長都駅 – Wikipedia

東口駅舎(2017年5月)

長都駅(おさつえき)は、北海道千歳市上長都にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線の駅。駅番号はH12。電報略号はオツ。副駅名称は「キリンビール北海道千歳工場前[2]

Kitacaの利用が可能であるが、カードの販売は行わない。

1976年の長都駅と周囲約750m範囲。左上が札幌方面。簡易型の長さ60m程度の短い相対式ホーム2面2線。この頃の周囲にはまだ工場があるだけで現在のような住宅地は整備されておらず、付近の道路から上りホーム南東端への通路とホーム連絡用構内踏切しかない。その後下りホームへも千歳側に見える踏切からの通路が作られた。通路脇に待合室が設置されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
  • 1958年(昭和33年)
  • 1965年(昭和40年)9月27日:複線供用開始。下りホームが増設されて、相対式ホームとなる。
  • 1970年(昭和45年)頃:上り(苫小牧方面)ホーム入口側(東口)に待合室設置。
  • 1977年(昭和52年)6月:下り(札幌方面)ホーム入口側(西口)に待合室設置。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[3]
  • 1989年(平成元年)11月4日:西口側の待合室改築。
  • 1993年(平成5年):西口駅前整備。ホーム延長。
  • 1994年(平成6年)12月17日:自由通路の跨線橋「おさつスカイロード」が設置される。
  • 1996年(平成8年)12月:「おさつスカイロード」から各ホームへ階段通路設置。
  • 1999年(平成11年)8月:西口の待合室が簡易駅舎へ改築、及び東口簡易駅舎設置。
  • 2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[3]
  • 2019年(令和元年)8月1日:副駅名称として「キリンビール北海道千歳工場前」を設置[2]

駅名の由来[編集]

当駅の所在する地名より。アイヌ語の「オサッナイ[注釈 1]」(川尻・乾く・川)に字を当てたものである[4]。かつての長都川の姿を表しているとされる。

2面2線の相対式ホームをもつ地上駅。西口に駅舎があり、跨線橋部分は自由通路になっている。(簡易自動改札機は1番線・2番線の両方についている。)千歳駅管理の無人駅。簡易自動券売機・簡易自動改札機(Kitaca・磁気券ともに対応)設置。

運転士への注意を促すため、「停止注意」の看板が立っている。

のりば[編集]

利用状況[編集]

千歳市によると、1998年の1日平均乗車人員は587人。2014年の1日平均乗車人員は1,148人、乗降人員は2,296人。

JR北海道内の駅別乗車人員(2014年)で無人駅としては3番目に利用者が多い駅となっている。

1日の平均乗降人員は以下の通りである。[6][7]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 2,182
2012 2,192
2013 2,294
2014 2,296

西側は工場地帯、東側は住宅街になっている。

北海道旅客鉄道(JR北海道)
千歳線
特別快速「エアポート」・快速「エアポート」
通過
普通
千歳駅 (H13) – 長都駅 (H12) – *サッポロビール庭園駅 (H11) – 恵庭駅 (H10)
*:一部の列車は、サッポロビール庭園駅を通過する。

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]