安中駅 – Wikipedia

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安中駅(あんなかえき)は、群馬県安中市中宿にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)信越本線の駅である。

単式ホーム2面2線を有する[1]地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線と3番線があるが、かつては単式・島式ホーム2面3線で2番線が存在していた。

直営駅(管理駅)で、群馬八幡駅 – 横川駅間の各駅を管理する。2006年にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが、2012年に営業終了し撤去された。指定席券売機・Suica対応自動改札機が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 信越本線 上り 高崎方面
3 下り 横川方面

(出典:JR東日本:駅構内図

貨物取扱・専用線[編集]

駅構内と専用線(2009年5月)
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JR貨物の駅は、車扱貨物の取扱駅となっている。

駅の南側にある東邦亜鉛安中製錬所への専用線があり[1]、福島臨海鉄道宮下駅から常磐線泉駅を経由して亜鉛焼鉱・亜鉛精鉱輸送が行われている。亜鉛精鉱はトキ25000形貨車、亜鉛焼鉱はタキ1200形貨車が使用され、同一の貨物列車で輸送されている。羽前水沢駅への濃硫酸輸送も行われていたが、2008年(平成20年)に廃止された。

かつてはコンテナ貨物も取り扱っていたが、利用減少に伴い1998年(平成10年)10月より倉賀野駅へのトラック代行輸送に変わり、その後1999年(平成11年)4月1日からトラック代行輸送も廃止され直接倉賀野駅で集配するように改められた。

利用状況[編集]

JR東日本によると、2020年度(令和2年度)の1日平均の乗車人員は1,349人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 2,175 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 2,126 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 2,066 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 2,004 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 1,912 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 1,908 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 1,902 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 1,918 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 1,924 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 1,879 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 1,874 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 1,886 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 1,889 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 1,880 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 1,840 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 1,813 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 1,763 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 1,771 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 1,763 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 1,821 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 1,349 [利用客数 1]

駅越しに東邦亜鉛安中製錬所を望む

駅前にはロータリーがあり、バスとタクシーののりばとなっている。北陸新幹線の安中榛名駅とは7キロ離れており、同駅までのバスが発着している。

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当駅がある場所は、旧安中宿に近いわけではなく、旧中仙道の板鼻宿と安中宿のほぼ中間に位置する。当駅から北東方面に向うと板鼻宿があり、西に向うと安中宿がある。いずれも古い宿場町の風情を残した町並みはあるが、当駅付近には旧中仙道の風情はほとんど残されていない(もともと、安中駅がある場所は宿場町間を結ぶリエゾン区間にすぎなかった)。

バス路線[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
信越本線

群馬八幡駅 – 安中駅 – 磯部駅

記事本文[編集]

利用状況[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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