チロリアン – Wikipedia

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Tirolian of Chidoriya.jpg

チロリアン1962年に千鳥屋が発売した洋菓子で、製造販売元である福岡市の株式会社千鳥饅頭総本舗の登録商標である。

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オーストリアのチロル州に古くから伝わっていた伝統的なレシピのロールクッキーに、クリームを詰めるというアレンジを加えたもの。

福岡の戦後復興期における第1次洋菓子ブームの火付け役となった。

1962年の発売当初は洋風巻きせんべいとして発売を開始し、

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1968年より国内にて撮影された「チロリアン」CMの放映開始、

1980年からはチロル高原にて撮影されたCMが放映された。[1]

このCMは福岡でも知名度が高く、放送を終了した現在でも懐かしのCMとして取り上げられることもある。[2]

発売以来、「千鳥饅頭」と並ぶ千鳥屋の主力商品として販売されており、[3]

日本の各地域の食をテーマにした切手「おいしいにっぽんシリーズ[4]」にも九州の代表的なお菓子として掲載されている。

2019年11月にチロリアン専門店として福岡空港内に「チロリアンフォレスト」[5]が開店した。

バリエーション[編集]

通常商品として販売されているバニラ、コーヒー、チョコレートの3フレーバーのほか、

九州の特産品である福岡あまおう、八女玉露、宮崎マンゴーの3種に加え、2022年にチロリアン生誕60周年記念として千鳥屋の創業地、佐賀県の名産品、和紅茶を使用した嬉野紅茶をフレーバーとして使用した嬉野紅茶チロリアンが加わった「九州パラダイス」シリーズ、

沖縄限定販売の「沖縄パラダイス」シリーズ(フレーバーは黒糖、塩ラムネ、シークヮーサー)、

福岡空港限定販売の太宰府うめ[6]、季節限定のきなこなど、限定商品が登場することも多い。

また、冬季限定でバニラチロリアンをチョコレートコーティングした「アルプスショコラ」も販売されている。

公式キャラクター[編集]

チロリアンのパッケージに登場するキャラクターについては、

株式会社千鳥饅頭総本舗が運営するブランドサイト「チロリアンドットコム」内で

「チロリン村」の仲間たちとして紹介されている。[7]

同キャラクターが登場するLINEスタンプやオリジナルグッズ[8]の販売も行われている。

コラボ商品[編集]

  • 他企業とのコラボレーションアイテム
    • 「GUNDAMチロリアン」[9]:ガンダムカフェ限定で販売
    • 「赤箱チロリアン」[10](販売終了):牛乳石鹸共進社のイベント「赤箱AWA-YA」のために限定販売された。焦がしバタ― フレーバー
    • 「さくらチロリアン」[11]:靖国神社の外苑直営ショップ「SAKURA」で販売。さくらフレーバー
    • 「SHIBUYA Lemon Roll」[12]:ミヤシタパーク (Rayard Miyashita Park)限定で販売。レモン フレーバー

など

  1. ^ 千鳥屋を彩る名CM”. 2020年10月6日閲覧。
  2. ^ 名CMすぎる福岡銘菓「チロリアン」の秘密”. 2020年10月6日閲覧。
  3. ^ チロリアン”. 2020年10月6日閲覧。
  4. ^ おいしいにっぽん【第1集 福岡】”. 2020年10月6日閲覧。
  5. ^ チロリアンショップ空港店”. 2020年10月6日閲覧。
  6. ^ 新うめ味は福岡空港限定!「チロリアンフォレスト」オープン”. 2020年10月6日閲覧。
  7. ^ チロリン村の仲間たち”. 2020年10月6日閲覧。
  8. ^ チロリアングッズ紹介”. 2020年10月6日閲覧。
  9. ^ GUNDAMチロリアン”. 2020年10月6日閲覧。
  10. ^ 赤箱チロリアン”. 2020年10月6日閲覧。
  11. ^ チロリアン限定アイテム”. 2020年10月6日閲覧。
  12. ^ 渋谷のコンセプトショップ「THE SHIBUYA SOUVENIR STORE」”. 2020年10月6日閲覧。

関連項目[編集]

  • 千鳥饅頭総本舗

外部リンク[編集]

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