サスペリア・テルザ 最後の魔女 – Wikipedia

サスペリア・テルザ 最後の魔女』(伊: La Terza madre、英: The Mother of Tears)は、2007年にイタリアとアメリカが製作したホラー映画。『サスペリア』、『インフェルノ』に続く、魔女3部作の完結編。

(* “魔女三部作”構想については、1977年製作のオリジナル版『サスペリア』の項で触れているので、そちらを参照のこと)

ストーリー[編集]

絵画修復の技術を学ぶためにアメリカからローマにやってきた研究生のサラ・マンディは、副館長のジゼルと共に墓地で発掘された壺を調べる内、骨やローブ、短剣などを発見する。それは「涙の母(マーテル・ラクリマルム)」と呼ばれる邪悪な魔女の遺物で、サラたちは世界制覇を企む魔女たちを現代に解き放ってしまう。周囲の人々が魔女たちに殺される中で、サラは亡き母と魔女の三姉妹との因縁を知る。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督:ダリオ・アルジェント
  • 製作総指揮:カーク・ダミコ
  • 製作:クラウディオ・アルジェント、ダリオ・アルジェント、マリーナ・ベルルスコーニ、ジュリア・マルレッタ
  • 共同製作:リー・ウィルソン
  • 脚本:ジェイス・アンダーソン、ダリオ・アルジェント、ウォルター・ファサーノ、アダム・ギーラッシュ、シモーナ・シモネッティ
  • 音楽:クラウディオ・シモネッティ
  • 撮影監督:フレデリック・ファサーノ
  • 編集:ウォルター・ファサーノ
  • 美術:フランチェスカ・ポッカ、ヴァレンティーナ・フェッローニ
  • 衣装:ルドヴィカ・アマーティ
  • 特殊メイク:セルジオ・スティヴァレッティ
  • 視覚効果監修:リー・ウィルソン
  • 視覚効果:アンセム・ビジュアル・エフェクツ
  • 本編日本語字幕:岡田壯平
  • 日本語吹替版:翻訳 橋本真砂子 演出 宇出喜美

各国のレイティング[編集]

過激な暴力シーンや性表現があるため、各国のレイティング事情に合わせて、98分(日本、アメリカ)、102分(ノーカット版)、90分(アルゼンチン)と、複数のバージョンが存在する。

  • イタリア:VM18(劇場審査)、VM14(再審査)
  • アメリカ合衆国:R(カット版)、未審査(ノーカット版)
  • 日本:審査予定(カット版)、未審査(ノーカット版)
  • イギリス:18
  • ドイツ:18(カット版)
  • アルゼンチン:18(カット版)
  • オランダ:16
  • オーストラリア:R
  • 日本でのキャッチコピーは「三度目の約束です。決してひとりでは見ないで下さい」であった。
  • 日本公式サイトには“Suspiria3”(サスペリア3)という英題が付けられている。
  • 同じく日本公式サイトに、小説家のよしもとばななと、綾辻行人がメッセージを寄せている。
  • 日本での劇場公開に当たっては、イメージ・キャラクターに杉本有美を起用。魔女に扮した杉本が、各種メディアで当作品のPRに臨んでいた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]