りらいあコミュニケーションズ – Wikipedia
りらいあコミュニケーションズ株式会社は、コールセンターの受託運営・設置・人材育成を行う大手のテレマーケティング会社。ジョブポケットを展開する。
- 1987年6月23日 株式会社もしもしホットライン設立
- 1994年4月 本社を渋谷区代々木に移転
- 1998年10月2日 株式を店頭公開
- 2000年11月 東証2部上場
- 2002年3月 東証1部上場
- 2015年10月 りらいあコミュニケーションズ株式会社に商号変更
ジョブポケット[編集]
ジョブポケット (jobpocket) は、りらいあコミュニケーションズの一部門で、コールセンターを中心としたアルバイト・派遣・一部事務のアルバイトの求人募集を行っている。同時にjobpocket.jpサイトで、日本全国のコールセンターの人材募集を行っている。
2001年7月に採用センターを開設。jobpocket.jpは2004年1月16日にアドレス登録を行ない、現在に至る。年間10,000名以上の人材採用を行なう。
トピックス[編集]
東京電力エナジーパートナーから電話による電力・ガス販売の勧誘業務を請け負っていた同社であるが、判明している2019年10月分に顧客との勧誘電話において顧客との会話の録音データを改ざん・捏造していた事、日本經濟新聞報道によると2019年の1年間で44件の音声改ざんがあった事が明らかになった[1]。自らの音声が不正に編集された顧客らが朝日新聞の取材に応じ、契約を断ったやり取りをそっくり変えられたり、都合のいい部分をつなげて契約が成立したように見せかけられたりしていた[2]。りらいあコミュニケーションズ社は2020年6月11日付発表PDFにおいてお詫びと再発防止を表明した[3]。同年6月13日の報道によると、不正な音声編集は現場トップの管理者が主導していたこと・ルールを逸脱した電話勧誘が責任者によって隠されていた事が伝えられた。東電から委託を受けた当社が契約件数が伸び悩む中、「奪回」と呼ばれる部署では営業目標を達成しようと、夜遅くの電話や高齢者への強引な勧誘が行われ、消費生活センターなどへのクレームが増えた。このため、不適切な営業実態を隠す音声編集が始まったという[4]。
2020年8月、同社は「業績を牽引する部門・社員を無条件に評価し、行きすぎた数字優先の考え方を助長してしまった」と分析。「企業理念や倫理観より結果が優先され、隠す・ごまかす・適当にやり過ごすといった悪しき企業文化が形成された」とし、真摯に反省する基本方針を公表した[5]。
関連会社[編集]
- 株式会社マックスコム
- 株式会社ビジネスプラス(特例子会社)
- 株式会社ウィテラス
- MOCAP,Limited.
- MOCAP Vietnam Joint Stock Company
外部リンク[編集]
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