永井啓弍 – Wikipedia

永井 啓弍(ながい けいじ、1935年1月25日 – )は日本の実業家。トヨタカローラ三重株式会社の代表取締役名誉会長、永井商事株式会社の会長、日本中央競馬会 (JRA) の馬主(中京馬主協会元会長)。かつての馬主登録の表記は永井 啓弐だった。三重県三重郡菰野町出身。

「スズカ」の勝負服を着用した武豊
「スリー」の勝負服を着用した浜中俊

本人名義の勝負服は緑・黄袖緑一本輪、永井商事名義の勝負服は緑・緑袖白一本輪。冠名は預ける厩舎によって使い分けており[1]、鈴鹿山脈に由来する「スズカ」[1]のほか、「サンレイ(重+鹿)」、「ミスズ(重県鹿)」[1]、「サン(重県および太陽)」[1]、「コモノ(菰野)」を使用。永井商事名義の冠名は「スリー」で、三重県からの連想[1]。なお一部例外的に冠名を持たない馬も所有している。

父親はスズカコバンの馬主であった永井永一。「メルシー」の冠名の馬主である永井康郎はトヨタカローラ三重株式会社の元代表取締役社長、永井商事株式会社の副会長で親族である。

1998年、第39回宝塚記念をサイレンススズカが勝利し、馬主として親子制覇を達成する。

2007年、第37回高松宮記念をスズカフェニックスが制し、念願だった地元でのGI制覇を達成した。

主な所有馬[編集]

永井啓弍名義[編集]

  1. ^ a b c d e 松永郁子「日本一、競馬が好きな馬主 永井啓弐インタビュー」『競馬名馬&名勝負年鑑1999-2000 ファンのファンによるファンのための年度代表馬』宝島社、2000年3月、62頁。

    ISBN 4796694927。

  2. ^ 2015年阪神スプリングジャンプレース結果 – netkeiba.com 2015年3月16日閲覧