アンソニー・ジョンソン (格闘家) – Wikipedia

アンソニー・ジョンソンAnthony Johnson、1984年3月6日 – )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。ジョージア州ダブリン出身。コンバット・クラブ所属。Bellator世界ライトヘビー級ランキング4位。

ジュニアカレッジ時代はレスリングで全米王者となり、20歳のときに友人の影響で総合格闘技を始めた[1]

2006年8月18日、Pangea Fightsでプロ総合格闘技デビューを果たした。

UFC[編集]

2007年6月12日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Stout vs. Fisherでチャド・レイナーと対戦し、スタンドパンチ連打で開始13秒のKO勝ち。

2007年9月22日、UFC 76でリッチ・クレメンティと対戦し、リアネイキドチョークで3R一本負け。キャリア初黒星を喫した。なお、この試合はジョンソンの体重超過により、177ポンド契約で行われた。

2008年7月19日、UFC Fight Night: Silva vs. Irvinでケヴィン・バーンズと対戦し、3RにTKO負け[2]。しかし、ジョンソンはバーンズの指が目に入り試合続行不可能になったと試合結果の変更を求めて不服申し立てをするが、ネバダ州アスレチック・コミッションによって却下された[3]。同年12月13日、The Ultimate Fighter: Team Nogueira vs. Team Mir Finaleでケヴィン・バーンズと再戦し、左ハイキックで3RKO勝ち。リベンジを果たすと共にノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]

2009年10月24日、UFC 104で吉田善行と対戦し、右ストレートで開始41秒のTKO勝ち[5]。なお、この試合はジョンソンの体重超過により、176ポンド契約で行われた[6]

2009年11月21日、UFC 106でジョシュ・コスチェックと対戦し、リアネイキドチョークで2R一本負け[7]。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2011年10月1日、UFC Live: Cruz vs. Johnsonでチャーリー・ブレネマンと対戦し、左ハイキックで1RKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2012年1月14日、UFC142でビクトー・ベウフォートと対戦し、リアネイキドチョークで1R一本負け[8]。なお、この試合は当初ミドル級契約であったが、ジョンソンが11ポンドの体重超過をしたため、197ポンド契約で行われた[9][10]。翌日、度重なる体重超過を重く見たUFCによりリリースが発表された[11]

UFCリリース後[編集]

2012年5月25日、Titan FCでデヴィッド・ブランチと対戦し、3-0の判定勝ち。なお、この試合はジョンソンの体重超過により88.5kg契約で行われた[12]

2013年3月23日、ヘビー級転向初戦となったWSOF 2で元UFC世界ヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーと対戦し、3-0の判定勝ち。

UFC復帰[編集]

2014年4月26日、2年3か月ぶりのUFC復帰戦となったUFC 172でライトヘビー級ランキング4位のフィル・デイヴィスと対戦。パワフルな打撃でデイヴィスのタックルと打撃を封じ込めて、3-0の判定勝ち。

2014年7月26日、UFC on FOX 12でアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラと対戦。右アッパーの連打で開始44秒のKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2014年9月5日、自身の子供の母親が2年前の2012年9月にジョンソンからドメスティック・バイオレンスを振るわれていたとジョンソンを訴える。UFCはこれを受けてジョンソンに無期限出場停止処分を科した[13]。ジョンソンは自身のFacebookで「そんな嘘を吐くようなふざけた奴等は馬鹿げている。サポートをしてくれるみんなには感謝しているよ」と、この報道を否定した[14]

2014年10月29日、母親がドメスティック・バイオレンスの訴えを自主的に取り下げた[15]

2015年1月24日、UFC on FOX 14のライトヘビー級王座挑戦者決定戦でライトヘビー級ランキング1位のアレクサンダー・グスタフソンと対戦。序盤からプレッシャーをかけ続け、スタンドパンチ連打でダウンを奪いパウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2015年5月23日、UFC 187のUFC世界ライトヘビー級王座決定戦でライトヘビー級ランキング3位のダニエル・コーミエと対戦。1Rに右フックでダウンを奪うものの、グラウンドで巻き返されてリアネイキドチョークで3R一本負け。王座獲得に失敗した。当初は同大会で王者のジョン・ジョーンズに挑戦予定であったが、ジョーンズが車の追突事故を起こし王座を剥奪されたため、代わりに王座決定戦でコーミエと対戦した。

2015年9月5日、UFC 191でライトヘビー級ランキング7位のジミ・マヌワと対戦し、右フックでダウンを奪いパウンドで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年1月30日、UFC on FOX 18のライトヘビー級王座挑戦者決定戦でライトヘビー級ランキング4位のライアン・ベイダーと対戦し、パウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2016年8月20日、UFC 202でライトヘビー級ランキング2位のグローバー・テイシェイラと対戦し、右アッパーで開始13秒のKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年4月8日、UFC 210のUFC世界ライトヘビー級タイトルマッチで王者ダニエル・コーミエに挑戦し、リアネイキドチョークで2R一本負け。王座獲得に失敗し、試合後のインタビューで引退を発表した。

Bellator[編集]

2020年8月25日、UFCで現役復帰するために、契約選手に義務付けられている全米アンチドーピング機関(USADA)の検査対象者リストに入った[16][17]。しかし、その後ジョンソンは自身が運営するカンナビジオールの会社が、ビジネス面でUFCのスポンサーポリシーに抵触する可能性があったことを示唆して[18]、2020年12月9日にBellatorと正式に契約した[19]

2021年5月7日、Bellator初参戦となったBellator 258のBellatorライトヘビー級ワールドグランプリ1回戦でジョゼ・アウグストと対戦。1Rにカウンターの左フックでぐらつき追撃のパウンドで追い詰められるものの、2Rに右ストレートでKO勝ち。グランプリ準決勝進出を果たした。当初はヨエル・ロメロとの対戦が予定されていたが、4月29日にロメロがメディカルテストをクリアできなかったため、大会1週間前のオファーを受けたアウグストと対戦した[20]

2019年11月にニュージャージー州ニューアークからフロリダ州フォートローダーデールまでのフライトの支払いに盗難したクレジットカードを使用したなりすましの容疑で、2021年5月11日、コネチカット州フェアフィールド郡で逮捕、起訴された。その後、ジョンソンは500ドルを支払い保釈され、5月末に法廷への出廷が義務付けられた[21]

人物・エピソード[編集]

  • かつて同じブラックジリアンズに所属するチームメイトであったアリスター・オーフレイムについて、アリスターがブラックジリアンズにトレーニングに来たのは5回ぐらいで、チームに溶け込むことなくジム内でも基本的に自身のチームと行動していて、ブラックジリアンズのチームメイトに敬意を払わず、打撃スパーリング中にスパーリングパートナーをテイクダウンして怪我させたりしていたので、「彼に不満はないけど、ただ気にしていないだけだ。彼はブラックジリアンズの一員ではないし、彼をそのカテゴリーに入れたくない。彼はチーム・アリスターだよ」と語っている[22][23]
  • ウェルター級時代には30kg近く減量して試合に臨んでいた[1]
総合格闘技 戦績
29 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
23 17 0 6 0 0 0
6 1 5 0 0

獲得タイトル[編集]

  • Rocky Mountain Nationalsミドル級トーナメント 優勝(2006年)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(1回)
  • UFC ノックアウト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(5回)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]