山形しあわせ銀行 – Wikipedia

旧山形しあわせ銀行本店
(現・きらやか銀行本店)

株式会社山形しあわせ銀行(やまがたしあわせぎんこう、英称:Yamagata Shiawase Bank, Ltd.)は、山形県山形市に本店を置いていた第二地方銀行。略称は、しあわせぎん

概要

同行のシンボルマークは、前身行である山形相互銀行時代の1986年に制定され、は「挑戦」・は「信頼」・は「繁栄」を表していた。

きらやかホールディングス傘下となった殖産銀行と合併し、現在はきらやか銀行となっている。

かつて、同行行員が横領事件を起こした際に、一部報道で「しあわせ銀、顧客はふしあわせ」と揶揄されたことがある。

沿革

  • 1941年(昭和16年) – 両羽無尽株式会社設立。
  • 1951年(昭和26年) – 株式会社山形相互銀行に商号を変更。
  • 1962年(昭和37年)12月 – 秋田支店を現在の秋田市大町四丁目に開設(1990年9月に、同市保戸野千代田町に移転)。
  • 1989年(平成元年) – 普通銀行へ転換、株式会社山形しあわせ銀行に商号を変更。
  • 2001年(平成13年) – ISO14001認証取得。
  • 2005年(平成17年) – きらやかホールディングスの完全子会社化。
  • 2007年(平成19年) – 殖産銀行に吸収合併され法人解散、殖産銀行がきらやか銀行となった[1]

歴代頭取

情報処理システム

荘内銀行と共にオンラインによるシステムの開発と運用を目的にエスワイコンピューターサービス(SYC)を設立し、委託方式で、オンラインシステムを稼働させていたが、荘銀は2006年のゴールデンウィーク明けからNTTデータ地銀共同センターに移行したため[2]、単独利用に移行した。

他行との提携

山形県内の山形銀行、殖産銀行とATM相互無料提携した「ふるさと山形ネットサービス」(こちらは相互入金可能)や、南東北地方(東北地方南部)の第二地方銀行(殖産銀行・仙台銀行・福島銀行・大東銀行)とATM相互無料提携した「東北おむすび隊」(出金のみ)を行っていた。

脚注