和食駅 – Wikipedia

和食駅(わじきえき)は、高知県安芸郡芸西村和食甲にある、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅。駅番号はGN31。なお、本項目では1974年4月1日に廃止され、同位置にあった土佐電気鉄道安芸線にあった同名の駅についても記述する。

交換設備を備えた相対式2面2線のホームを持つ、駅員無配置の高架駅である。駅舎はなく、直接ホームに上がる形になっている。1番線を上下主本線、2番線を上下副本線とした一線スルーとなっており、設備も両方向の入線・発車が想定されているが、すべての定期列車が停車するため、ホームは方向別に使い分けられている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 ごめん・なはり線 下り 後免・高知方面
2 ごめん・なはり線 上り 安芸・奈半利方面

※上表の路線名は、旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

駅からやや北方を国道55号が走っている。駅南方から太平洋を見渡すことができる。

芸西村営バス・久重・国光方面

イメージキャラクター[編集]

名称は「わじき カッパ君」。村内を流れる和食川に河童伝説があることから、河童をモチーフにしたキャラクターである。

なお、このキャラクターのモニュメントは駅前駐輪場付近に設置されている。

土佐くろしお鉄道
ごめん・なはり線
快速(下記以外)
夜須駅 (GN33) – 和食駅 (GN31) – 球場前駅 (GN28)
快速(安芸行き1本のみ)・普通
西分駅 (GN32) – 和食駅 (GN31) – 赤野駅 (GN30)

土佐電気鉄道和食駅[編集]

和食駅(わじきえき)は、かつて高知県安芸郡芸西村に存在した、土佐電気鉄道安芸線の駅。同線の廃止に伴い廃駅となった。

歴史[編集]

ガソリンカー導入で新設された駅である。1944年頃にいったん廃止されたが、戦後に復活した。

駅構造[編集]

木造駅舎を有する地上駅であった。安芸線唯一の委託駅で、土佐電鉄の退職者が夫婦で駅務を受託していた。

隣の駅[編集]

土佐電気鉄道
安芸線
西分駅 – 和食駅 – 赤野駅

関連項目[編集]

外部リンク[編集]