生活ほっとモーニング – Wikipedia
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『生活ほっとモーニング』(せいかつほっとモーニング)は、NHK総合テレビで生放送された朝の生活情報番組である。
1966年の『こんにちは奥さん』に始まる朝の生活情報番組は、後に『おはよう広場』→『おはようジャーナル』→『くらしのジャーナル』と継承されて[1]、1995年に本番組がスタートした。
日頃の暮らしに役立つ情報 (健康、料理、経済、住環境、ファッションなど) について、ゲストを交えたスタジオトークとVTRで構成される。
なお、1996年度から2年間は土曜日にも平日と同時間帯で放送されていた。
2003年10月から放送時間を11:00まで延長した。10時台は、当初は『きょうの料理』・『おしゃれ工房』の再放送、2004年4月からは『ほっと10時台』として再スタートした。しかし2005年10月からは9:55まで、2007年4月からは9:25までの放送となり、第2部の枠は独立して『きょうの料理プラス』(金曜のみ『趣味の園芸プラス』)となった。
本番組の視聴率は、7%程度だった[2]。
放送時間の短縮・休止の例[編集]
祝日は原則休止[3]。高校野球開催期間中は休止もしくは過去のアンコール放送。国会中継が9:00から始まる場合は短縮放送。
総合テレビ以外での放送[編集]
当日放送されたものをBS1にて13:00 – 13:50に再放送した時期があったが、2000年3月を以って終了した。
2004年11月からはNHKワールド・プレミアムで同時放送した(8:35 – 9:25)。かつてはNHKワールドTVでも放送された。
番組の終了[編集]
NHKの調査によれば、出勤時間が早まるなど生活環境が変化し[4]、また、それまで8:30開始だった民放キー局3社のワイドショーが8:00開始に、テレビ朝日(1993年4月 – )、フジテレビ(1994年4月 – 9月、1999年4月 – )[5]、日本テレビ(2004年10月 – )の順で繰り上げた[6]ことが、本番組や『連続テレビ小説』の視聴率が低迷する理由に挙げられた。そこで、『NHKニュースおはよう日本』8時台を廃止の上で、『ゲゲゲの女房』から『連続テレビ小説』の放送開始を8時に繰り上げ、8:15から9:54まで『あさイチ』を編成することとした。
「選抜高校野球」中継のため、本番組は年度末より早い2010年3月19日に最終回を迎え、15年の歩みを振り返った。
『あさイチ』へのリニューアル後、視聴率は本番組時代から大幅に上昇[7]し、民放各局のワイドショーの視聴率を大幅に低下させることとなった。これは『おはよう日本』8時台および本番組の前に放送されていた朝ドラ後の『NHKニュース』[8]が本番組を含めた当該枠の視聴率を下げる原因になっていたと指摘されている[9]。また、『あさイチ』の高視聴率の影響により本番組開始翌年である1996年にオウムビデオ事件の影響でワイドショー休止(後に再開)を発表したTBS→TBSテレビが『モーニングEye』に代わり、本番組を模した形で開始した『はなまるマーケット』(同年9月開始)[10]を2014年3月で終了に追い込んでいる。
歴代司会者[編集]
8:35 – 9:30頃
9:30以降
期間 | 9:30 – 9:55 | 10:05 – | |
---|---|---|---|
2003.10 | 2004.3 | 野村正育、杉浦圭子 | (不在) |
2004.4 | 2005.3 | 根岸昌史、杉浦圭子 | 黒崎めぐみ |
2005.4 | 2005.9 | 内多勝康、黒崎めぐみ | 柘植恵水 |
2005.10 | 2007.3 | 柘植恵水 | (不在) |
主な内容[編集]
特集[編集]
特集では暮らしに役立つ情報、社会問題、健康情報などを扱う。
シリーズ[編集]
- 「クイズdeなっとく!」(主に月曜、2006年度 – )
- 視聴者もケータイ、パソコン、地デジリモコンから参加できるクイズ企画である。2008年度から進行は駒村多恵が担当[11] する。2006年度は、フリーの松波順子、2007年度は、結城未来が担当した。
- 「おもしろ検定!ご当地ツウ」(主に月曜)
- 2つの都道府県にゆかりのあるゲストを迎えご当地名物などを紹介するクイズ企画である。「クイズdeなっとく」と同様に視聴者も参加できる。
- 「発見!とっておきの旅」(主に木曜)
- ご当地アナウンサーがゲストを案内する旅コーナーである。時間短縮放送の場合に再構成版として使用されることが多い。2007年度までの「にっぽん体感こだわり旅」からコーナー名が変わったが番組構成は同じである。
- 「この人にトキメキっ!」(主に金曜、2006年度 – )
- 1組のゲストに密着し取材インタビューする。ゲスト2組での対談形式の場合もある。NHKワールド・プレミアムでは過去にゲスト出演者の肖像権の関係で別番組(主に地域情報番組)に差し替えとなった回が数回あった。
- 「夢の3シェフ競演」(主に火曜、月1回)
- 和食(代表・中嶋貞治)、イタリアン(代表・落合務)、中華(代表・孫成順)の有名料理人を迎え、1つの食材をテーマにスタジオで調理を行う。
「クイズdeなっとく!」・「おもしろ検定!ご当地ツウ」放送時には、地上デジタル放送・ワンセグでは、双方向対応の番組連動データ放送を実施する。参加者の名前や成績順位は表示されないが、送信が「成功」か「失敗」かを確認できるような設定がされる(その問題に参加していない場合は「未参加」と表示される。送信回数が表示される場合もある)。4 – 6問出題し、正解数に関係なく、1回でも送信に成功すれば当日の放送でデータ画面に表示されるパスワード入力でパソコンの壁紙(風景の画像つきのカレンダー)や携帯電話の待ち受け画面としてのダウンロードができる。この形式は後継番組『あさイチ』の「スゴ技Q」(火曜日)でも継続して行なわれるが、送信の有無の確認が無くなった一方、双方向登録をしている場合はリモコンのdボタンを押さなくてもそのままクイズに参加できる(機種により異なる場合がある)。
時にはクイズでなく「あなたのお悩み解決します!」と題した、アンケート形式(3問)で行うものもあるが、要領はクイズで○×表示がない以外は基本的にクイズ回答と同じ双方向対応である。なお、パソコンからでもクイズに参加することができる。
過去の放送内容[編集]
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- 特集
- 特集では基本的に暮らしに役立つ情報が中心だが、時折社会問題を扱う。がんサポートキャンペーンや戦後60年(2005年度)関連特集を放送した。毎月1回、公開収録を実施し、健康スペシャル(進行:吹田明日香)として(主として最終木曜日に)放送した。
- ミニ番組
- ほっと10時台/もっと知りたい
- 2003年10月、生活ほっとは11時まで放送を拡大した。10時台はそれまで再放送した「きょうの料理」「おしゃれ工房」を杉浦・野村が補足情報などを交えて紹介する形をとる。
- 2004年4月「ほっと10時台」としてリニューアル。
- 月曜から木曜はゲストを招き、ゲストにまつわる話題を取り上げる。NHKの生活情報番組で反響や質問の多いテーマについて番組後半では「きょうの料理」の中から1品を再放送する(10分程度)。視聴者からのFAXや電子メールなどはアシスタントの岡本優、岡本修が紹介する。
- 金曜日は「趣味の園芸Q&A」(教育テレビから移設)を放送する。柳生真吾が進行に加わる。
- 2005年10月には、ほっと10時台はコーナーの体裁を、10時台の編成見直しに伴って形式上9時台後半のパートに繰り上げ、25分間に集約する。「もっと知りたい」とタイトルを変更した。金曜日は従来の趣味の園芸Q&Aを引き継ぐ。
- 2007年4月に「きょうの料理プラス」「趣味の園芸プラス」として再スタートする。
- 番組で紹介された内容(主に料理や健康関連が多い)をまとめた関連書籍が、NHK出版から発売された。2008年2月までは、隔月刊雑誌(偶数月16日発売)も発売された。こちらの雑誌には当番組だけでなく、『家計診断 おすすめ悠々ライフ』など土曜朝の経済番組の内容も掲載された。
- テーマソングは、中村幸代の「Morning Glory」(アルバム『Green Days』に収録)である。
外部リンク[編集]
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