ウォルター・ペイジ – Wikipedia

ウォルター・ペイジWalter Page、1900年2月9日 – 1957年12月20日)は、アメリカ・ミズーリ州出身のジャズ・ベース奏者。

元々は「ブルー・デビルズ」のリーダーとして、カンザスシティで人気を誇った。最初はチューバ奏者だったが、ダブルベースに転向した。その「ブルー・デビルズ」で共に活躍していたのがカウント・ベイシー、ジミー・ラッシングなどであった。その後、ベニー・モーテン楽団に吸収され、モーテン死後はカウント・ベイシーの下で演奏した。カウント・ベイシー楽団初期のリズムセクション「オール・アメリカン・リズム・セクション」の一員であり、その柔軟なウォーキングスタイルと、力強い4ビートのベースラインはベイシー特有のサウンドに大きく貢献した。彼のプレイがその後のビバップ時代に影響したと言われ、あまり有名ではないもののジャズ・ベースの始祖と言える存在であった。

ディスコグラフィ[編集]

参加アルバム[編集]

カウント・ベイシー

  • The Original American Decca Recordings (1992年、GRP) ※1937年-1939年録音

バック・クレイトン

  • The Huckle-Buck and Robbins’ Nest (1954年、Columbia)
  • How Hi the Fi (1954年、Columbia)
  • Jumpin’ at the Woodside (1955年、Columbia)
  • All the Cats Join In (1956年、Columbia)

レスター・ヤング & バック・クレイトン

  • The “Kansas City” Sessions (1997年、Commodore) ※1938年録音

ポール・クイニシェット

  • For Basie (1957年、Prestige)

レスター・ヤング、チャーリー・クリスチャン、バック・クレイトン

  • From Spirituals to Swing (1999年、Vanguard) ※1938年-1939年録音

ルビー・ブラフ

  • The Ruby Braff Octet with Pee Wee Russell & Bobby Henderson at Newport (1957年、Verve)

外部リンク[編集]