それからの武蔵 – Wikipedia

それからの武蔵』(それからのむさし)は、小山勝清の歴史小説。「波浪編」・「山雨編」・「江戸編」・「島原編」・「熊本編」・「天命編」の全6巻で構成されている。なお小山勝清には『随筆・それからの武蔵』(島津書房、1991年)がある。

ストーリー[編集]

巌流島の決闘後から晩年をすごした熊本までの生涯を描いた小説。江戸や島原の乱でのエピソードを描く。

恋い慕う女達を寄せ付けず、修行一筋、悟りの道へと邁進する宮本武蔵。その陰には女達の悲運があった。

1956年、東映映画「剣豪二刀流」として映画化。監督、松田定次。

テレビドラマ[編集]

それからの武蔵 (1964年のテレビドラマ)
1964年から1965年まで毎日放送で連続ドラマとして放映。主演・月形龍之介。
それからの武蔵 (1981年のテレビドラマ)
1981年1月2日、東京12チャンネル(現・テレビ東京)「12時間超ワイドドラマ」で単発ドラマ(スペシャルドラマ)として放映。主演・萬屋錦之介。
徳川剣豪伝 それからの武蔵
1996年1月2日、テレビ東京で単発ドラマ(スペシャルドラマ)として放映。主演・北大路欣也。
  1. ^ 映画と1964年のテレビドラマで同じ役を演じている。