函館2歳ステークス – Wikipedia

函館2歳ステークス(はこだてにさいステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が函館競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。

正賞は北海道知事賞[2]

1969年に函館3歳ステークス(はこだてさんさいステークス)の名称で創設[3]された3歳(現2歳)馬による重賞競走。条件や施行時期の変遷(後述)を経て、現在は函館競馬開催の悼尾を飾る競走として概ね定着している。通常は芝1200mで施行しているが、1994年のみダート1000mで施行された。

1997年に函館競馬場と札幌競馬場の開催順が入れ替わったことにより、中央競馬では最初に行われる2歳馬の重賞となった[3][4]

競走条件[編集]

以下の内容は、2021年現在[2][5]のもの。

出走資格:サラ系2歳

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:馬齢重量(54kg)

  • ただし、南半球生まれの競走馬は3kgを減量[1]

地方競馬所属馬は栄冠賞・ウィナーズチャレンジ(2競走)で1着となった馬に、本競走の優先出走権が与えられる[6]。また、本競走で1着となった地方競馬所属馬は阪神ジュベナイルフィリーズ・朝日杯フューチュリティステークス・ホープフルステークスのいずれかに出走資格が与えられるほか、2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬は札幌2歳ステークスにも出走できる[6]

地方競馬所属馬が出走申込を行った場合は、出走申込頭数が4頭以下でも競走の取りやめを行わないことが競馬番組一般事項で規定されている[2]

賞金[編集]

2021年の1着賞金は3100万円で、以下2着1200万円、3着780万円、4着470万円、5着310万円[2]

  • 1969年 – 3歳馬による馬齢重量の重賞競走として「函館3歳ステークス」の名称で創設[3]、函館競馬場・芝1200mで施行[4]
  • 1984年
  • 1994年 – 函館競馬場の芝コース改修工事により、ダート1000mで施行[4]
  • 1995年 – 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬は札幌3歳ステークス・クローバー賞・コスモス賞の2着以内馬に限り出走可能となる[4]
  • 1997年 – 地方競馬所属馬の出走資格をラベンダー賞2着以内馬に変更。
  • 2001年
    • 馬齢表示が国際基準へ変更されたことに伴い、出走条件を「2歳」に変更[4]
    • 競走名を「函館2歳ステークス」に変更。
  • 2007年 – 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[3]
  • 2010年
  • 2012年 – 地方競馬所属馬の出走枠が栄冠賞・ウィナーズチャレンジ(2競走)の1着馬に変更される。
  • 2013年 – 未出走馬・未勝利馬の出走制限を廃止[3]
  • 2020年 – 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、「無観客競馬」として実施[7]

歴代優勝馬[編集]

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記を用いる。

コース種別の記載がない距離は、芝コースを表す。

競走名は第32回まで「函館3歳ステークス」[3]

関連項目[編集]

  • 栄冠賞 – 地方競馬で最初に行われる2歳馬の重賞。本競走のステップレースにも位置づけられている

注釈[編集]

  1. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

各回競走結果の出典[編集]

  • 『中央競馬全重賞競走成績集 平成18年版』「2歳・3歳編」日本中央競馬会・刊、2006、p7-53「函館2歳ステークス」より
    • 1969年
    • 1970年、1971年、1972年、1973年、1974年、1975年、1976年、1977年、1978年、1979年
    • 1980年、1981年、1982年、1983年、1984年、1985年、1986年、1987年、1988年、1989年
  • JRA年度別全成績
  • netkeiba.comより(最終閲覧日:2015年7月27日)
    • 函館3歳ステークス
    • 函館2歳ステークス

外部リンク[編集]