富山市総合体育館 – Wikipedia

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富山市総合体育館の位置(富山県内)

富山市総合体育館

富山市総合体育館(とやましそうごうたいいくかん、英: Toyama City Gymnasium)は、富山県富山市湊入船町に所在する体育館である。

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2000年とやま国体に向けて旧富山市体育館を建て替える形で着工され、1999年に完成。その年に開催された1999年ワールドカップバレーボール以降、2015年現在まで連続して同大会のBサイト会場(全日本は出場しない)となっている。また、Bリーグ・富山グラウジーズのホームアリーナである。

その他に、Vリーグのプレミアリーグの試合など、様々な競技会が開催されている。

2018年7月21日には、「PRESTIGE INTERNATIONAL presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」が開催(北陸初開催)された[1]

富岩運河環水公園に隣接している。

施設概要[編集]

1階[編集]

第1アリーナ(延床面積 2,534m2
  • 競技フロア 57.6m×44m(バスケットボール 2面、バレーボール 3面、バドミントン 12面等、その他兼用)、観覧席 4,650席(固定 3,318席、可動 1,332席)
    • 天井吊り下ボックス型130インチ4面LEDビジョン[2](ダクトロニクス社製)
      • 4面ビジョン – 各130インチ、横2.85m、高さ1.59m
      • リング(リボン)ビジョン – 円周15.53m、高さ0.63m
アリーナ中央天井に設置された日本国内ではまだ数少ない、天井吊り下ボックス型130インチ4面LEDビジョンと、上部の1周約15mのリング(リボン)ビジョンで、さまざまな映像や得点、時間表示などができる。2018年2月下旬に設置され、同年3月3日の富山グラウジーズホーム戦より利用開始した。総工費は1億3,608万円である[2][3][4]
フィットネスルーム(延床面積 979m2
TOYAMA TOWN TREKKING SITE(トヤマ タウン トレッキング サイト)〔旧 スポーツ情報サロン〕
研修室
  • 3室(延床面積 74m2×3)
エントランスプラザ
駐車場(274台)

2階[編集]

第2アリーナ(延床面積 1,155m2
  • 競技フロア 38.5m×30m(バスケットボール 2面、バレーボール 2面、バドミントン 6面等、その他兼用)、観覧席 200席
体操練習場(延床面積 800m2
弓道練習場(延床面積 470m2
ボクシング室(延床面積 127m2
卓球練習場
ランニングコース
  • 2コース(第1コース 300m、第2コース 140m)

その他[編集]

  • 更衣室・シャワー室
  • 医務室

交通アクセス[編集]

富山市体育館[編集]

富山市体育館は、富山県富山市牛島本町に所在していた体育館である。鉄筋コンクリート3階建て、延床面積が約7,500m2、6,000人収容。

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富山国体開催決定に伴い、1958年4月に着工され10月15日完工。国体では体操競技の会場として使用された。国体終了後の24日に完工披露式が行われ、式典後には公開演技を披露。29日には初のイベントとしてプロレス国際大試合を開催した。

当体育館では様々なスポーツイベントが開かれ、プロレスではジャイアント馬場(当時・馬場正平)対アントニオ猪木(同・猪木寛至)の初シングル(1961年5月25日)、プロボクシングでも世界タイトル戦が開催されている。

また、昭和37年度から平成3年度までの富山市成人式の会場としても使用された。

1981年にはトレーニングセンターも新設された。

その後2000年とやま国体開催が決まったものの、当体育館は老朽化したため新体育館建設に踏み切り、富山市総合体育館として完成。これに伴い、当体育館は「牛島体育館」に名称変更し、2000年とやま国体を見届けて解体された。

旧富山市体育館で開催された試合[編集]

ベン・ビラフロア(フィリピンの旗 フィリピン) vs アポロ嘉男(親和)
花形進(橫浜協栄)vs エルビト・サラバリア(フィリピンの旗 フィリピン)

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

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