森理世 – Wikipedia

森 理世(もり りよ[1]、1986年12月24日[1][2] – )は、静岡県静岡市出身[3]の振付師、ダンサー、モデル、タレントである。身長174cm。血液型はA型。2007年度ミス・ユニバース・ジャパン及びミス・ユニバース世界大会優勝者。当時はサイズ非公表だったが、その後Showtitleとの業務提携によりスリーサイズを公表している。

ニューヨークを拠点とした、プロジェクトサンシャイン、レッドリボン等のチャリティー活動に参加。2008年7月に帰国。2009年4月、母と共に地元にダンススタジオ「I.R.M.アカデミー」 を設立。
現在ダンスアカデミーのアーティスティックディレクターとしてダンス&ビューティーの指導をしている[4]

静岡市観光親善大使[5][6]

人物・エピソード[編集]

  • 森家では代々「忍耐」と書かれたプレートを受け継ぎ[17][18]、忍耐・努力・根性の三つを、新たな世界を代表する立場と環境で精神力の源泉としていつも念頭に置いている[19]
  • 父親は公務員[20]。弟が1人いる[21]
  • ミス・ユニバース日本大会の最終選考会で森は毛皮のコートを着用していたが、これを動物愛護団体PETAが非難し、「あなたの美しさが表面的でないことを証明して下さい」という内容の文書を送った。これに対し森は2007年10月16日に「今後は毛皮製品を着ないと大きな声で言いたい。私は動物が大好きで、毛皮製品に反対する人々に同意する。」というコメントを発表した。また、中国で開催されるフェンディのファッションショーに招待された際に、毛皮のコートを着用での来場を依頼されたが断った。イネス・リグロンは、日本大会で森に毛皮のコートを着用するように勧めたのは自分だと語り、毛皮を着用しないと断言しコートの受け取りを拒否した森を支持した。[22]なお、ミス・ユニバース世界大会では、各国のミスと共同生活を送ることになるが、その間、リハーサルやディナー、チャリティー活動も行なっていた[23]
  • 勝負事に勝つためにはカツ丼が必要だと思っている。ミス・ユニバース・ジャパンの際も直前に食べて優勝し、世界大会の際も日本を発つ直前に食したから優勝できた、とのこと[24][25]
  • 自身のブログで美容整形に否定的な考えを持っていること、歯の矯正やヘアスタイル、ダイエットなどだけで整形せずに自身が変身したことを述べているが、実は唇にヒアルロン酸を注入する「プチ整形」を施したことを、イネス・リグロンがJapan Timesの取材で告白している。[26]
  • 世界大会中に他国のミスへの批判をイネス・リグロンに話したことをブログに掲載したため、リグロン及び自身のブログが炎上したことがある[27]
  • 化粧や衣装の選択がギャルのようであると評されることがしばしばある。また、立ち姿がいわゆる“モデル立ち”ではなく、手を前で組み、脚を膝の辺りでクロスする立ち方や、脚をやや開いて爪先を内側に向けて立つポージングをして“脚が細く見える、女の子らしい立ち方”と言われる[25][28]。これらの言動を快く思わない意見もあり、週刊誌等で異論を唱える記事が掲載されたことも多々ある[27][29]。デヴィ・スカルノが「森さんの所作や立ち振る舞いはエレガントではない」との声をあげたことがある[27][29]
  • 乳がん撲滅チャリティーを目的に蜷川実花が撮影し、雑誌『GLAMOROUS』が創刊3周年を記念に別冊付録として企画したヌード写真集『10 WOMEN』に参加。ピンクリボン運動への協力としてヌードを披露している。
  • 2015年12月、東京小牧バレエ団公演『火の鳥/ショパン賛歌“憂愁”』にサロンの女主人役で特別出演[30]
  • スペシャルオリンピックスのドリームサポーターとしてアスリートと共に競技に参加する「ユニファイド」に取り組むため、フィギュアスケートをはじめる[31]。2016年第6回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームで安藤美姫や選手たちとの演技を披露[32]。新潟フィギュアクラブの発表会グループナンバーの振付も手がけ、発表会にも出演した[33][34]
  • 2019年5月28日放送の『グータンヌーボ2』(関西テレビ)に出演し、結婚していたことを明かした。[35]
  • 2021年8月18日、第1子妊娠を発表[36]

ラジオ番組[編集]

  • 森 理世の Happy Weekend!(K-MIX、2012年4月7日 – 2013年3月30日・土曜6:45-7:00)[37]

テレビ番組[編集]

ほか多数

CM[編集]

2007年ミスユニバース就任後、世界各地で行った慈善・キャンペーン活動についての体験談を中心に描いたエッセー集。表紙には優勝時のクラウンのレプリカであるティアラを付けた森の表情が描かれてある。
  1. ^ a b “森理世 : ミス・ユニバース世界一 日本女性の「アピールべたは長所」”. まんたんウェブ (毎日新聞社). (2014年9月19日). http://mantan-web.jp/2014/09/19/20140918dog00m200081000c.html 2015年6月11日閲覧。 
  2. ^ RIYO MORI Official Web Site
  3. ^ ミス・ユニバース優勝の森理世が故郷・静岡とカンヌの結びつきを猛アピール!”. シネマカフェ (2012年4月26日). 2015年6月11日閲覧。
  4. ^ “高橋克典が各分野の第一人者と“心を動かす”をテーマに語り合う!!”. WEBザテレビジョン (KADOKAWA). (2012年3月23日). https://thetv.jp/news/detail/29012/ 2021年8月18日閲覧。 
  5. ^ 静岡市観光親善大使に 森 理世さん(ミス ユニバース 2007) を委嘱しました!”. 一般社団法人 静岡県人会 (2012年1月19日). 2021年8月18日閲覧。
  6. ^ 静岡市観光親善大使 森理世さんからのメッセージ”. 静岡市 (2020年4月1日). 2021年8月18日閲覧。
  7. ^ “ミスユニバースの森さん、元担任が語る素顔”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2007年5月30日). http://www.asahi.com/komimi/TKY200705300139.html 2015年6月11日閲覧。 
  8. ^ 在学生・卒業生の声 産業能率大学・自由が丘産業能率短期大学 通信教育課程ホームページ(2018年3月25日確認)。
  9. ^ 学生・OBの声 産業能率大学通信教育課程HP. (2017年1月30日) 2017年10月10日閲覧。
  10. ^ a b “18〜旅の始まり「チャンスは至るところに ミス・ユニバース2007 森理世さん」”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2012年2月20日). http://www.asahi.com/edu/center-exam/TKY201202200078.html 2015年6月11日閲覧。 
  11. ^ 美は行動力”. 森理世オフィシャルブログ. アメーバブログ (2009年11月29日). 2015年6月11日閲覧。
  12. ^ 森理世インタビュー「世界で出会った“いい男”が備える魅力のすべて」”. ENRiCH. 株式会社メジャース (2014年7月2日). 2015年6月11日閲覧。
  13. ^ “<2007ミス・ユニバース>森理世さん優勝、2位はブラジル代表、3位はベネズエラ代表に”. AFP (フランス通信社). (2007年5月30日). http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2231753/1636528 2015年6月11日閲覧。 
  14. ^ MISS UNIVERSE® 2007 PRIZES”. Miss Universe®. The Main Event. 2007年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。ミス・ユニバースの賞品。
  15. ^ “ミス・ユニバース森理世さん着用の和風コスチュームを展示”. シブヤ経済新聞 (みんなの経済新聞ネットワーク). (2007年6月15日). http://www.shibukei.com/headline/4398/ 2015年6月11日閲覧。 
  16. ^ “アーティスト・高橋理子さんの大切なもの~平成の江戸小紋(前編)”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2010年6月10日). http://www.asahi.com/shopping/iinekore/hito/TKY201006100464.html 2015年6月11日閲覧。 
  17. ^ 森理世 厳しさのないところに美しい花は咲かない”. 日経DUAL. 働く親を見て育った. 日経BP社 (2015年7月6日). 2018年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。
  18. ^ 森理世 弱ったときこそ心にじわじわ効く母の格言”. 日経DUAL. 働く親を見て育った. 日経BP社 (2015年7月8日). 2018年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。
  19. ^ 森理世講演会”. 講演会講師派遣サイト speakers.jp. 2015年9月6日閲覧。
  20. ^ ミス・ユニバース森理世 父が着ぐるみ姿で新聞登場”. Ameba News (2009年8月10日). 2015年9月6日閲覧。
  21. ^ 成人式”. 森 理世 オフィシャルブログ 「SPARKLE TIME」 (2010年1月10日). 2015年6月11日閲覧。
  22. ^ 2007年ミス・ユニバース森理世さん、今後は毛皮を着用しないと断言”. MODE PRESS×YAHOO!JAPAN FASHON. フランス通信社 (2007年10月17日). 2008年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。
  23. ^ 心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU 2011年11月12日放送回”. gooテレビ (2011年11月12日). 2015年9月6日閲覧。
  24. ^ チャンスは至るところに ミスユニバース2007・森理世さん”. 朝日新聞 (2012年2月20日). 2015年9月6日閲覧。
  25. ^ a b 文藝春秋 2007年9月号 p.328〜335
  26. ^ “When natural beauty just isn’t cutting…” (英語). The Japan Times ONLINE. (2008年3月27日). http://www.japantimes.co.jp/news/2008/03/27/national/when-natural-beauty-just-isnt-cutting-it/ 2015年6月11日閲覧。 
  27. ^ a b c 週刊新潮 2007年7月19日 p.44〜45「「バッシング」にめげないミス「森理世」の芸能界作戦」
  28. ^ 週刊文春 2007年8月2日号 p.48〜51「「どこがいいの?」今どきの美女論」
  29. ^ a b 週刊現代 2007年9月15日 p.180「森理世に汚名浴びせたデモなぜ!?」
  30. ^ 12月スタートとお知らせ!東京小牧バレエ団”. 森 理世 オフィシャルブログ 「SPARKLE TIME」 (2015年12月1日). 2021年8月18日閲覧。
  31. ^ ユニファイド❣️”. 森 理世 オフィシャルブログ 「SPARKLE TIME」 (2016年2月14日). 2021年8月18日閲覧。
  32. ^ Miki Ando⛸安藤美姫 (2016年2月14日). “I had a chance to skate with athletes and Ms Riyo Mori. also Japanese part of the royal family came to watch this exhibition and it was great to skate there!!! スペシャルオリンピックスのアスリート、森理世さんと一緒に滑らせて頂ける機会を頂きました”. Instagram. 2021年8月18日閲覧。
  33. ^ 新潟フィギュアクラブ!”. 森 理世 オフィシャルブログ 「SPARKLE TIME」 (2016年7月10日). 2021年8月18日閲覧。
  34. ^ フィギュアスケート新潟・夏の発表会【後編】”. ウォーカープラス. KADOKAWA (2016年9月17日). 2021年8月18日閲覧。
  35. ^ ミスユニバース”森理世、結婚していた テレビ初告白”. オリコンニュース (2019年5月28日). 2019年5月29日閲覧。
  36. ^

    “森理世、妊娠を発表”. スポーツ報知. 報知新聞社. 18 August 2021. 2021年8月18日閲覧

  37. ^ 番組一覧|プログラム”. K-MIX. 静岡エフエム放送. 2013年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月18日閲覧。

外部リンク[編集]