テニス少女夢伝説!愛と響子 – Wikipedia

テニス少女夢伝説!愛と響子』(テニスしょうじょゆめでんせつ あいときょうこ)は、1990年4月9日から同年9月17日までフジテレビ系列局で放送されていたテレビドラマである。フジテレビと大映テレビの共同製作。全24話。放送時間は毎週月曜 19:30 – 19:58 (日本標準時)。

テニスを通じて出会った2人の少女の友情と戦いを描いたドラマ。作中には筋肉強化マシンやさまざまな魔球が登場した[1]

この作品の最終回をもって、この時間帯でのテレビドラマの放送は終了した。

あらすじ[編集]

このドラマは数奇な星の下に生まれた2人の少女がテニスとの戦いの中で生きる事への過酷な挑戦を試みた美しきライバルの愛のロマンである。(オープニングナレーションより)

両親ともにテニスの元全日本チャンピオンである愛は、ウインブルドン選手権出場を宿命づけられ、テニスの英才教育を受けていた。ある日、そんな愛の前に響子が現れる。響子は貧しいながらも暖かい家庭で育った少女だった。愛とは対照的に、荒削りなプレイスタイルの響子とはいつしかライバル関係となるが、二人には隠された秘密があった[1]

キャスト[編集]

健次郎と淳子の養女。一流のテニスプレイヤーを目指そうとする。生き別れになった妹・あずさを探している。
突然愛の前に現れた少女。愛を目の敵にする。
愛の養父。愛を孤児院から引き取る。
響子の専属コーチ。愛に辛く当たる。
愛の養母。夫・健次郎に浮気され、人生のすべてを愛に託す。
伊豆のペンションの主人で、陽介の姉。愛の出生の秘密を知る人物。藤山家や高野家を脅迫する。
ギンの養女。
響子の母。響子を可愛がる。
畳屋を営む響子の父。

スタッフ[編集]

  • 脚本:江連卓
  • 演出:土屋統吾郎、小島穹、岡本弘、寺山彰男
  • 音楽:真鍋平太郎
  • 企画:亀山千広、中尾嘉伸(フジテレビ)
  • プロデューサー:柳田博美、千原博司
  • 制作:フジテレビ、大映テレビ株式会社
「独立戦争」(第1話 – 第16話)
歌:鈴木彩子
「天使にスリルをおしえてあげて」(第17話 – 第24話)
歌:和久井映見(ポリスター)

サブタイトル[編集]

  1. 出会い
  2. 敵意
  3. 挑戦
  4. 魔球
  5. 闘魂
  6. 悪女
  7. 魔の手
  8. 秘密
  9. 脅迫
  10. 過去
  11. 呪文
  12. 妹よ
  13. 真実
  14. 私は女王
  15. 秘密特訓
  16. 魔球返し
  17. 愛の犠牲者
  18. かませ犬の意地
  19. 衝撃の告白
  20. 涙の再会
  21. ウィンブルドンへ最後の試練
  22. 悲しきかたき射ち
  23. 大波乱のトーナメント
  24. ウィンブルドンへの道
  1. ^ a b CD『大映テレビ主題歌コレクション・フジテレビ編』(キングレコード)封入のブックレットより。これにおいては、魔球について「フジテレビ系列で1971年に放映されていたテニスドラマ『コートにかける青春』を彷彿とさせる」という内容の紹介がある。

外部リンク[編集]