Ka-25 (航空機) – Wikipedia

Ка-25

1970年1月、モスクワ上空のKa-25

  • 用途:哨戒・対潜・掃海・救難
  • 分類:哨戒ヘリコプター
  • 設計者:ニコラーイ・イーリイチ・カーモフ
  • 製造者:カモフ設計局
  • 運用者
  • ロシア
  •  ウクライナ
  • インド
  • シリア
  •  ベトナム
  • ユーゴスラビア
  • 初飛行:1961年
  • 運用状況:現役

Ka-25(カモフ25, ロシア語: Ка-25)は、ソビエト連邦のカモフ設計局で開発されたヘリコプター。NATOコードネームは、ホーモン(Hormone)。

Hormoneとは「ホルモン」の英語読みである。

同軸反転式ローターが特徴的なヘリコプターであり、西側ではリンクス、ワスプ、SH-2といった、小型の哨戒ヘリコプターに相当する。今日では、その役割をKa-27 ヘリックスによって更新されつつある。

性能・主要諸元[編集]

  • 乗員:2名(最大14名)
  • 主回転翼直径:15.7m
  • 全長:9.7m
  • 全高:5.4m
  • 超過禁止速度:220km
  • 航続距離:400km
Ka-25PL/Ka-25BSh
対潜型。NATOコードネームは”ホーモンA”。レーダー、ディッピングソナー、曳航MAD装備。対潜魚雷、もしくは核爆雷/通常爆雷を搭載できる。
Ka-25T
対艦ミサイル誘導型。NATOコードネームは”ホーモンB”。搭載したレーダーで対艦ミサイル発射母体から水平線を越える照準を担当する。
Ka-25PS
救難型。NATOコードネームは”ホーモンC”。
Ka-25BShZ
掃海型。
Ka-25F
攻撃ヘリコプターとしての提案型。
Ka-25V
民間型。貨物吊り下げ用装置装備。試作のみ。
Ka-25TL/TI/IV
ミサイル追跡型。

関連項目[編集]

  • カモフ設計局
  • Ka-27 – 後継機。