日産・マーチBOX – Wikipedia

マーチBOX(マーチ ボックス、MARCH BOX)は、日産自動車が1999年から2001年まで製造・販売したステーションワゴン型乗用車である。

後期型のK11型マーチをベースに、荷室を拡大したコンパクトステーションワゴン。型式にはワゴンを表す「W」が加えられ、WK11型となった。
1.3Lエンジン搭載車と1.0Lエンジン搭載車があり、それぞれに当時新開発されたトルクコンバーター併用のハイパーCVT、通常のCVTと4速ATE-ATxが採用される。ただし、元となった後期型のK11型と異なり、4WD仕様は当初から設定されなかった。

リアシートは収納時の荷室フロアの段差を解消するため、ダブルフォールディング式を採用している。1.3Lエンジン搭載車のリアシートバックにはヘッドレスト装着用と思しきパイプが内蔵され、荷物フック兼用のカバーが掛けられていたが、ここに適合するヘッドレストは設定されなかった。

ホイールベースはそのままに、リアオーバーハングが延長されている。伸ばされた全長にあわせて屋根のカーブが変わり、全高も増加している。その他はK11型と共通である。

マーチカブリオレ同様、高田工業で委託生産された。

初代 K11型 (1999年-2002年)[編集]

  • 1999年10月 – 第33回東京モーターショーに出品。
  • 1999年11月 – WK11型発表。
  • 2000年10月 – 一部改良。エンジン改良などを行い「平成12年度排出ガス基準25%低減レベル(G-LEV(☆))」を達成。
  • 2001年6月[1] – 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
  • 2002年2月[2] – 翌月のマーチのフルモデルチェンジに伴い販売終了。
  1. ^ マーチBOX”. GAZOO. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月19日). 2020年1月19日閲覧。
  2. ^ マーチBOX(日産)のカタログ”. カーセンサーnet. リクルート株式会社 (2020年1月19日). 2020年1月19日閲覧。

関連項目[編集]