父島列島 – Wikipedia
before-content-x4
父島列島(ちちじまれっとう)は、小笠原諸島にある、父島、兄島、弟島、および、その周辺の島嶼から成る列島。父島は人口が2,000人ほどで小笠原村の中心をなしているが、それ以外の島はすべて無人島になっている。
世界遺産「小笠原諸島」には21件の構成資産のうち7件が父島列島に含まれている。世界遺産についての詳細は別項を参照。
父島列島を構成する島や岩など[編集]
-
- 広根山 – 弟島の北部、標高191m
- 西岳 – 弟島の南部の複数峰、最高峰は天海岳229m
- 測量ケ岳 – 最高峰は西端の冠岩235m
- 蝙蝠岩(こうもり) – 弟島中部西側のネコ海岸の南西沖
- 弟島瀬戸 – 兄島との海峡、幅200m弱
- 孫島 – 弟島の北側、最大標高134m
- 北磯 – 孫島の北岸沖にあり父島列島の最北端
- 弁天岩 – 孫島と弟島の間
- 兄島 面積:7.87km2 世界遺産(登録 1362-006)
-
- 菅笠山 – 北部主峰、標高238m
- 見返山 – 南部主峰、標高254m
- 北二子山 – 中部主峰、標高250m
- 乾沢 – 菅笠山西側の深い入江に下る湾、ダイビングスポット
- 人丸島 – 筋岩岬の南、標高67m
- 兄島瀬戸 – 兄島と父島の間の海峡 最も狭い場所で450mほど
- 瓢箪島 – 兄島立神山の西沖、標高55m
- 眼鏡岩 – 瓢箪島の東岸沖
- 猫岩 – 瓢箪島の南岸沖
- 西島 – 兄島の西沖、標高100m 面積:0.49km2 世界遺産(登録 1362-008)
-
- 大岩 – 西島の南東岸沖
- 魚岩 – 西島の南西
- 東島 – 父島の東、標高92m 面積0.28km2 世界遺産(登録 1362-009)
- 父島 面積24km2、人口約2,000人 世界遺産(登録 1362-007)
-
- 三日月山 – 北西部主峰、標高204m
- 乳頭山 – 北部、標高240m
- 夜明山 – 中北部主峰、標高308m、山中に旧日本軍の戦時遺構(戦争遺跡)が多数残る
- 中央山 – 中南部主峰、標高320m
- 時雨山 – 中南部、標高266m、西側に時雨ダムがある
- 衝立山 – 南部主峰、標高303m
- 八瀬川 – 吹割山、時雨山から西に流れる父島最大の川、上流に時雨ダム
- 常世の滝 – 八瀬川の支流にある滝
- 千尋岩 – 円縁湾の北東絶壁、赤色を帯びた岩塊の形状から「ハートロック」と呼ばれている
- 中通島 – 宮之浜の北西、標高49m
- 烏帽子岩 – 二見港口の北側陸沖 標高78m
- 蛸岩 – 野羊山の西沖
- 縦島 – ジョンビーチ正面 標高22m 西側に閂島
- 閂島 – 「かんぬきじま」、父島の南島との間 標高17m
- 霊岸島 – 父島の南崎沖
- 巽島 – 父島の鯨崎沖 標高83m
- 大村 – 北部の西側に開けた二見港の北岸のかつての集落で、現在は東町、西町となっている。西町には東京都の小笠原支庁が置かれている。 集落が集中している二見港岸のほとんどと時雨ダム、八瀬川、南部西海岸のブタ海岸、ジョンビーチは世界遺産の登録範囲から外されている[2]。
- 南島 父島の南西沖 北部標高57m、南部標高60mの南北に長い岩礁 面積0.34km2、世界遺産(登録 1362-010)
-
- – 最終氷期に海面に出ていた部分が後に枕水してできた「沈水カルスト地形」(天然記念物指定)でラピエ(浸食残塔)やドリーネなども見られる。
- 島の中ほどに湾口の岩礁が自然のブリッジになっている扇池(湾)、南部に鮫池(湾)がある。
父島の周辺海域も独立に世界遺産(登録 1362-011)となっている。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
この節の加筆が望まれています。
|
ウィキメディア・コモンズには、父島列島に関するカテゴリがあります。
after-content-x4
Recent Comments