田中新正 – Wikipedia

田中 新正(たなか しんまさ、1950年 – )は、日本の臨床心理学者。臨床心理士。現在[いつ?]、大分大学名誉教授。日本心理臨床学会理事長を務める[1]
ダウン症児者への動作法に注力している[2][3]

岐阜県生まれ。成瀬悟策の指導を受ける。もともと成瀬に催眠を学ぶが、成瀬が創始した動作法の指導的立場も担う。

  • 1974年 3月 – 早稲田大学第I文学部 心理学科卒業
  • 1982年 3月 – 九州大学大学院教育学研究科博士課程 単位取得後退学
  • 1983年 4月 – 大分大学教育学部 助手
  • 1994年 4月 – 大分大学 教育学部 教授
  • 2016年 3月 – 定年退職 [4]
  • 日本心理臨床学会 理事・編集委員長、日本催眠医学心理学会 常任理事(編集委員長)、日本リハビリテイション心理学会【資格認定委員会評議員】等を歴任。
  • 『み(身)学事始』 自費出版 2016年2月
  • 『最新 心理学事典』 催眠・自律訓練法 平凡社 2013年12月
  • 『障害児・障害者心理学特論』放送大学教育振興会 2013年3月
  • 『心理臨床学事典』 催眠療法 丸善出版 2011年8月
  • 『臨床心理学』 「催眠と臨床応用 特集」 痛みの問題と催眠 第8巻 5号 金剛出版  2008年9月
  • 『現代のエスプリ別冊 教育心理臨床パラダイム 教育支援における自己コントロール法の活用』至文堂 2008年1月
  • 『「日本の心理臨床の歩みと未来」』現場からの提言「身体」から「身」の時代へ』  人文書院 2007年8月
  • 『イメージ療法ハンドブック』2. 催眠行動療法のリラックス・イメージ 誠心書房 2003年6月
  • 『暗示動作 現代のエスプリ「実験動作学」』 至文堂 2000年
  • 『書痙に悩むひとへの臨床動作法「臨床動作法の基礎と展開」』コレール社  2000年
  • 『第XIII章 催眠療法・動作療法』 臨床心理学大系 18巻 心理療法の展開 金子書房 2000年
  • 『イメージ療法と催眠療法 現代のエスプリ「イメージ療法」』 至文堂 1999年
  • 『ダウン症児のための動作法(基礎から学ぶ動作訓練)』 ナカニシヤ出版 1998年
  • 『スクールカウンセラーの実際』「触媒」としてのスクールカウンセラー 日本評論社 1996年4月
  • 『現代のエスプリ別冊 ―教育臨床動作法― ダウン症児のための動作法』 至文堂 1992年11月
  • 『現代のエスプリ ―催眠療法― 催眠療法から自己コントロール法へ』 至文堂 1992年4月
  • 『動作とこころ ダウン症児の動作訓練 ―適用と問題点』九州大学出版会 1989年2月
  • 『障害児のための動作法』7章 ダウン症児の動作訓練 東京書籍 1984年6月
  • 『催眠シンポジアムX ―イメージ療法― イメージを拒否されるに至った場面』 誠心書房 1980年6月
  • 『側臥位姿勢における読み作業に及ぼす課題提示方向と読みの方向』リハビリテイション心理学研究 38巻1号(pp1~8) 2011
  • 『痛みの問題と催眠』臨床心理学8巻5号(pp.679~682) 2008年9月
  • 『動作法によるダウン症乳児の早期指導』ふぇにっくす 62号(pp.4~7) 2004年3月
  • 『催眠療法を契機に著明改善をみた難治性逆流性食道炎の1例』児童青年精神医学とその近接領域 第44巻 第5号(pp.45~54)2003年12月
  • 『韓国人留学生と日本人学生の両親への心理的距離の比較研究』大分大学教育福祉科学部研究紀要 第25巻 第2号(pp.215~223) 2003年10月
  • 『集団行動に困難を持つダウン症児に対する動作法の効果』リハビリテイション心理学研究 2001年
  • 『学級イメージ法における障碍児の受け入れについて ―心理的位置と距離による分析―』 学術雑誌、再活心理学研究(韓国)6巻1号 1999年
  • 『ダウン症幼児への動作法による指導事例 ―初期歩行動作の指導効果について―』   再活心理研究(韓國) 5(1)(pp.9~20) 1998年2月
  • 『家族イメージ法による障害児家庭の家族関係』 福岡教育大学・障害児治療教育センター 年報 No.10(pp.81~87) 1997年3月
  • 『対人関係に問題を持つダウン症青年への動作法』 リハビリテイション心理学研究 No.21(pp.29~37) 1995年12月
  • 『ダウン症児の階段昇降動作に関する研究』 福岡教育大学・障害児治療教育センター 年報 No.8 (pp.55~61) 1995年3月
  • 『動作法による動作体験様式の構造図式』 大分大・教育・紀要 17(1)(pp.125~130)1995年3月
  • 『臨床・教育における動作法の展開 精神薄弱児(ダウン症を含む)に対して』  九州大学教育学部附属障害児臨床センター <研究紀要 第4巻>(pp.51~55)1994年1月
  • 『A CASE STUDY OF THE DOHSA-HOU FOR CHILD WITH DOWN’S  SYNDROME』リハビリテイション心理学研究 第18巻(pp.81~85)1992年3月
  • 『催眠と健康 催眠によるセルフコントロール』催眠学研究 第36巻 1号(pp.32~34)1992年3月
  • 『臨床動作法の適用 2. ダウン症児への適用』 心理リハビリテイション研究所(pp.8~15)1992年1月
  • 『精神薄弱児・ダウン症児への動作法の適用について』東海・北陸心理リハビリテイション <研究紀要 第8巻>(pp.1~24)1990年12月
  • 『ダウン症児の動作訓練』 脳性マヒ児の教育 No.71(pp.21~24)1988年12月
  • 『ダウン症児童の動作訓練』 リハビリテイション心理学研究 第16巻 (pp.57~63)1988年3月
  • 『動作療法 書痙の来談者へ ―自体感調整による自己コントロール― 』九州大学教育学部附属障害児臨床センター<研究紀要 第1巻 障害児臨床シンポジアム1> (pp.71~78)1987年4月
  • 『ダウン症児の動作訓練』リハビリテイション心理学研究 14巻 (pp.63~71)1986年3月
  • 『ダウン症候群への心理リハビリテイション・キャンプの試み』大分大学・教育・紀要(教育)8(1) (pp.69~79)1986年3月
  • 『シュヴルール振子暗示反応の情報処理分析(II)』催眠学研究 27巻 1.2号 (pp.4~10)1983年7月
  • 『情報過程分析からみたシュヴルール振子暗示反応』催眠学研 24巻 2号 (pp.51~56) 1980年10月
  • 『遊戯療法による遺糞児の一事例』九州大学教育学部紀要 24巻 1号 (pp.13~23) 1979年8月
  • 『催眠暗示による乗り物酔いの治療』九州大学教育学部紀要 22巻 2号 (pp.47~52) 1978年3月
  • 日本心理臨床学会会員 【監査・理事・業務執行理事(編集委員長)】 第33回(2014)春季大会大会長
  • 日本催眠医学心理学会会員【理事・常任理事(編集委員長)】 第46回(2000)大会大会長
  • 日本リハビリテイション心理学会会員【資格認定委員会評議員】 第2015年度学術大会大会長
  • 日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士
  • 日本臨床動作学会 臨床動作学講師
  • 日本リハビリテイション心理学会SV資格
  • 日本催眠医学心理学会 指導催眠士
  • 大分県特別支援教育推進検討委員会委員(委員長) 2006年4月 – 2008年3月
  • 第二次大分県特別支援教育推進検討委員会委員(委員長)2012年4月 – 2013年3月
  • 第二次大分県特別支援教育推進計画に関するフォーローアップ委員会 2015年4月 – 2016年3月
  • 大分県医療的ケア運営協議会委員(委員長) 2003年4月 – 2016年3月
  • 大分県心身障害児適正就学指導委員会委員  1986年4月 – 2005年3月、2014.4 – 2016.3
  • 別府市心身障害児適正就学指導委員 2001年4月 – 2010年3月
  • 大分県個別の教育支援計画」研究協議会委員 2004年4月 – 2006年3月
  • 大分県スクールカウンセラー 1992年9月 – 2008年3月
  • 大分県脳性まひ児者父母の会 顧問 1983年 –
  • 大分県ダウン症連絡協議会(ひまわり会)顧問   1983年 –
  • 大分県心理リハビリテイションの会 顧問
  • 大分いのちの電話 SV 1986年 –
  • 大分合同新聞福祉賞 1993年10月
  • 大分県教育功労賞  2010年11月
  • 日本リハビリテイション心理学会賞 2011年12月