西川登輝 – Wikipedia

西川 登輝(にしかわ とうき、1998年4月7日 – )は、大阪府寝屋川市出身で、武隈部屋(入門時は境川部屋)所属の現役大相撲力士。本名同じ。身長176cm、体重155kg、血液型はB型[1]。最高位は東幕下3枚目(2022年3月場所)。

寝屋川市立啓明小学校1年次から地元の寝屋川相撲連盟で相撲を始め、小学校4年次から6年次にかけてわんぱく相撲全国大会と全日本小学生相撲優勝大会に3年連続で出場した[1]。寝屋川市立第九中学校、埼玉栄高校を経て中央大学法学部法律学科に進学[1]。大学の同期には菅野らがいる[1]。1年次に全国学生相撲選手権大会で個人ベスト32入りを経験し、主将を務めた4年次には学生選手権で個人準優勝[1]。大相撲の三段目100枚目格付出の資格を獲得した。

大学卒業後は境川部屋に入門し、2021年3月場所で初土俵を踏んだ[1]。2日目の菅野との一番に勝利[2]してから6連勝とし、13日目の福島との取組は勝てば三段目優勝決定戦進出が決まる一番だったが、髷を掴む反則行為があったと認定され、反則負けで黒星となった[3]。翌5月場所は6勝1敗として、続く7月場所で幕下に昇進。幕下3場所目の同年11月場所は首の怪我で途中休場した[4]

怪我から復帰した2022年1月場所は7戦全勝で幕下優勝[5]。優勝を決めた7番目の相撲は、出場停止処分からの復帰以来負けなしだった小結経験者の竜電の連勝を13で止める一番になった[4]。この場所後の同年2月1日付で、境川部屋付きの14代武隈(元大関・豪栄道)が独立したのに同行して武隈部屋へ転属した[6]

主な成績[編集]

2022年1月場所終了現在

通算成績[編集]

  • 通算成績:31勝9敗2休(6場所)

各段優勝[編集]

  • 幕下優勝:1回(2022年1月場所)

場所別成績[編集]

一月場所
初場所(東京)
三月場所
春場所(大阪)
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知)
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡)
2021年
(令和3年)
x 三段目付出100枚目
6–1 
東三段目39枚目
6–1 
西幕下52枚目
5–2 
東幕下36枚目
5–2 
西幕下21枚目
2–3–2 
2022年
(令和4年)
東幕下35枚目
優勝
7–0 
東幕下3枚目
 
x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞:=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級:幕内 – 十両 – 幕下 – 三段目 – 序二段 – 序ノ口
幕内序列:横綱 – 大関 – 関脇 – 小結 – 前頭(「#数字」は各位内の序列)
  • 西川 登輝(にしかわ とうき)2021年3月場所 –

関連項目[編集]

外部リンク[編集]