ピノキオ√964 – Wikipedia

ピノキオ√964』(ピノキオルートきゅーろくよん)は1991年に公開されたホラー映画。

自主製作映画で注目されていた福居ショウジンの初の16ミリ映画[1]。福居の短編8ミリ映画『ゲロリスト』と同様の嘔吐シーンが存在する[1]

上映劇場を作り替えて国内初の巨大スピーカーPAシステム+BBEを導入している[1]

2008年12月22日にDVDが発売された。

ストーリー[編集]

禁断のロボトミー手術を受け、ダッチワイフならぬダッチハズバンドと化したピノキオ√964は、街のゴミ捨て場で記憶を失った女、ヒミコと出会う。一緒に暮らし始める二人だったが、ある日突然ピノキオが壊れる。ピノキオは激痛に苦しみ、吐血し、体が溶け始めるのだった。その様子を見たヒミコは発狂し、ピノキオに虐待の限りを尽くす。ピノキオは更に壊れ、ヒミコの家を飛び出し製造元の会社へ向かい、社長に助けを請う。しかし冷たい反応を返されたピノキオは逆上し、社長を殺害。そこへ再びヒミコが現れ、ピノキオvsヒミコの最終決戦が始まる。

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

海外映画祭 上映履歴[編集]

  • 1992年 ロッテルダム国際映画祭(オランダ)(招待作品)。
  • 2013年  t-mobile ニューホライゾン国際映画祭(ポーランド)(Midnight Madness : Cyberpank(サイバーパンク)部門)。
  1. ^ a b c 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、347頁。ISBN 4766927060。

外部リンク[編集]