佐藤綾乃 (アイドル) – Wikipedia

佐藤 綾乃(さとう あやの[1]、1995年1月7日[1][2] – )は、日本の元女性アイドルであり、女性アイドルグループ『アップアップガールズ(仮)』[1][3]の元メンバーである。愛称はあやのん[2][4]。神奈川県出身[1][2]

幼少の頃より歌うことに興味があり、また、ダンスの経験もあった[5][6]。雑誌のモデルを目指していた時期もあったが[7]、中学2年生の時、学校の文化祭のステージでBuono!の曲(「ホントのじぶん」[6])を友達と一緒に歌ってから、Buono!・Berryz工房[注釈 1]の夏焼雅のようになりたいと思うようになり[7]、オーディション雑誌『De☆View』にハロプロエッグのオーディションの募集要項が掲載されているのを見て応募した[5][6]。同オーディションの歌唱審査でBuono!の「ホントのじぶん」を歌ったところ合格し[6]、ハロプロエッグ第6期生となった[8]

2009年3月、ハロプロエッグの新メンバーであることが明らかにされ[5]、同年4月4日・5日、横浜BLITZにて開催された「2009 ハロー!プロジェクト新人公演4月 〜横浜HOP!〜」で初お披露目が行われた。同期メンバーが1人いたが、お披露目後すぐにやめてしまったという[9]

2010年

2011年

  • この頃、研修課程を修了していた佐藤は雑誌のモデルを目指そうと考え、オーディションを受けようとしていたが、所属事務所よりアップフロントガールズ(仮)として活動しないかという提案があった[7]。佐藤は一旦「もうアイドルはやりたくないです」と所属事務所側に伝えたが、母親からの助言によりアップフロントガールズ(仮)として活動することにした[7]
  • 2月22日、K-POPカバーダンスグループ『UFZS』が結成され、そのメンバーとなった[12][13]
  • 3月9日、ハロプロエッグの研修課程を修了したことが正式に発表された[14]
  • 4月1日、アップフロントガールズ(仮)としてのブログ「アップフロントガールズ(仮)オフィシャルブログ」開始[4]。後にグループ名は『アップアップガールズ(仮)』に改名[15]。Buono!のようなかっこいいアイドルになりたいと考えていたが、アップフロントガールズ(仮)はそのようなアイドルではなかったため、やめようかと思ったこともあったという[6]。しかし、母親からの助言により活動を続け、それ以降のUFZSを含めた活動には満足している[6]

2012年

2013年

  • 7月に公開されたホラー映画『讐 〜ADA〜』で、主演・渡辺夕子役を務めた[20]。佐藤は元来演技に苦手意識があったが、主演に選ばれたことで「自分を捨てて全力で臨もうと」考え、同映画の撮影が進む中で「自分が自分じゃなくなっていく感覚」を覚え、同年夏以降に「煽り隊長」と名乗るようになるきっかけとなった[21]

2017年

  • 4月28日、アップアップガールズ(仮)オフィシャルブログで仙石みなみとともにアップアップガールズ(仮)卒業が発表され[22]、9月16日に同グループを卒業し、芸能界を引退した[23]
  • アップアップガールズ(仮)でのメンバーカラーは自身が大好きな色でもある紫[2][24]。2011年6月6日に行われた「アップフロントガールズ(仮)メンバーカラー決め大抽選会」にて決定した[25]。また、UFZSでの担当カラーも紫である[26]
  • アップアップガールズ(仮)の中での役割は観客を煽ること[27]。2013年の夏以降、自己紹介で『煽り隊長』と名乗っている[28]。元々観客を煽るようなことはしていなかったが「気持ちのスイッチが変わった」ことや、グループの中での自分自身の役割が何もなかったことから、煽りを担当することにしたという[27]
  • 尊敬する先輩はBerryz工房・Buono!の夏焼雅であるが[5]、2011年12月現在、まだ会話したことが無い[6]。また、2012年現在、矢口真里も尊敬する先輩で、理由は「小さいのにパワフルな動きに憧れ」を持っているからだという[29]

映像作品[編集]

  • 2009 ハロー!プロジェクト新人公演6月 〜中野STEP!〜(2009年9月)[30]
  • 劇場版ほんとうにあった怖い話3D(2010年11月5日) – 規格品番BWDX-1001
  • キューティー・ミュージカル「悪魔のつぶやき」〜アクマでキュートな青春グラフィティ〜(2011年1月19日)[31]
  • 讐 〜ADA〜(2013年8月21日、バップ)[32]

コンサート[編集]

  • 2009 ハロー!プロジェクト新人公演 4月 〜横浜HOP!〜(2009年4月4日・5日、横浜BLITZ)
  • 2009 ハロー!プロジェクト新人公演 6月 〜中野STEP!〜(2009年6月7日、中野サンプラザ)[33]
  • 2009 ハロー!プロジェクト新人公演 9月 〜横浜JUMP!〜(2009年9月23日、横浜BLITZ)[34]
  • 2009 ハロー!プロジェクト新人公演 11月 〜横浜FIRE!〜(2009年11月23日、横浜BLITZ)[35]
  • 2010 ハロー!プロジェクト新人公演 3月 〜横浜GOLD!〜(2010年3月27日、横浜BLITZ))[36]
  • 2010 ハロー!プロジェクト新人公演 6月 〜横浜HOP!〜(2010年6月5日、横浜BLITZ)[37]
  • 2010 ハロー!プロジェクト新人公演 9月 〜横浜STEP!〜(2010年9月5日、横浜BLITZ)[38]
  • 2010 ハロー!プロジェクト新人公演 11月 〜横浜JUMP!〜(2010年11月28日、横浜BLITZ)[39]

イベント[編集]

  • ハロプロエッグデリバリーステーション in 夏Sacas’09 Sacas Water Park(2009年7月24日・8月31日、赤坂サカス)[40]

舞台・ミュージカル[編集]

映画[編集]

  • 劇場版ほんとうにあった怖い話3D(2010年10月16日公開) – 「誰かいる」に出演[10][11]
  • 讐 〜ADA〜(2013年7月27日公開[43]) – 主演[20]・渡辺夕子 役[20][44]

テレビ[編集]

テレビドラマ[編集]

インターネット動画[編集]

広告[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 「ハロプロエッグってこんなに楽しい! 佐藤綾乃ちゃん(14歳)」『De☆View』2009年4月号、オリコン・エンタテインメント、2009年3月、 74頁。
  • 「UFZSとレッスン K-POPダンスの達人を目指せ!!」『女性自身増刊 K☆STAR LOVERS vol.2』10月1日号、光文社、2011年8月、 112-117頁。
  • 「アップアップガールズ(仮)」『D・GIRLS 〜ソーシャルメディアの踊り手たち〜』、玄光社、2012年4月、 60-81頁、 ISBN 978-4-7683-0370-2。
  • 「抜けがけサマータイム 佐藤綾乃(アップアップガールズ(仮))」『UTB』2012年10月号 vol.210、ワニブックス、2012年8月、 84-88頁。
  • 「7人が語る自分の成り立ち アップアップガールズ(仮)年表」『Top Yell』2012年11月号、竹書房、2012年10月、 96-99頁。
  • 土屋恵介「interview 佐藤綾乃」『RUN! アプガ RUN!(仮)』、音楽出版社、2013年5月31日、 176-177頁、 ISBN 978-4861711077。
  • 南波一海「IDOL INTERVIEW アップアップガールズ(仮)佐藤綾乃」『アイドル最前線2014』、洋泉社、2014年2月26日、 118-121頁、 ISBN 978-4-8003-0338-7。

外部リンク[編集]