クインシー・ワッツ – Wikipedia

クインシー・ワッツ (Quincy D. Watts、1970年6月19日 – )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手である。1992年バルセロナオリンピックの400mの金メダリストである。ミシガン州デトロイト出身。

彼は陸上競技選手としてだけではなく、大学時代はアメリカンフットボールのワイドレシーバーとしても活躍。また高校時代はバスケットボールの選手としても前途有望な選手であった。

1992年のバルセロナオリンピックの400mでは、準決勝でリー・エバンスが1968年メキシコシティーオリンピックで出した43秒86のオリンピック記録(当時)を24年ぶりに更新する43秒71を出し決勝進出。決勝では、ほかの選手が抑えながら走る中、彼は、スタートからフルスピード全開で観客の目をひきつけ、43秒50の連日のオリンピック新記録(当時)で金メダルを獲得した。4×400mリレーでもアメリカの第2走を受け持ち、2分55秒74の世界新記録(当時)を樹立した。

第4回世界陸上選手権大会男子4×400mリレーで第2走を受け持ち、2分54秒29の世界新記録を樹立した。この記録は2021年8月現在でも世界記録である。

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