関車が請け負っていた。
のりば[編集]
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大井川鐵道駅舎(2015年4月4日)
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大井川鐵道金谷駅改札口(2015年4月4日)
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大井川鐵道金谷駅ホーム(2015年4月4日)
利用状況[編集]
『静岡県統計年鑑』によると、近年の1日平均乗車人員は以下のとおりである[3]。
年度 | JR東海 | 大井川 鐵道 |
---|---|---|
1993年 | 3,240 | |
1994年 | 3,452 | |
1995年 | 3,413 | |
1996年 | 3,428 | |
1997年 | 3,181 | |
1998年 | 3,149 | |
1999年 | 3,019 | |
2000年 | 2,926 | |
2001年 | 2,832 | |
2002年 | 2,712 | |
2003年 | 2,611 | |
2004年 | 2,568 | |
2005年 | 2,530 | |
2006年 | 2,471 | 464 |
2007年 | 2,435 | 450 |
2008年 | 2,392 | 444 |
2009年 | 2,308 | 400 |
2010年 | 2,269 | 356 |
2011年 | 2,178 | 308 |
2012年 | 2,103 | 288 |
2013年 | 2,125 | 267 |
2014年 | 2,078 | 250 |
2015年 | 2,082 | 257 |
2016年 | 2,025 | 271 |
2017年 | 2,019 | 277 |
2018年 | 2,013 | 300 |
2019年 | 1,934 | 288 |

駅のすぐ西側には牧之原台地を貫通する牧の原トンネルがある。北側の1本は現在は使われていない。
- 島田市観光協会観光案内所(JR駅舎と大井川鐵道駅舎の間)
- 静岡空港 – 最寄り駅である(直線距離で約6km)
- 牧之原公園
- ふじのくに茶の都ミュージアム[4]
- 諏訪原城址
- 旧東海道石畳・すべらず地蔵尊[5]
- 国道473号 – 金谷駅北口を東西に通っている。
- 普通乗用車用無料駐車場(3台分・駅前)
- 普通乗用車用有料駐車場(徒歩1分)
- タクシー用駐車場・タクシー乗り場(駅前)
バス路線[編集]
- 2019年7月20日より、静岡空港 – JR金谷駅・新金谷駅間においてバスの実証運行を1年間の予定で開始されている[6][7]。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA 東海道本線
- 島田駅 (CA24) – 金谷駅 (CA25) – 菊川駅 (CA26)
- 大井川鐵道
- 大井川本線
- 金谷駅 – 新金谷駅
注釈[編集]
- ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの 各駅の時刻表 で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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