陸軍歩兵学校 – Wikipedia

陸軍歩兵学校におけるMk.IV戦車の試車風景

陸軍歩兵学校(りくぐんほへいがっこう)とは、現在の千葉市稲毛区天台にあった日本陸軍の教育機関のひとつである。

陸軍歩兵学校は1912年(大正元年)9月、陸軍戸山学校内に創設され、同年11月、都賀村作草部(現・天台)に移転した。歩兵の実施学校としてもっぱら歩兵戦闘法及研究とその普及に任じ軍練成上きわめて重要な使命を遂行する陸軍の教育機関だった。通称は歩兵学校(ほへいがっこう)である。 同学校の敷地は現在、作草部公園や天台駅などがある。

1930年頃(昭和初頭)の千葉市周辺の地図。陸軍步兵學校は地図中央上部。同校は軍用鐵道を挟んで兵器支廠の向かい側に位置した。なお、軍用鐵道の分岐の近くには鐵道第一聯隊が置かれていた。

現:千葉県千葉市天台1丁目周辺。

歴代校長[編集]

  1. ^ 『官報』第31号、大正元年9月4日。
  2. ^ 『官報』第97号、大正元年11月26日。
  3. ^ 『日本陸海軍総合事典』第2版、138頁。

参考文献[編集]

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 高野邦夫編『近代日本軍隊教育史料集成 第8巻』柏書房、2004年。
  • 原剛・安岡昭男編『日本陸海軍事典コンパクト版(上)』新人物往来社、2003年。
  • 『帝国陸軍編制総覧』第2巻、第3巻
  • 『官報』

関連項目[編集]