藤野英人 – Wikipedia

藤野 英人(ふじの ひでと)は、投資家(ファンドマネジャー)、経営者、作家、YouTuber。レオス・キャピタルワークス株式会社の創業者の1人。レオス・キャピタルワークス代表取締役会長兼社長・最高投資責任者(CIO)。JPXアカデミーフェロー、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授。一般社団法人投資信託協会理事。富山県富山市出身。

特に中小型および成長株の運用経験が長く、ファンドマネジャーとして約30年の経験を持つ。自身が運用責任者を務める「ひふみ投信」「ひふみプラス」「ひふみ年金」は主に日本の成長企業に投資するアクティブファンド。登録者数17.7万人の金融教育YouTube番組『お金のまなびば!』を運営する。

早稲田大学法学部を卒業後、野村投資顧問に入社。ジャーデン・フレミング投信・投資顧問(現 JPモルガン・フレミング・アセット・マネジメント)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントにて、ファンドマネジャーを歴任。特に中小型株および成長株の運用経験が長く、27年で延べ6000社、6500人以上の社長に取材した[3]

その後、独立し、レオス・キャピタルワークスを創業。主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」「ひふみプラス」を運用し、ファンドマネジャーとして高パフォーマンスをあげる。「ひふみ投信」は株式会社格付投資情報センターが選定するファンド大賞を4年連続で受賞[3]

レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役会長兼社長・最高投資責任者[3]。JPXアカデミーフェロー、東京理科大学上席特任教授、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、叡啓大学客員教授、一般社団法人投資信託協会理事[3]

近著[いつ?]に『お金を話そう。』『投資家みたいに生きろ』『投資家が「お金」よりも大切にしていること』『ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!』など著書多数[3]

投資教育にも注力しておりJPXアカデミー・フェロー[11]、明治大学商学部兼任講師、国境なき医師団フィランソロピック・アドバイザー[12]も務める。

趣味はピアノ、社交ダンス、テニス、将棋(アマチュア5段)など[3]

座右の銘は「全力を尽くす」は寝ずに頑張るという意味ではなく、自分の持っている【全ての力】、5感や色々な感性を含め、自分が持っているものを全て使う、出し切るという意味で使っている[4]

尊敬する人物は日本電産創業者の永守重信。仕事に対する姿勢や、投資家に対するコミュニケーションが長けている[4]

元来は検事志望で祖父は裁判官[13]

投資観[編集]

「地味で地道な会社」と表現する中小型の企業を実際に訪ねて調査する(いわゆる「ボトムアップリサーチ」)を重視しており、『「守りながら増やす」のが運用方針です。具体的には「地味で地道な会社」に投資しています。よく例に出すのが東証2部上場の朝日印刷という会社。知名度はありませんが、毎年5~15%は利益成長しており、株価も10年で約3倍になっています。何の会社かというと医薬品の箱の印刷をしている会社なんです。シェアも非常に高い。薬事法があり、法律に従って印刷するのがめんどくさいので、大手印刷会社はやらないからです。すごい会社ですが、日本にはこういう会社がたくさんあります。多くの人はソニーとか三菱重工業とか、日立とかそういう会社に投資すると「安心・安全」だと思っていますよね。でも「安心」=「安全」ではありません。大手はライバルも多く、景気の影響を強く受ける。そうではなくライバルが少なくて景気の影響を強く受けない会社に投資するのが僕らの投資スタイルです。』と発言した[14]

書籍[編集]

※ 国立国会図書館検索サイトにて[15]

DVD[編集]

対談[編集]

インタビュー[編集]

寄稿[編集]

テレビ[編集]

※ テレビ紹介情報サイトより[16]

雑誌[編集]

※ 国立国会図書館検索サイトにて[15]
  • 『週刊文春』(文芸春秋)- カリスマ投資顧問藤野英人のサルでもわかる「伸びない会社」
  • 『週刊東洋経済』(東洋経済新報社)- ささいな事象に本質が見える!トイレが汚い会社には投資しない
  • 『証券業報』(日本証券業協会)- ファンドマネージャーの立場から見た企業情報開示と企業IR
  • 『プレジデント』(プレジデント社)
  • 『ジャパニーズインベスター』(宝印刷)- 伸びる会社ダメな会社の見分け方
  • 『日経マネー』(日経BP)- ≪シリーズ≫藤野英人の「大人の社会科見学」
  • 『ファイナンシャルアドバイザー』(近代セールス社)- 金融商品のトリセツ(取扱説明書)
  • 『企業家倶楽部』(企業家倶楽部)
  • 『望星』(東海教育研究所)- 投資はマネーゲームじゃありません 投資は社会と価値を共有すること
  • 『金融財政事情』(金融財政事情研究会)
  • 『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)- 7000人超の経営者と面談してきたカリスマ投資家が語る 伸びる会社・伸びない会社の社長論
  • 『Voice』(PHP研究所)
  • 『北陸経済研究』(北陸経済研究所)
  • 『週刊教育資料』(日本教育新聞社)
  • 『Newspicks magazine』(NewsPicks)
  • 『証券アナリストジャーナル』(日本証券アナリスト協会)- これからの投資信託の役割とは : 投資文化の普及のために
  • 『事業構想(事業構想大学院大学出版部)- 富山県 Project Nippon 過疎の町で古民家を購入し、多拠点生活 プロ投資家が地域の実践者に
  • 『きんざいファイナンシャル・プラン』(きんざい)- 国内最大級のアクティブファンドは、『ひふみワールド』で新たなステップへ
  • 『ニューズウィーク』 – 日本の企業に投資する理由
  • 『エコノミスト』(毎日新聞出版)- 株式相場の大きな調整に備えよ
  • 『商工会』(全国商工会連合会)- 地方を変える若者たちの大きな力
  • 『週刊新潮』(新潮社)- 佐藤優の頂上対決
  • 『マーケティングホライズン』(日本マーケティング協会)
  • 『AERA』(朝日新聞出版)- ≪シリーズ≫社長のカネとメシ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]