ルイス・ロベルト – Wikipedia

Posted on April 26, 2022 by lordneo

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ルイス・ロバート

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はロベルト、第二姓（母方の姓）はモイランです。（Template:スペイン語圏の姓名）

ルイス・ロベルト
*Luis Robert*
シカゴ・ホワイトソックス #88
AAA級シャーロット・ナイツ時代（2019年）
基本情報
国籍	( キューバから亡命)
出身地	シエゴ・デ・アビラ
生年月日	(1997-08-03) 1997年8月3日（24歳）
身長体重	6′ 3″ ＝約190.5 cm 185 lb ＝約83.9 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	2017年アマチュアFA
初出場	2020年7月24日
年俸	$83,300,000（2020年から6年契約）^[1]
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
シエゴ・デ・アビラシカゴ・ホワイトソックス (2020 – )
国際大会
代表チーム	キューバ
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ルイス・ロベルト・モイラン（Luis Robert Moirán, 1997年8月3日 – ）は、キューバのシエゴ・デ・アビラ出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。

キューバ時代[編集]

2015年、2015 WBSC U-18ワールドカップのキューバ代表に選出された^[2]。同大会ではベストナインに選出された。

2013年から2015年までセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのティグレス・デ・シエゴ・デ・アビラでプレーした^[3]^[4]。2015年には打率.393、12本塁打、39打点、11盗塁を記録した。

2016年6月、キューバ代表としてカナディアン・アメリカン・リーグに出場した^[5]^[6]。11月、MLBでのプレーを目指してキューバからアメリカ合衆国へ亡命した^[7]^[8]。

2017年4月20日、フリーエージェントとして認定された^[9]。

プロ入りとホワイトソックス時代[編集]

2017年5月27日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、プロ入りを果たした^[10]。同日中に入団会見と始球式が行われた^[11]。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ホワイトソックスでプロデビュー。28試合に出場して打率.310、3本塁打、14打点、12盗塁を記録した。

2018年はルーキー級アリゾナリーグ・ホワイトソックス、A級カナポリス・インティミディターズ（英語版）、A+級ウィンストン・セイラム・ダッシュ（英語版）でプレーし、3球団合計で50試合に出場して打率.269、17打点、15盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグス（英語版）に所属した。

2019年はA+級ウィンストン・セイラム、AA級バーミングハム・バロンズ、AAA級シャーロット・ナイツでプレーし、3球団合計で122試合に出場して打率.328、32本塁打、92打点、36盗塁を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカンリーグ選抜に選出された^[12]。

2020年1月2日にホワイトソックスと2025年まで6年総額5000万ドル（以降2027年までの2年は球団オプション）で契約更新し、40人枠に登録された^[1]。シーズン開幕戦となった7月24日のミネソタ・ツインズ戦に「7番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー。この試合ではメジャー初安打を含む2安打を放った^[13]。その2日後の同カードで前田健太からメジャー初本塁打を放った。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2020	CWS	56	227	202	33	47	8	0	11	88	31	9	2	2	20	0	1	73	4	.233	.302	.436	.738
2021	CWS	68	296	275	42	93	22	1	13	156	43	6	1	2	14	1	5	61	4	.338	.378	.567	.946
MLB：2年		124	523	477	75	140	30	1	24	244	74	15	3	4	34	1	6	134	8	.294	.345	.512	.857

2021年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	中堅（CF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020	CWS	56	151	2	1	0	.994
2021	CWS	67	159	3	4	1	.976
MLB		123	310	5	5	1	.984

2021年度シーズン終了時
各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞

表彰[編集]

ルーキー・オブ・ザ・マンス：1回（2020年8月）
ゴールドグラブ賞（外野手部門）：1回（2020年）

記録[編集]

MiLB

オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2019年）

背番号[編集]

88（2020年 – ）

代表歴[編集]

2015 WBSC U-18ワールドカップキューバ代表
2016年の野球キューバ代表の北米遠征

^ ^a ^b Scott Merkin (2020年1月2日). “Robert, White Sox agree on 6-year deal” (英語) 2020年1月3日閲覧。
^ Better than Cespedes? Cuban phenom wowing scouts
^ Grandes Ligas observa al prospecto cubano Luis Robert Moirán
^ El mejor pelotero que quedaba en Series Nacionales podría estar fuera de Cuba
^ Cuba Sending Two Top Prospects To U.S. On Can-Am Trip
^ Who do scouts have their eyes on with the Cuban National team in town?
^ Luis Robert Leaves Cuba, With Clock Ticking Before New Rules Begin
^ Top prospect Luis Robert leaves Cuba
^ “Source: Cuban OF Robert cleared to sign May 20”. MLB. 2017年4月20日閲覧。
^ White Sox sign outfielder Luis Robert to a minor-league contract MLB.com White Sox Press Release （英語） (2017年5月27日) 2017年5月28日閲覧
^ White Sox sign Cuban OF prospect Robert MLB.com （英語） (2017年5月27日) 2017年5月28日閲覧
^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2018年7月6日). 2019年11月26日閲覧。
^ Kepler hits 2 HR, Twins power past White Sox 10-5 in opener

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ルイス・ロベルトに関連するカテゴリがあります。

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
Luis Robert stats MiLB.com （英語）
Luis Robert (@luisrobertm56) – Instagram

表話編歴シカゴ・ホワイトソックスロースター
投手	— ヨアン・アイバー（英語版） 83 タナー・バンクス（英語版） 70 ジェイソン・ビロウス（英語版） 39 アーロン・バマー 61 ライアン・バー 84 ディラン・シーズ 59 カイル・クリック 45 ギャレット・クロシェ 63 マット・フォスター 27 ルーカス・ジオリト 49 ケンドール・グレーブマン 31 リアム・ヘンドリックス 17 ジョー・ケリー 60 ダラス・カイケル 34 マイケル・コペック 58 ジミー・ランバート（英語版） 40 レイナルド・ロペス 33 ランス・リン 66 ホセ・ルイーズ 62 アンダーソン・セベリーノ（英語版） 67 ベネット・スーザ（英語版） 53 ジョナサン・スティーバー 23 ビンス・ベラスケス
捕手	24 ヤズマニ・グランダル 21 リース・マクガイア
内野手	79 ホセ・アブレイユ 7 ティム・アンダーソン 30 ジェイク・バーガー 12 ロミー・ゴンザレス（英語版） 5 ジョシュ・ハリソン 20 ダニー・メンディック 73 ヤーミン・メルセデス 10 ヨアン・モンカダ 32 ギャビン・シーツ
外野手	15 アダム・エンゲル 28 レウリー・ガルシア 51 アダム・ヘイズリー 74 エロイ・ヒメネス 18 A.J.ポロック 88 ルイス・ロベルト 25 アンドリュー・ボーン
監督・コーチ	22 トニー・ラルーサ（監督） 41 ミゲル・カイロ（ベンチコーチ） 26 フランク・メネキーノ（打撃コーチ） 37 ハウィー・クラーク（英語版）（打撃コーチ補佐） 52 イーサン・カッツ（英語版）（投手コーチ） 29 カート・ハスラー（英語版）（投手コーチ補佐） 8 ダリル・ボストン（一塁コーチ） 47 ジョー・マクユーイング（三塁コーチ） 38 ジェリー・ナロン（巡回インストラクター） 49 シェリー・ダンカン（アナリティクスコーディネイター） 98 ミゲル・ゴンザレス（英語版）（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2022年4月20日更新

表話編歴アメリカンリーグゴールドグラブ賞（外野手）
1950年代	57 ミニー・ミノーソ、アル・ケーライン、ウィリー・メイズ※ 58 ノーム・シーバーン、ジミー・ピアソール、アル・ケーライン 59 ミニー・ミノーソ、アル・ケーライン、ジャッキー・ジェンセン
1960年代	60 ミニー・ミノーソ、ジム・ランディス（英語版）、ロジャー・マリス 61 ジミー・ピアソール、ジム・ランディス（英語版）、アル・ケーライン 62 ミッキー・マントル、ジム・ランディス（英語版）、アル・ケーライン 63 カール・ヤストレムスキー、ジム・ランディス（英語版）、アル・ケーライン 64 ビック・ダバリーヨ（英語版）、ジム・ランディス（英語版）、アル・ケーライン 65 カール・ヤストレムスキー、トム・トレッシュ（英語版）、アル・ケーライン 66 トミー・エイジー、トニー・オリバ、アル・ケーライン 67 カール・ヤストレムスキー、ポール・ブレアー（英語版）、アル・ケーライン 68 カール・ヤストレムスキー、レジー・スミス、ミッキー・スタンリー 69 カール・ヤストレムスキー、ポール・ブレアー（英語版）、ミッキー・スタンリー
1970年代	70 ケン・ベリー（英語版）、ポール・ブレアー（英語版）、ミッキー・スタンリー 71 カール・ヤストレムスキー、ポール・ブレアー（英語版）、エイモス・オーティス 72 ケン・ベリー（英語版）、ポール・ブレアー（英語版）、ボビー・マーサー（英語版） 73 ミッキー・スタンリー、ポール・ブレアー（英語版）、エイモス・オーティス 74 ジョー・ルディ、ポール・ブレアー（英語版）、エイモス・オーティス 75 ジョー・ルディ、ポール・ブレアー（英語版）、フレッド・リン 76 ジョー・ルディ、リック・マニング（英語版）、ドワイト・エバンス 77 カール・ヤストレムスキー、フアン・ベニケス（英語版）、アル・コーウェンズ（英語版） 78 ドワイト・エバンス、リック・ミラー（英語版）、フレッド・リン 79 ドワイト・エバンス、シクスト・レスカーノ、フレッド・リン
1980年代	80 ウィリー・ウィルソン、ドウェイン・マーフィー、フレッド・リン 81 ドワイト・エバンス、ドウェイン・マーフィー、リッキー・ヘンダーソン 82 ドワイト・エバンス、ドウェイン・マーフィー、デーブ・ウィンフィールド 83 ドワイト・エバンス、ドウェイン・マーフィー、デーブ・ウィンフィールド 84 ドワイト・エバンス、ドウェイン・マーフィー、デーブ・ウィンフィールド 85 ドワイト・エバンス、ドウェイン・マーフィー、デーブ・ウィンフィールド、ゲイリー・ペティス 86 ジェシー・バーフィールド、カービー・パケット、ゲイリー・ペティス 87 ジェシー・バーフィールド、カービー・パケット、デーブ・ウィンフィールド 88 デボン・ホワイト、カービー・パケット、ゲイリー・ペティス 89 デボン・ホワイト、カービー・パケット、ゲイリー・ペティス
1990年代	90 エリス・バークス、ケン・グリフィー・ジュニア、ゲイリー・ペティス 91 デボン・ホワイト、ケン・グリフィー・ジュニア、カービー・パケット 92 デボン・ホワイト、ケン・グリフィー・ジュニア、カービー・パケット 93 デボン・ホワイト、ケン・グリフィー・ジュニア、ケニー・ロフトン 94 デボン・ホワイト、ケン・グリフィー・ジュニア、ケニー・ロフトン 95 デボン・ホワイト、ケン・グリフィー・ジュニア、ケニー・ロフトン 96 ジェイ・ビューナー、ケン・グリフィー・ジュニア、ケニー・ロフトン 97 バーニー・ウィリアムス、ケン・グリフィー・ジュニア、ジム・エドモンズ 98 バーニー・ウィリアムス、ケン・グリフィー・ジュニア、ジム・エドモンズ 99 バーニー・ウィリアムス、ケン・グリフィー・ジュニア、ショーン・グリーン
2000年代	00 バーニー・ウィリアムス、ジャーメイン・ダイ、ダリン・アースタッド 01 イチロー、トリー・ハンター、マイク・キャメロン 02 イチロー、トリー・ハンター、ダリン・アースタッド 03 イチロー、トリー・ハンター、マイク・キャメロン 04 イチロー、トリー・ハンター、バーノン・ウェルズ 05 イチロー、トリー・ハンター、バーノン・ウェルズ 06 イチロー、トリー・ハンター、バーノン・ウェルズ 07 イチロー、トリー・ハンター、グレイディ・サイズモア 08 イチロー、トリー・ハンター、グレイディ・サイズモア 09 イチロー、トリー・ハンター、アダム・ジョーンズ
2010年代	10 イチロー、カール・クロフォード、フランクリン・グティエレス 11 アレックス・ゴードン、ジャコビー・エルズベリー、ニック・マーケイキス 12 アレックス・ゴードン、アダム・ジョーンズ、ジョシュ・レディック 13 アレックス・ゴードン、アダム・ジョーンズ、シェーン・ビクトリーノ 14 アレックス・ゴードン、アダム・ジョーンズ、ニック・マーケイキス 15 ヨエニス・セスペデス、ケビン・キアマイアー、コール・カルフーン 16 ブレット・ガードナー、ケビン・キアマイアー、ムーキー・ベッツ 17 アレックス・ゴードン、バイロン・バクストン、ムーキー・ベッツ 18 アレックス・ゴードン、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア、ムーキー・ベッツ 19 アレックス・ゴードン、ケビン・キアマイアー、ムーキー・ベッツ
2020年代	20 ジョーイ・ギャロ、アレックス・ゴードン、ルイス・ロベルト 21 アンドリュー・ベニンテンディ、マイケル・A・テイラー、ジョーイ・ギャロ
※1957年のみ、両リーグ合同で選出。メイズはナショナルリーグ所属選手。投手捕手一塁手二塁手三塁手遊撃手

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キューバ時代[編集]

プロ入りとホワイトソックス時代[編集]

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