早稲田大学大学院商学研究科・商学部 – Wikipedia

新11号館(2009年竣工)

早稲田大学商学部(わせだだいがくしょうがくぶ)は、早稲田大学が設置する商学部。早稲田大学大学院商学研究科(わせだだいがくだいがくいんしょうがくけんきゅうか)は、早稲田大学が設置する商学を研究する大学院商学研究科。

商学部、商学研究科、経営管理研究科(ビジネススクール)、ファイナンス研究科、商学学術院総合研究所を併せて商学学術院を構成する。

早稲田大学商学部は「学識ある実業家」を育成するために、「経営」「会計」「マーケティング・国際ビジネス」「金融・保険」「経済」「産業」のトラック制を採用している。

大学1年では、、ビジネスの基盤である経済の全体像を学ぶ「基礎経済学」、ビジネスの言語である会計データを理解するための「基礎会計学」、論理的思考力を養うための「基礎数学」、ビジネスを法律的な観点から学習する「ビジネス法入門」、分析力・解析力を強化するための「統計リテラシーα・β」を必修としている。

大学3年では、学生は自分の希望するトラックを選択し、専門教育科目演習(ゼミ)で、さらに専門的知識を身につけていく。 外国語科目は、英語、ドイツ、フランス語、スペイン、中国、朝鮮の6つの言語から2つ選択履修できる。

  • 1904年 – 専門学校令による大学となり、早稲田大学大学部に商科が設置される。明治大学商学部と並び専門学校令に基づく私学最古の商学部となる。
  • 1920年 – 大学令による大学となり、早稲田大学大学部は早稲田大学となる。商科から商学部へと改称。我が国最古の旧制大学商学部となる。
  • 1925年 – 専門学校令による大学部廃止。
  • 1938年 – 商学部校舎(旧11号館)竣工。
  • 1949年 – 新制大学となり、学部名が「第一商学部」「第二商学部」になる。
  • 1951年 – 旧制学部最後・新制学部最初の卒業式を挙行。大学院商学研究科を設置。
  • 1972年 – 第二商学部が社会科学部に統合されて廃止され[1]、再び学部名が商学部となる。
  • 1980年 – 商学部の入学試験の問題が流出する事件が発生(早稲田大学商学部入試問題漏洩事件)。
  • 2006年 – 旧11号館が約70年の役目を終えて閉鎖され、新校舎の建設が着工される。
  • 2009年 – 新11号館竣工。壁面にはアンモナイトの化石が複数存在している。

現在のトラック[編集]

  • 経営トラック
  • 会計トラック
  • マーケティング・国際ビジネストラック
  • 経済トラック
  • 産業トラック
  • 金融・保険トラック

早稲田商学部の学部棟は1938年に商学部出身者の寄附により建てられた「旧11号館」を起源とする。その後、70年以上の時を経て、2009年に「新11号館」が完成した。地上14階・地下1階の建物には最新の設備があり、大教室、閲覧室、図書室、会議室、ラウンジ、吹き抜けのアトリウム、PCルーム、などがある。現在、早稲田国際教養学部と共用で使用している。

※1949年から1972年まで設置されていた第一、第二商学部の出身者も記載してある。

政治[編集]

国政[編集]

地方[編集]

経済[編集]

研究[編集]

文学[編集]

漫画[編集]

芸能[編集]

マスコミ[編集]

アナウンサー[編集]

スポーツ[編集]

その他[編集]

  1. ^ 当然の事ながら、第二商学部の管轄事務所は現在も11号館商学部事務所であり学士も(第一)商学部と同じく「商学士」である。

外部リンク[編集]