関山駅 – Wikipedia
関山駅(せきやまえき)は、新潟県妙高市大字関山にある、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの駅である[1]。
妙高市妙高地区に所在する駅で、1985年(昭和60年)秋まではスイッチバック式であった[1]。
東日本旅客鉄道(JR東日本)信越本線の駅であったが、2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線・長野駅 – 金沢駅間延伸開業に際し、並行在来線として経営分離され、えちごトキめき鉄道へ移管された。
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。線路西側に所在する駅舎西側とホーム間は跨線橋で連絡している。
えちごトキめき鉄道が直営駅として管理を行っている。
窓口・有人改札口(営業時間 7時10分 –
17時30分)のほか、近距離切符専用のタッチパネル式自動券売機[6]が設置されている。
窓口では乗車券のほかオリジナルグッズを取り扱っている。
コンコースにはこのほか、自動販売機や化粧室などが設けられている。駅舎南側は2階建てとなっており、待合室(開放時間 7時00分-18時00分)は「駅舎サロン&画廊」として近隣住民らがボランティアで運営を手掛けている。1階は喫茶室、2階は画廊となっており、絵画や写真などが展示されている[7]。
移管前はJR東日本新潟支社が管理しており、ジェイアール新潟ビジネスが受託する業務委託駅で、直江津駅が管理していた。出札窓口にはみどりの窓口のマルス端末が設置されていたが、移管に際して運用を終了した。
なお、妙高はねうまライン内で移管前にみどりの窓口が設置されていた6駅のうち、当駅以外の5駅では全国のJR線の乗車券類を発売するサービスが継続されたが、当駅は対象外となった。
のりば[編集]
前掲のように、1985年まではスイッチバック式となっていたが、全旅客列車の電車化に伴い廃止され、旧ホーム跡は保線車両等の入線に使用している[2]。なお通常時は事業用車両も含め、車両の入線は行われていない。
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改札口(2021年8月)
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ホーム(2021年8月)
利用状況[編集]
2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は103人である[利用客数 1]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
- 駅周辺
- 妙高市役所 妙高支所(旧妙高村役場)
- JAえちご上越 関山支店
- 関山郵便局
- 妙高警察署関山駐在所
- 妙高診療所
- 妙高ふれあいパーク
- 関山神社[7]
- 妙高市立妙高小学校
- 妙高市立妙高中学校
- 関・燕温泉周辺
- その他
バス路線[編集]
駅前の関山駅停留所からは以下の路線バス・乗合タクシーが運行されている[8]。また、下記以外にも特定非営利活動法人によるコミュニティバス(会員制バス)[9]や冬季限定でスキー場のシャトルバス[10]が運行されている。
2020年2月時点での情報を示す。
- 妙高市市営バス(ぶらっと妙高山麓周遊バス)[11]
- D 妙高山麓線(アパ – 関山駅 – 関・燕温泉 – 赤倉 – 池の平 – 苗名滝) ※冬季は道路通行止めのため運休。
- E 関・燕温泉線(関山駅 – 関・燕温泉)
- 乗合タクシー[12]
- 当駅周辺は世界有数の豪雪地帯である。1946年(昭和21年)1月17日に日降雪量210cm(国鉄による観測。山岳を除く非公式記録としては世界1位)を記録している。
- JR時代の駅スタンプは『霊山妙高と温泉のまねく駅』(シヤチハタ式)であった。現在は『霊山妙高仰ぎ修験者の火まつり 関山神社』が設置されている。
- えちごトキめき鉄道
- ■妙高はねうまライン
- ■快速(土休日のみ運転、臨時列車扱い)・■普通
- 妙高高原駅 – 関山駅 – 二本木駅
- ■快速(土休日のみ運転、臨時列車扱い)・■普通
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注釈[編集]
出典[編集]
利用状況[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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