高松琴平電気鉄道 – Wikipedia

高松琴平電気鉄道株式会社
TAKAMATSU-KOTOHIRA ELECTRIC RAILROAD Co.,Ltd.
Kotoden Logo S.svg
種類 株式会社
略称 琴電、コトデン、ことでん、高松琴平電鉄
本社所在地 日本の旗 日本
760-0073
香川県高松市栗林町二丁目19番20号

北緯34度19分46.73秒 東経134度3分2.63秒 / 北緯34.3296472度 東経134.0507306度 / 34.3296472; 134.0507306座標: 北緯34度19分46.73秒 東経134度3分2.63秒 / 北緯34.3296472度 東経134.0507306度 / 34.3296472; 134.0507306

設立 1943年(昭和18年)11月1日
業種 陸運業
法人番号 1470001002410 ウィキデータを編集
事業内容 旅客鉄道事業
代表者 代表取締役会長 真鍋康彦
代表取締役社長 真鍋康正
資本金 2億5000万円(2021年3月31日現在)[1]
売上高 28億8100万円(2021年3月期)[1]
営業利益 △1億9500万円(2021年3月期)[1]
経常利益 △2億9100万円(2021年3月期)[1]
純利益 △1億0400万円(2021年3月期)[1]
純資産 165億0800万円
(2021年3月31日現在)[1]
総資産 334億4000万円
(2021年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
主要株主 四国電力 15.0%
清和 12.5%
ロイヤルサービス 12.5%
(2018年3月31日現在[2]
主要子会社 ことでんバス 100% (連結子会社)
四国高速バス (持分法適用会社)
ことでんサービス
関係する人物 大西潤甫(元社長、創業家)
外部リンク https://www.kotoden.co.jp/
テンプレートを表示

高松琴平電気鉄道株式会社(たかまつことひらでんきてつどう)は、香川県に3つの路線を持つ鉄道会社である。通称はことでん。本社は香川県高松市栗林町二丁目19番20号。グループキャッチフレーズは「うみ・まち・さと – 心でむすぶ」。また、2011年4月から1年間は、ことでん開業100周年記念キャッチフレーズ「ひ や く ?」が併せて使用されていた。マスコットキャラクターはことちゃん。

太平洋戦争中の1943年11月1日、陸上交通事業調整法に基づいて高松市周辺の鉄道事業者が合併して誕生した。直後に、同じく高松市周辺のバス事業者を吸収している。

空襲による市内線の焼失、その代替として高松築港までの路線延長を行うなどの結果、1950年代前半に現在の鉄道路線網ができあがった。以降、琴電グループの中心として、鉄道事業・バス事業などを行ない、1970年代には流通事業、ホテル業に進出した。バス事業は1986年に子会社の高松バス(現在のことでんバス)に譲渡している。

転機となるのは、鉄道3線の拠点である瓦町駅の近代化計画である。1970年代に構想が持ちあがったもので、駅ビルを建設し百貨店を開くというものである。しかし、諸般の事情により計画の具体化は1980年代後半となり、着工は1994年、竣工は1997年となった。そしてそごうグループと提携して「コトデンそごう」を設立・開店した。しかし、バブル経済期の甘い見通しのもとに立てられた収支計画、ならびに2000年のそごうグループ破綻の余波を受け、2001年(平成13年)1月22日にコトデンそごうは民事再生法の適用を申請し閉店する[3][注釈 1]。その同社への債務保証が原因で高松琴平電鉄は経営難に陥り[4]、2001年12月に子会社のコトデンバス(現在のことでんバス)とともに民事再生法適用を高松地裁に申請した[5]。結果、琴平電鉄時代からの経営者である大西一族は退陣、代わりに香川日産グループや地元の大手食品メーカー「加ト吉」(現・テーブルマーク)などの支援を受け、経営再建することになった。この再生計画は2006年3月に終了した。

かつては琴電(ことでん)・TKR、後に片仮名書きのコトデンの愛称で親しまれていたが、民事再生法適用申請後、イメージを一新するためにことでんと平仮名書きに改めた(ただし、駅名には漢字の「琴電」が引き続き使われる)。車両の社名銘板の表記は「高松琴平電鉄」となっている。この表記は直営時代のバスでも用いられていた。

また、2005年2月2日には非接触式ICカードシステムIruCa(イルカ)をことでんバスとともに導入した[6](四国の鉄道・バスでは初)。

東讃電気軌道、四国水力電気、讃岐電鉄[編集]

東讃電軌

高松電気軌道[編集]

高松電軌

琴平電鉄[編集]

琴平電鉄

高松琴平電気鉄道[編集]

高松琴平電鉄

民事再生法申請後の主な施策[編集]

簡易IruCa改札機

民事再生法適用前のサービスはことでんバスとともに良くはなく、バス運転手や車掌、駅員の乗客に対する横柄な態度も問題視されていた。そのため民事再生法適用時も「身から出た錆」「鉄道は要るが琴電は要らない」など住民は琴電擁護や支援に消極的だった(後述するマスコットキャラクター「ことちゃん」がイルカになった理由は、この時に「琴電は要るか[4][50]要らないか」と話し合ったことに由来する)。香川日産出身の真鍋社長就任後はサービス改善を最重要事項とし、以下のような取り組みを行なった。その結果、住民からの信頼も少しずつながら取り戻しつつある。

足踏式デッドマン装置を設置した 20形23

経営再建後の主な施策[編集]

2006年に民事再生法に基く再生計画が終了し、経営再建を果たした後も、以下のような施策が行われている。

  • 毎月最後(12月は毎週)の金曜日に「午前0時便」と銘打ち、高松側ターミナルを午前0時以降に発車する列車を増発して最終列車の時刻を延長。
    • 2010年4月より毎週金曜日(年末年始の12月30・31日と金曜日が祝日に当たる日を除く)に拡大されている[55][56]。当初2011年3月までの予定であったが、利用者が10,000人を越え乗客から好評であることから、2014年3月まで3回延長され、この施策は継続されることになった[57]
    • しかし、2020年の新型コロナウイルス感染症の影響で同年3月から運休となり[58][59][60]、同年11月28日のダイヤ改正で正式に廃止される(通常の終電自体も繰り上げられる)[61]
  • サイクルトレインの実施(2015年7月から)
    • 志度線において、土日祝日の一部ダイヤで、自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインを実施している[62]
  • 車両工場写真集『ことでん仏生山工場』の発売
    • 2011年、開業100周年を記念して香川県の写真家GABOMIによる車両工場の写真展を開催し、その後赤々舎から写真集となって刊行された[63]
  • LINEスタンプ
    • マスコットのことちゃん・ことみちゃん、ことのちゃんを使ったLINEスタンプを2014年から発売している。
    • 2014年に第1弾[64]、2016年に第2弾[65]、2018年に第3弾[66]を発売。
  • 電車内での演劇
    • シアターキューブリックによる車内演劇「ことでんスリーナイン」を2015年に開催[67]
  • 記念映画
    • 開業100周年を記念して、2本の映画が制作された。
      • 篠原ともえ主演『猫と電車―ねことでんしゃ』[68]
      • ミッキー・カーチス、木南晴夏主演『百年の時計』
  • 文学賞
    • ブックカフェ半空と共同で、「ことでんストーリープロジェクト」と題した文学賞を企画。受賞作品は車内で掲出される[69]
  • 交通系ICカードの全国相互利用サービスを導入(2018年3月から)[48]
    • Suica、ICOCA、PASMO等の交通系ICカードで乗車することができる。逆にことでんのIruCaを他のエリアで使うことはできない。
  • ロックバンド「くるり」による瓦町駅発車メロディ(2018年3月21日から)[70]
    • 瓦町駅1番ホームの発車メロディは、くるり作曲の「コトコトことでん」である。同曲は2011年のことでん開業100周年を記念して開催された、くるりの仏生山工場でのライブで初披露された[71]
全ての座標を示した地図 – OSM
全座標を出力 – KML

現有路線[編集]

  • 琴平線 高松築港駅 – 琴電琴平駅 32.9km 23駅
  • 長尾線 瓦町駅 – 長尾駅 14.6km 16駅
  • 志度線 瓦町駅 – 琴電志度駅 12.5km 16駅

琴平線のうち高松築港駅 – 瓦町駅間(高松市内三駅)は「築港線」とも呼ばれる。ラインカラーは琴平線がイエロー、長尾線がグリーン、志度線がローズピンク。

全線とも軌間は1435mm(標準軌)で、四国で唯一現存する採用例である[注釈 6]。動力に電気(直流1500V)を使用し、列車集中制御装置 (CTC) を導入している。路線はすべて讃岐平野に存在し、一切トンネルが存在しない[注釈 7]

途中下車の制度があり、指定された駅については、その駅までと同額の乗車券でなければ途中下車が可能である。指定駅には無人駅も含まれるが、この場合は下車時に列車の乗務員に申告する。ただし、IruCa利用の場合は非適用となる。

現有3線は元々それぞれが別々の会社・規格によって建設され、その名残で軌道として建設された長尾線と志度線は鉄道として建設された琴平線に比べて駅の平均的な設置間隔が短く、特に志度線に至っては琴平線の2倍の密度で駅が設置されている(琴平線の平均駅間距離1.65kmに対し長尾線の平均駅間距離は0.97km、志度線の平均駅間距離は0.83km)。

高松琴平電気鉄道の路線図

運転形態及び変遷[編集]

琴平線高松築港駅 – 一宮駅間は日中15分間隔、その先琴電琴平間は日中30分間隔、長尾線は日中24分間隔、志度線は日中30分間隔の中頻度運転を行っている。長尾線の列車も乗り入れる琴平線高松築港駅 – 瓦町駅間は日中毎時6 – 7本、朝ラッシュ時には最大1時間あたり13本の列車が運行されている。

琴電の所有する各路線は架線電圧や車両のサイズなど、直通可能な路線や使用可能な車両の組み合わせが独特の変遷を遂げてきた。それらの主な変遷を時系列で記せば、概ね以下の通りである。

  1. 志度線昇圧まで – 琴平線は架線電圧1500Vで、築港線(高松築港駅-瓦町駅)を単線運転し、琴平駅に向かう。志度線も築港線に直通するが、600Vのため単線運転つまり単線並列で運転され、瓦町駅でスイッチバックを行って志度駅に向かっていた。長尾線は600Vで瓦町駅折り返し。
  2. 1966年 – 志度線が1500Vに昇圧されると、築港線は複線運転となった。各路線の運転系統は1と同じ。
  3. 1976年12月23日 – 長尾線が1500Vに昇圧されると、志度線と長尾線の使用車両が共通化された。ここでも運転系統は1,2と同じ。
  4. 1994年6月26日 – 瓦町駅の改良工事にともない、志度線は線路が分断された瓦町駅で折り返し運転。逆に長尾線が琴平線同様、築港線へ直通運転を行うことになった。
  5. 2006年 – 車両寸法の制限が琴平線は18m強(これまでの入線車両でもっとも長かったのは、譲渡元の阪神電気鉄道で新性能車として使われていた車両)、志度線は16m、長尾線は17mと差があったが、長尾線も18m車入線可能に改良し、長尾線と琴平線で車両規格を共通化した。ただし走行性能の違いなどから、使用形式は区別されている。以後この形態が続いており、新たな変更の計画は公表されていない。

廃止路線・区間[編集]

前身各社の廃止路線も含む。

  • (高松)市内線 築港前駅 – 公園前駅 2.4km
  • 塩江線 仏生山駅 – 塩江駅 16.1km
  • 志度線 出晴駅(現・瓦町駅付近)- 公園前駅 1.2km

総説[編集]

2020年10月現在、営業用旅客車80両(琴平線20編成40両、長尾線10編成20両、志度線20両)、動態保存車2両、業務用車両2両の計84両を保有する。これは鉄道線に限ると地方都市の民営鉄道としては最も多いが、軌道線(路面電車)車両を含むと広島電鉄、伊予鉄道などがこれを上回る。

琴電を構成した各社は車両を自社発注していたが、琴電成立後は一部を除き他社からの譲渡車両が投入されている。出自も日本国有鉄道(国鉄)、東武鉄道、京浜急行電鉄(京急)、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)、名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄、近畿日本鉄道、阪神電気鉄道、山陽電気鉄道、山形交通、東濃鉄道、三岐鉄道、玉野市営電気鉄道と多彩をきわめ[注釈 8][注釈 9]、形式も細分されていたことから、ファンの間では広島電鉄ともども「動く電車の博物館」と呼ばれていた。

これは戦後復興期以降、1970年代中盤まで、一貫して輸送力の増強を行う必要があり、いわば「質より量」が求められていたためである[注釈 10]
それでも琴平線では、暫時車両の代替と、ある程度の車種統一が行われ、1970年代 – 1980年代前半は元名古屋鉄道および阪神電気鉄道、三岐鉄道の車両が投入された。1985年以降は元京浜急行電鉄および京王帝都電鉄の車両が投入され、2005年に冷房化100%を達成した。

一方、長尾線・志度線は路線規格の問題で、18m級以上の琴平線レベルの車両の入線が不可能だった。このため、大手私鉄から小型車両が淘汰された1980年頃を境に代替が止まった。ゆえに、平成時代になっても戦前 – 昭和20年代に製造された車両で運行されていた。1998年以降には名古屋市営地下鉄の車両を京王重機整備経由で導入し、車両の近代化・冷房化と車種統一を急速に進めたものの、旧型車すべてを置きかえるほどの車両の確保はできなかった。

そのため、2000年代中盤の民事再生法適用下での経営方針策定で、長尾線に関しては琴平線レベルに路線改良を行い、中型車の導入を行なうことになった。2006年に改良工事が竣工し、同年から翌年にかけて2両編成5本の中型車を投入して旧型車を淘汰した。また、冷房付き小型車にも余剰が発生したが、これらは志度線に転用され、同線の旧型車を淘汰した。これにより営業用旅客車両の冷房化率100%を2007年7月に達成した。また、非冷房車である旧型車のうち5両をイベント等のための動態保存車とした。

なお、同じ頃に合理化案として列車のワンマン化を検討していたが、採算性が疑問視されたことから駅の無人化と引き換えに廃案となった。

2005年12月には、忘年会シーズンにおける週末深夜の臨時増発列車において、女性専用車両を試験導入していた。2両編成のうち高松築港寄りの車両が対象であり、深夜の利用者の少ない時間帯に安心して乗ってもらう策であった。朝夕ラッシュに導入されない珍しい例であったが、本格導入には至らず以後の設定は行われていない。

2020年には、自社保有車両のうち京浜急行電鉄からの譲渡車の比率が50%を超える状況となっている[72]

バリアフリー化を推進するため、2024年度より車両の更新を行う計画がある[73]

機器面での特徴[編集]

制御装置・ブレーキの特徴
制御装置は抵抗制御、ブレーキは電磁直通ブレーキに統一されていて、四国の電車保有会社で唯一VVVFインバータ制御や電気指令式ブレーキを一切保有しない。
ラッシュ時と日中で輸送量の差が大きく、車両の増解結を頻繁に行うため、原則として異なる車両同士でも連結運転できるように主幹制御器を統一しノッチ段数を統一することで手動加速制御車と自動加速制御車の総括制御を実現した(なお、一般営業用の手動加速車は琴平線では2005年に廃止。長尾線・志度線では2007年に廃止され、自動加速に統一されている)。
手動加速車の直列制御ノッチは5段、並列制御ノッチは4段で、自動加速車もこれに合わせている。自動加速車は主幹制御器の位置に関わらず直並列制御の最終段まで自動進段する[74]
自動加速車が手動加速車を併結した場合、手動加速制御車に操作を合わせる。操作は手動加速になるが自動加速車両は自動的にそれぞれの最終段まで進段する。そのため最初は起動加速力の良い手動加速車が威力を発揮し、手動加速車が並列最終段まで達した後は高速性能の良い自動加速車が手動加速車を牽引するといった運転も行われていた。
ブレーキは SME(非常弁付直通ブレーキ)に電磁給排弁を付加して応答性の向上と長編成化への対応を実現した電磁SME、ブレーキシューは鋳鉄製に統一されている。もと発電制動併用電磁直通ブレーキ (HSC-D) 装備車はセルフラップ機能のカット(ブレーキ弁の電気接点付き三方弁への交換)を行い、電磁SME-Dとしている。電磁SMEで電制を併用した場合、低速域に入り電制が失効すると制動力が半減するが、制輪子に低速域での減速性能が良い鋳鉄シューを用いることでブレーキ力を確保している。また、空気圧縮機も自動加速車はC-1000形、手動加速車はDH-25形でそれぞれ統一されている。
なお、これらの改造が行なわれていない1300形は他車との併結ができないため、他編成との連結の必要がない長尾線で使用されている。
台車・主電動機の交換
1982年の1053形(初のカルダン駆動車)より前に導入された車両は、台車・主電動機の交換を頻繁に行っていた。従って各車両の記事にある車両の履歴は車体を基準としたものであることを念頭に置いて読む必要がある。
その他
客用扉の車掌スイッチは他の鉄道と操作が逆で、「開」は車掌スイッチを上から下、「閉」が下から上である。このタイプの車掌スイッチを使用している鉄道会社としては、他には近畿日本鉄道が挙げられる。
増結・解放を非常に多く行うため、正面非貫通の車両は多くが貫通式に改造されていたが、非貫通のままの車両も存在した。
再開発が行われる前までは瓦町駅のホームが急曲線上にあったため、18m級の3扉車では中央の扉とホームの隙間に乗客が転落する危険性があるとの理由から、1050形以降入線した一部の車両[注釈 11]は譲渡時に中央の扉を埋めて2扉に改造していた。1080形以降は扉改造をせず譲渡前のままで入線している。

車両番号[編集]

合併の際に長尾線車両を20 – 30番台に改番したほかは、もとの事業者での車両番号をそのまま使用した。これが元で、長尾線・志度線車両が00 – 99、琴平線車両が100以降という法則ができあがった(40番台と400番台は忌み数として欠番になっている)。ただし、琴平線と長尾線・志度線の間を転属した車両についてはこの限りではない。

琴平線では琴平電鉄時代の方式を踏襲し、形式より車両番号が1桁小さく、かつ2桁目が進む独特の車両番号体系が用いられた(例えば1000形の車両番号は100・110・120…となる)。1960年ごろを境に新規導入の車両形式は車両番号と同じ3桁となったが、2桁目が進む方式は相変わらずだった。一方、10000形1001-1002以降の固定編成で入線した車両及び18m級以上の車両は、1000番台の車両番号が振られている。こちらは1桁目が増えていく通常の方式である。形式も10000と12000を除いて、車両番号と同じ4桁である。

長尾線・志度線は10番単位で形式を振り、その中で1桁目が続番となる。しかし、使える車両番号が00 – 39、50 – 99に限られる(40 – 49はやはり忌み数として欠番になっていた)ため、ある形式の消滅後にすぐに2代目、3代目として同一形式・車両番号が振られる事態が多発した。結局、600形の入線時にこの法則は撤廃されている。

現存形式[編集]

形式番号の小さい順に列記する。2020年10月現在。

琴平線[編集]

2両編成20編成40両

  • 600形(0番台) – 元、名古屋市営地下鉄250形・1000系列中間車 2編成4両
  • 1070形 – 元、京急600形(2代) 2編成4両
  • 1080形 – 元、京急1000形(初代) 5編成10両
  • 1100形 – 元、京王5000系(初代) 4編成8両
  • 1200形(1200番台) – 元、京急700形(2代) 7編成14両

長尾線[編集]

2両編成10編成20両

  • 600形(0番台) 2編成4両
  • 1200形(1200番台) 1編成2両
  • 1200形(1250番台) 3編成6両
  • 1300形 – 元、京急1000形(初代)4編成8両

志度線[編集]

2両編成8編成16両、その他4両、計20両

  • 600形(620番台) 6編成12両
  • 600形(800番台) 4両
  • 700形 – 元、名古屋市営地下鉄300形・1200形 2編成4両

動態保存車4両。手前から5000形・20形・3000形・1000形(2018年5月)

動態保存車[編集]

2両

  • 1000形・3000形 – 琴平電鉄自社発注車 各1両

事業用車両[編集]

  • デカ1形(電動貨車)
  • 13000形(無蓋貨車)

消滅形式[編集]

最終配置線区別、琴電及び前身事業者での入線順に列記する。

琴平線[編集]

  • 5000形 – 琴平電鉄自社発注車
  • 11000形 – 元、国鉄ワフ25000形
  • 10000形 – 急行「こんぴら号」用。自社発注車
  • 12000形 – 急行「りつりん号」用。元、国鉄モハ1200形・クハニ7200形←93形・95形←富士身延鉄道モハ100形・クハユニ300形
  • 1010形 – 急行「こんぴら2号」用。自社発注車
  • 8000形・820形 – 元、国鉄クハ5610形←豊川鉄道クハ100形
  • 950形 – 元、国鉄オハ31形客車
  • 1020形 – 元、名鉄3700系 (2代)
  • 1050形・1053形・1060形 – 元、阪神5001形・5231形・5101形
  • 1013形・1063形 – 元、三岐鉄道モハ120形・130形・クハ210形

長尾線・志度線[編集]

  • 01形 – 東讃電気軌道自社発注車
  • 変1形 – 四国水力電気自社発注車
  • 20形 (初代) – 高松電気軌道自社発注車
  • 30形 (初代) – 高松電気軌道自社発注車
  • 50形 (初代) – 四国水力電気自社発注車
  • 7000形→880形・9000形 – 元、東武←総武鉄道モハ1000形・クハ1200形
  • 60形・70形 (初代) – 元、東急クハ5100形←京浜電気鉄道29号形、山陽1000形他
  • 80形 (初代) – 元、山陽36形
  • 20形 (2代) – 元、京急デハ110形
  • 2000形 – 元、国鉄←宮城電気鉄道クハ301←サハ301形
  • 6000形 – 元、国鉄1形・6形←15形・10形←23500形・33500形
  • 920形 – 元、山陽100形
  • 10形・90形 – 元、京急クハ120形←東急5120形←京浜電気鉄道41形
  • 20形(3代) – 元、近鉄モ5620形←大阪鉄道デロ20形
  • 30形 (2代)・50形 (2代) – 元、阪神881形
  • 850形 – 元、国鉄クハ6010形←南武鉄道クハ250形
  • 750形 – 元、玉野市←備南電気鉄道モハ100形
  • 70形 (2代)・80形 (2代) -元・東濃鉄道モハ100形・クハ200形(一部は←日本国有鉄道←南武鉄道モハ100形)
  • 780形→860形 – 元、山形交通三山線モハ111形←西武モハ221形(クハ1221形)←モハ251形←モハ200形
  • 740形→890形 – 元、山形交通高畠線モハ4←西武クモハ151形←モハ550形
  • 30形 (3代) – 元、京急デハ230形←東京急行電鉄←京浜電気鉄道・湘南電気鉄道

保存車両[編集]

廃車後はほとんどの車両が解体処分されていたが、2000年代に入り第三者の手で静態保存された事例がある。公共施設に保存された例は公式サイトでも挙げられている。また、レトロ電車として動態保存していた23号・500号・120号・300号を2021年5月までに廃車する計画があり、保存先の募集をしている[75]。同年10月までに23号・500号は保存先が決定したが[76]、120号・300号は同年11月のさよならイベント後も当面仏生山工場で作業用車両として使われる[77]

  • 62号:さぬきこどもの国(高松市香南町由佐)[75]
  • 760号:玉野市総合保健福祉センター(通称・すこやかセンター 岡山県玉野市) 玉野市電保存会による保存[75]
  • 335号:道の駅「源平の里むれ」(高松市牟礼町原)[75]
  • 23号:通称・お遍路さんのお休み処(高松市牟礼町大町)NPO法人88(エイティエイト)による保存[78]
  • 500号:南部開発(高松市勅使町)[76]
  • 810号・820号:(丸亀市内)個人所有

車両工場[編集]

車両検修施設として以下の工場を有する。

  • 仏生山工場 – 琴平線、長尾線所属車両を担当。
  • 今橋工場 – 志度線所属車両を担当。

高松市LRT構想への対応[編集]

2007年に就任した高松市の大西秀人市長は、市内中心部の活性化策としてLRTの導入を積極的に推進する立場を表明した。これに関連して、2005年以来凍結状態になっていた高松築港駅・栗林公園駅および花園駅間の連続立体交差化事業(JR高松駅隣接地への乗り入れが予定されていた)の打開策として、琴平線をLRT化することで工費の削減を図ってJRとの接続改善を実現するというプランも一時示され、2008年1月に開催された県による連続立体交差化の検討委員会でLRT化に関する議論がなされた。琴電側は輸送力の違いを理由に「今の路線での導入は非現実的」という意見を述べた[79]。県の検討委員会は2009年5月の最終答申ではLRT化を案からはずした。2010年3月31日をもって連続立体交差事業は中止された[80]

その後、高松市は「高松市総合都市交通戦略検討協議会」を発足させ、LRT導入に関する検討を行っている。2009年3月の会合では、複線路盤を持つ琴平線の高松築港駅・仏生山駅間(当時複線で運行されているのは栗林公園駅以北)にLRTを走らせる案も委員から示された。これに対しても琴電側は「現在のダイヤでも需要に合っている。経済合理性の面から、LRTが持続可能な構想なのか疑問がある」という意見を示している[81]。投資面からは既存の路線バス(ことでんバスの親会社でもある)などを活用するほうが合理的であるとしていた。協議会は2009年12月の会合で、琴平線の仏生山駅以北でのLRT運行につき4つの構想案を示した。その内容は、

  1. 琴電は現状維持、LRTを同時運行
  2. 琴電は現状維持、JR高松駅・仏生山駅間にLRT運行
  3. 琴電は瓦町駅起点とし、JR高松駅・仏生山駅間にLRT運行
  4. 琴電は仏生山駅始発とし、JR高松駅・仏生山駅間にLRT運行

である。これについて、琴電側はピーク時の輸送能力などへの懸念から、3・4の案には反対している[82]

関連会社[編集]

  • ことでんバス – 連結子会社
  • 四国高速バス – ことでんバスが株式の50%保有、持分法適用会社
  • ことでんサービス – 2004年に旧・コトデンタクシーとビルメンテナンス業の北四国総業が合併。駅業務の受託も行っている。女性駅員を積極的に採用している。ことでんタクシーは同社の一部門だったが、2019年4月にことでんバスに移管されている。タクシーの車両はワゴンタイプを除きほぼ日産・セドリックになっている。
  • 高松グランドカントリークラブ
  • 屋島ドライブウェイ – 2017年7月、有料道路事業から撤退。引き続き山上売店を経営。

かつての関連会社[編集]

  • 屋島登山鉄道(屋島ケーブル) – 2004年10月(正式廃止は2005年8月)まで屋島でケーブルカーを運営。
  • 新屋島水族館 – 旧・屋島山上水族館(株式会社屋島水族館)。2006年9月まで営業、同年10月より水槽メーカーの日プラの子会社、せとうち夢虫博物館株式会社が運営。株式会社屋島水族館は2006年に「屋島施設管理株式会社」と名称変更し、2019年5月に特別清算が終結した[83]
  • コトデントラベルサービス – 本体の民事再生法申請前に事業休止。なお、ことでんバスの「バスツアー」は、ことでんバスを主催旅行会社とする主催旅行として、愛称「ハートツアー」として現在も催行中。
  • コトデンそごう
  • 瀬戸大橋高速バス
  • 琴電商事 – コトデンスーパーを経営していた。本体の民事再生法申請前に自己破産している。
  • 高松グランドホテル – 高松築港駅上にあったホテル。全日空ホテルズの一員でもあった。再開発のため廃業。
  • 徳島西部交通 – 2018年にことでんバスに合併される。
[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 店舗は天満屋が譲り受け、2001年に高松天満屋として再発足した。
  2. ^ 頭端式ホームの4・5番ホームのみ設置。
  3. ^ 頭端式ホームの3番ホームのみ設置。
  4. ^ 頭端式ホームの3番ホームのみ設置。
  5. ^ ことでんの営業用旅客車と動態保存車はすべて運転台付きの車両で、2009年度当時は片運転台タイプ車両が80両、両運転台タイプ車両が4両(両運転台タイプ車両はすべて動態保存車)であった。
  6. ^ 1911年9月から1923年6月29日まで愛媛県の旧松山電気軌道線も1435mm軌間を採用していた。なお、香川県内の私鉄線でも琴平急行電鉄と琴平参宮電鉄は1067mm軌間を採用していた。
  7. ^ 香川県の鉄道全体で見ても、県境の駅間を除くと、トンネルは高徳線の1箇所(高松市内)しかない。
  8. ^ しかも、国鉄出身車は買収国電であったり、山形交通から購入した車両は同社が西武鉄道から購入したものであるなど、さらに前歴を持つ車両が多かった。
  9. ^ なお、京急、名古屋市営地下鉄、近鉄、阪神、山陽以外は種車の軌間が、名古屋市営地下鉄は種車の集電方式がそれぞれ異なるため、それらの場合は琴電入りの際に台車や集電装置を交換する。
  10. ^ そのため、かつてはクロスシート装備であった車両もすべてロングシート化された。
  11. ^ 1050形・1053形・1060形・1063形

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g 第109期決算公告、2021年(令和3年)6月18日付「官報」(号外第138号)153頁。
  2. ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成30年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
  3. ^ a b 「コトデンそごう 営業は継続」『四国新聞』四国新聞社、2001年1月23日
  4. ^ a b c 島脇健史「高松琴平電鉄が開業100周年 破綻から再生、黒字化」『朝日新聞』朝日新聞社、2011年11月19日
  5. ^ a b 「琴電支援固まったが…/記者座談会」『四国新聞』四国新聞社、2002年2月18日
  6. ^ a b 横田香奈(2015年2月3日). “琴電:「イルカ」10周年 記念カード、333枚販売”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  7. ^ 『鉄道院年報. 明治42年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「軽便鉄道指定」『官報』1911年2月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1911年11月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1911年11月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1913年11月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1915年4月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 『鉄道院年報. 大正4年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 『鉄道院年報. 大正4年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 「軽便鉄道免許取消」『官報』1915年8月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  19. ^ 「軌道特許状下付」『官報』1916年9月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  20. ^ 『四水三十年史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  21. ^ a b 『鉄道院鉄道統計資料. 大正6年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  22. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  23. ^ 『鉄道院年報. 明治42年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  24. ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  25. ^ 『日本全国諸会社役員録. 明治44年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  26. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1912年7月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  27. ^ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1916年4月24日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  28. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1920年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  29. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正9年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  30. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和10年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  31. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第34回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  32. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1925年10月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  33. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1926年12月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  34. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1927年3月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  35. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1927年4月28日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  36. ^ 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和15年11月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  37. ^ 「鉄道営業廃止」『官報』1941年6月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  38. ^ 10月25日許可「鉄道譲渡許可」、「軌道譲渡許可」『官報』1943年11月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  39. ^ 海水浴客ら204人がけが 満員で正面衝突『朝日新聞』1976年(昭和51年)8月2日朝刊、13版、23面
  40. ^ 大島一朗『ことでん長尾線のレトロ電車』JTBパブリッシング、2006年、p.131
  41. ^ a b c “瓦町駅ビル工事に伴い運転区間変更 琴電志度、長尾線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1994年6月20日) 
  42. ^ a b 「コトデンそごう4年の短い歴史に幕」『四国新聞』四国新聞社、2001年4月15日
  43. ^ 「高松天満屋がオープン」『四国新聞』四国新聞社、2001年9月2日
  44. ^ 「天満屋、6月にも営業-そごう後継」『 四国新聞』四国新聞社、2001年4月13日
  45. ^ 「天満屋と基本合意締結-琴平電鉄」『四国新聞』四国新聞社、2001年6月12日
  46. ^ ことでん100周年 高松琴平電気鉄道株式会社
  47. ^ ことでん「IruCa」エリアでも「ICOCA」など利用可能に – 3/3から – マイナビニュース、2018年1月23日
  48. ^ a b 交通系ICカードのご利用開始日について – 高松琴平電気鉄道、2018年1月22日
  49. ^ 改札機改修工事のお知らせ – 高松琴平電気鉄道、2018年1月15日
  50. ^ 連載320回 ことでんのキャラクターがイルカの「ことちゃん」になった衝撃の理由 – マイナビニュース 鉄道トリビア 記:杉山淳一(2015年9月5日版 / 2015年9月12日閲覧)
  51. ^ ことちゃん&ことみちゃんfacebook 2015年10月10日 2015年11月24日閲覧
  52. ^ ことちゃん&ことみちゃんfacebook 2015年10月20日 2015年11月24日閲覧
  53. ^ 第16回ことでん電車まつりの開催について ことでんグループ
  54. ^ ことでん春の電車まつり2018開催について ことでんグループ
  55. ^ 「毎週金曜日は午前0時便」 ことでん、4月から終電増発 香川・高松市 産経ニュース、2010年3月10日[リンク切れ]
  56. ^ 毎週金曜に「午前0時便」運行へ/琴電 四国新聞、2010年3月6日
  57. ^ 毎週金曜日は午前0時便 高松琴平電気鉄道株式会社
  58. ^ 新型コロナウイルス対策によるイベント中止のお知らせ – 高松琴平電気鉄道、2020年2月27日
  59. ^ 新型コロナウイルス対策による午前0時便運行中止のお知らせ – 高松琴平電気鉄道
  60. ^ 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う運行本数の減便について – 高松琴平電気鉄道、2020年4月17日
  61. ^ 伏石駅の第一期開業及びダイヤ改正について – 高松琴平電気鉄道、2020年11月6日
  62. ^ サイクルトレイン運行のお知らせ ことでんグループ
  63. ^ GABOMI『ことでん 仏生山工場』赤々舎、ISBN 978-4-903545-82-0
  64. ^ ことちゃんLINEスタンプ販売開始!! ことでんグループ
  65. ^ ことちゃんLINEスタンプ第2弾販売開始!! ことでんグループ
  66. ^ ことちゃんLINEスタンプ第3弾販売開始!! ことでんグループ
  67. ^ ことでんスリーナイン シアターキューブリック OFFICIAL SITE
  68. ^ 映画『猫と電車-ねことでんしゃ-』 公式サイト
  69. ^ ブックカフェ発「半空文学賞」 ことでんとコラボし新企画 産経ニュース
  70. ^ 「くるり×ことでん」出発式について ことでんグループ
  71. ^ 仏生山工場ライブ「くるり×ことでん」 – ことでん開業100周年記念イベント開催! ことでん100周年 | ことでんグループ
  72. ^ なぜか香川に赤い電車が ことでんとの絆、くるりも歌に”. 朝日新聞DIGITAL (2020年12月5日). 2021年5月22日閲覧。
  73. ^ 移動等円滑化取組計画書”. 高松琴平電気鉄道 (2021年6月17日). 2021年8月14日閲覧。
  74. ^ JTBキャンブックス「京急の車両 – 現役全形式・徹底ガイド – 」による
  75. ^ a b c d レトロ電車の廃車計画について”. 高松琴平電気鉄道 (2019年5月9日). 2019年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月14日閲覧。
  76. ^ a b “ことでんレトロ電車、昨年引退の500号が余生の地へ移送”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年10月14日). https://www.asahi.com/articles/ASPBF6RLPPBDPTLC025.html 2021年12月21日閲覧。 
  77. ^ “長年の活躍ねぎらい拍手 ことでんのレトロ電車2両がラスト運行”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年11月5日). https://www.asahi.com/articles/ASPC46V2GPC3PTLC01J.html 2021年12月21日閲覧。 
  78. ^ “お遍路さんに安心の屋根を 高松のレトロ電車休憩所”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2021年6月3日). https://www.asahi.com/articles/ASP6272C5P5SPTLC027.html 2021年12月21日閲覧。 
  79. ^ LRT導入は議論を-琴電立体事業検討委 四国新聞、2008年01月31日
  80. ^ 高松琴平電鉄連続立体交差事業 – 高松市
  81. ^ 「琴電軌道にLRT」提案/高松市交通検討協 四国新聞、2009年3月28日
  82. ^ LRT導入実験を提案/高松市都市交通検討委 四国新聞、2009年12月3日
  83. ^ 『官報』2019年5月24日(第14号)21ページ

関連項目[編集]

  • IruCa
  • テーブルマーク – 旧社名「加ト吉」
  • 真鍋康彦
  • 大西潤甫
  • サークルKサンクス – 以前、サンクス店のフランチャイジー企業を設立していた
  • 百年の時計 – 創業100周年記念映画。2012年香川県内先行公開。2013年全国公開。
  • ぐるっと高松
  • のぞみ、出発進行!! – 「サンライズ瀬戸 パパ失踪事件と謎の暗号」にて登場。

外部リンク[編集]