淑徳与野中学・高等学校 – Wikipedia

淑徳与野中学・高等学校(しゅくとくよのちゅうがく・こうとうがっこう)は、埼玉県さいたま市中央区に所在し、中高一貫教育を提供する私立女子中学校・高等学校。略称は淑与野(しゅくよの)。

大乗淑徳学園の設置校では唯一の女子校であり[1][2]、栄東・開智と共に埼玉私立女子御三家の一角を占める[要出典]

2015年4月まで中学と高校が別々の場所にあったが、高校が円阿弥キャンパスから、さいたま新都心駅や北与野駅から徒歩7分の淑徳与野中学校隣接地に移転。

高等学校において、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学生徒とでは3年間別クラスを編成する、併設型中高一貫校[3]である。

  • 1946年(昭和21年)淑徳高等女学校の与野分校として創立される。
  • 1948年(昭和23年)淑徳与野高等学校に名称を改称する。
  • 1966年(昭和41年)普通科・商業科・保育科の3科を併設する。
  • 1978年(昭和53年)商業科が廃止される。
  • 1985年(昭和60年)保育科が廃止される。
  • 2005年(平成17年)淑徳与野中学校を創立する。
  • 2015年(平成27年)高等学校が円阿弥キャンパス(中央区円阿弥)から中学校に隣接する新都心キャンパスへ移転する。
  • 選抜A(難関国公立大学理系コース)
  • 選抜B(難関国公立大学文系コース)
  • 選抜C(難関私立大学文系コース)
  • S類(文系・理系大学コース)
    • (インターナショナルコース)
    • (SAコース)

中学校からの内部進学生は、「選抜」という上記とは別の特別なクラスに分けられ、高校2年生から理系、文系に分かれる。なお、平成21年度募集まではS類がI類、II類と分けられていた(I類‐国公立大学文系・理系コース、II類‐私立大学文系コース)。

2014年度は国公立大学では35名(うち埼玉大学10名)、私立大学では慶應義塾大学や早稲田大学に42名、学習院大学・MARCHに193名合格するなど、進学校として知られている。日本女子大学には国内で最多となる73名が合格している。

  • 「品性」と「知性」と「機能性」を兼ね備えた新制服は2005年度から採用された。主に中学・高校と似たような作りになっている。
  • 襟元に水色のラインの入った丸襟ブラウス(長袖・半袖)、紺色のポロシャツ(半袖、夏のみ可)、襟元にラインの入ったセーター(紺・白)、クリーム色のベスト、3つボタンブレザー、グレンチェックスカート(夏・冬)、紺ソックス、白ソックス等のアイテムがあり、季節や好みに合わせて組み合わせて着る。これらは全て指定である。
  • 中学では紺ソックスは認められておらず、また冬スカートも赤のチェックとなっている。ブレザーも1つボタンのボレロとなっており、高校とは多少の違いが見受けられる。また、夏は青のリボン冬は赤リボンの着用が決められている。高校ではパンツスタイルの制服も用意されており、2012年度現在も冷え性の生徒などが着用しているが、指定のスカートと別に任意購入のため着用者は少ない。

クラブ活動[編集]

中学校

バスケットボール部、バドミントン部、硬式テニス部、サッカー部、卓球部、剣道部、バトン部、科学部、歴史研究部、文芸部、ESS部、美術部、音楽部、吹奏楽部、演劇部、筝曲部、書道部、茶道部、家庭科部、写真部、華道部、競技かるた部。

高校

バスケットボール部、バドミントン部、硬式テニス部、陸上競技部、ソフトボール部、剣道部、弓道部、サッカー部、卓球部、バトン部、音楽部、科学部、軽音楽部、美術部、ダンス部、美術部、ダンス部、茶道部、吹奏楽部、筝曲部、インターアクト部、華道部、文芸部、家庭科部、科学部、演劇部、ESS部、歴史研究部、写真部、華道部、競技かるた部、クイズ研究部。

著名な出身者[編集]

俳優[編集]

タレント[編集]

声優[編集]

放送[編集]

脚注および参照[編集]

関連項目[編集]

  • 全国高等学校クイズ選手権(日本テレビ系) – 1999年、第19回大会で、同高校からの応募者が834名と全校生徒の8割近くに達したため、特別ブロックとして校庭で同校生徒のみによる出前クイズ予選を行い、1チームが自動的に全国大会に出場するシステムを取った。

外部リンク[編集]